オクレイマンとは、ゲーム配信者・うんこちゃんが同作品の実況プレイ配信において同作品内に存在する敵キャラクターの名前を取って命名したモンスターである。
配信上にて、作中の1000年4月1週から1004年11月2週までの間に存命し、うんこちゃんのモンスターファーム2実況配信において彼の最後の相棒として使命を全うした。配信上では「ボウリョク タマラン」「オレ オンナ マグワウ」などといった、片言でありながらも狂気を孕んだ言葉を喋るモンスターとしてキャラ付けされた。
攻撃の命中率を犠牲としつつもその驚異的な威力を武器とし、体力の高い敵も必殺のマッハパンチやドラゴンナックルによって圧倒していく。しかし、命中率というのは犠牲として決して安いものではなく、圧倒的な暴力を得意としていたオクレイマンも段々と必殺技の勝手の悪さや命中率の低さに苦しめられていくようになる。
命中率を高めるよう主張する視聴者たちとうんこちゃんとの間に生じた軋轢も段々と深まっていき、配信はどんどんイバラの道へと踏み込んでいく。しかし、長きに亘る苦難を乗り越えたオクレイマンはついに最強の必殺技「フジヤマ落とし」を習得。ガッツの消費が激しいことから発動可能回数は2回に限られ、両方とも回避されれば自身の敗北が決定してしまう決死の必殺技でもあるが、生まれ変わったオクレイマンはこれを武器にあらゆる敵を一撃で打ち負かし、多くの大会で優勝を勝ち取っていく。
しかし、次に立ちはだかった最大の敵は寿命であった。オクレイマンは寿命が近くまで迫る極限の状態でも決して諦めず次々と強敵を一撃で打ち負かしていく。そうした死闘の中で、やがてオクレイマンはSランク大会に出場し、次の大会を翌日に控える中で「拳を高く突き上げ絶命する」という余りにも雄々しい最期を遂げていった。
あまりにも劇的な展開を見せていったキャラクターであったため、今でもうんこちゃんの配信史において信者衛門から高い支持を受けている。こういったことから、うんこちゃんの配信を代表するキャラクターとしてニコニコユーザーチャンネル「UNKチャンネル」ではオクレイマンの美しい肉体がチャンネル名を象りトップページを飾っている他、うんこちゃんを題材にして制作された動画作品でも登場することが非常に多い。
うんこちゃんがまだ「ひやぞー」というモンスターをパートナーとして配信していた際、BLUE SKY CUPにて運命の出会いを果たす。
ひやぞーは敵の攻撃を避け続けるスタイルだったが、オクレイマンの圧倒的な暴力を前にはその攻撃を回避することも叶わず、なんと三度もの敗北を喫してしまう。激戦の末になんとか勝利を収めたが、その「オクレイマン」という圧倒的な存在はうんこちゃんの脳裏に強烈な印象を焼き付けていった。
その後パレパレジャングルにて「ワンパン」と名乗るオクレイマンと思しきモンスターが現れたことによりうんこちゃんは衝撃を受けるが、以降オクレイマンがひやぞーの前に姿を現すことは二度となかったのであった・・・
ひやぞーとの物語から十日。うんこちゃんがひやぞーに代わる新たなパートナーを探していた時のこと。韓国人のCDを用いた円盤石再生の儀により奇跡の再会を果たす。命名「オクレイマン」。うんこちゃん曰く、オクレイマンのお母さんから預かったとのこと。好きなものは寝ること、嫌いなものはジャガもどきという食べ物だった。
オクレイマン「オレモ・・・イク・・・!」
うんこちゃん「アナザーストーリーが今、始まる」
その並はずれた能力により、初の公式戦で軽々と4連勝。そして残す最後の一戦にて、ついに敵のオクレイマンと対峙する。「記録にも記憶にも残るオクレイマンになる、俺は。お前を倒してな・・・おめばぶっ倒してなぁ!!」と気迫を見せ、どちらが本物のオクレイマンかを勝敗によって決めようとするうんこちゃん。懸命に努力するが、努力は報われなかった。
2大大陸対抗戦への出場を賭けたグレードD選抜大会に向け、「デル」と一言に出場の意思を固めたオクレイマンだったが、結果は敗退。4年後の大会でのリベンジを心に誓った。
バックナックルという強力な技を修得し、公式戦では全勝によって優勝を修め、Cランクへと駒を進めるのであった。
オクレイマン、1歳を迎える。気のせいか、大きくなっているように思えた。
Cランク初の公式戦第2試合目、兄・レックネンと拳を交える。結局、惜しくも2位という結果となってしまった。
一度は優勝を逃した公式戦だったが、修行により新技・マッハパンチを引っ提げ再チャレンジ。再び兄・レックネンと戦うが・・・。また、今大会も2位という結果。さらなる技を求め、オクレイマンは過酷なトレーニングに身を投じるのであった。
修行の末、ローリング逆水平を会得し、肉体も強化されたオクレイマンは見事3度目にして公式戦優勝を飾った。が、そこには兄の姿はなかった・・・。
ここでオクレイマン、2歳の誕生日を迎える。またその直後、修行によりドラゴンナックルを修得。「命中が低くても一発当てればいい」というスタイルを確立し始める。公式戦でもそのポリシー通りの戦いを見せたのだった。
「A行こう。Bとか弱すぎるわ」
カウレア火山へと修行に赴くオクレイマン。そこに待ち構えるは姿を消した兄の霊であった。新技・サムライキックを駆使し、無事にその魂は成仏したのであった。
そんな折出場した公式戦だったが、あえなく敗退。オクレイマンはAクラスの洗礼を受ける。
3歳になり、成長期によりグングン成長するオクレイマン。ただひたすら純粋に、力だけを求める姿がそこにあった。その後2回の公式戦敗退を経て、最終奥義・フジヤマ落としを修得し、足りなかった最後のピースが揃った。
「うーん・・・・・・」「オクレイマン どうも最近調子が悪いみたいなんだ」「ちょっと引退のことも考えてみないとね・・・」
「そんな悲しいこと言うんじゃねえよ!!オクレイマンまだやれるんだよ!!!」
「絶対オクレイマンは殺さない・・・!」
フジヤマ落としの圧倒的攻撃力でAランクは一掃。物語はクライマックスへと突入する。
オクレイマンは遂に4歳を迎える。4年越しのリベンジ・2大大陸対抗戦への出場を考えるが、オクレイマンの寿命は残りわずか。視聴者は冬眠を提案するが、うんこちゃんは頑なに拒否。その想い通じてか、オクレイマンは無事にグレードS選抜大会に出場。フジヤマ落としによる一撃必殺はSランクでも健在。全勝でSランク代表に選抜される。
大陸対抗戦、2勝2敗で命運は大将・オクレイマンに託された。対戦相手はモンスターファーム2最強と名高いアキレールだったが・・・
2大大陸対抗戦も終わり、オクレイマンはSランク公式戦を最後のステージにすることを決意。そこに父・オルドーフが待ち構えているとも知らずに・・・。
「オクレイマン、来週だからな!」
扉を開けるとそこにあったのは死してなおファイティングポーズをとり続けるオクレイマンの姿だった。享年4歳7カ月。
当初彼の好きなものは「寝ること」だったが、いつしか「うんこちゃん」に変わっていた。最終戦績は62勝・28敗・35KO、ランクSであった。
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最終更新:2024/12/22(日) 15:00
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