スペルカードストライクとは、「不思議の幻想郷」シリーズを制作した同人サークルAQUASTYLEによって制作された東方projectの二次創作カードゲームである。
コミックマーケット86で第一弾スターターデッキ「ハクレイレッド」、「コチヤグリーン」が頒布されスタート。
形式自体は一般的な1対1のカードゲームであるが、5×4のステージにストライカー(キャラクター)を召喚し、ステージを移動させ攻撃やスペルカードの宣言を行うというボードゲーム的な要素(開発曰くモンコレに影響を受けたもの)を含む他、他のカードゲームのように「モンスター」「魔法」、「クリーチャー」「呪文」といったカードの区別が無く、デッキに入れられる50枚の「スペルカード」がステージに出す「ストライカー」としても、ストライカーに使用させる「スペルカード」としても使えるといった特徴を持つ。更に、ターンの最初と最後に手札を任意の枚数捨てた上で上限枚数(基本は6枚)まで引くという最強のドローソースというべきルールが存在するためハンドアドの概念が薄く毎ターン全力の攻防を求められるというアグレッシブなゲーム性になっている。
流通量が限られる同人作品であるためスターター、ブースター問わず封入内容・枚数は固定であり、(「蒼天穿つ一閃」、「夢想の彼方」を除けば)1箱購入で全てのカードが必要分手に入る。
プレイ人口の限られる同人カードゲームにとってはありがたいことに、このカードゲームはオンラインに対応している。公式ページ
からアプリケーションをダウンロード、インストールし、ライセンス登録をすることで遊ぶことができる。実際のデッキを購入した場合、封入されているシリアルコードを入力することで収録されている全てのカードがオンラインに対応しデッキを組めるようになるとともに、体験デッキが収録されているため、製品を購入していなくてもそれを使ってプレイすることができる。(デッキの編集は不可能)
1.51枚のスペルカードと1枚のオプションから成る52枚のデッキを用意する。(同名カードは3枚まで)
2.下表のような4×5の位置関係が分かるプレイマットを用意する。(推奨、各デッキに付属)
3.デッキをシャッフルし、山札として裏向きで自分の場に置く。
4.上表のゲートエリア(自分から見て下側の赤のエリア)にエースとなるスペルカード1枚とオプションを伏せて置く。
5.先手、後手を決める。
6.山札からカードを6枚引き、手札とする。
お互いのプレイヤーは、1ターンにつき以下の4つのフェイズを順に行う。
自分のターンの準備フェイズ。ストライカーを全て未行動状態にし、手札を任意に捨てた後上限まで引き直す。
ストライカーを行動させるフェイズ。以下の行動を任意に行うことができる。
(お互いのプレイヤーは第一ターンのこのフェイズを行えない。)
未行動状態のストライカーを隣接している空きエリアのいずれかに移動させる。
移動したストライカーは行動済みにするか、続けて以下の宣言のいずれかを行うことができる。
未行動状態のストライカーで、そのストライカーの攻撃範囲内の敵ストライカー1体に攻撃を行う。
この時、攻撃対象を攻撃範囲に含んでいれば他の未行動状態の味方ストライカーも同時に攻撃できる。
攻撃に参加したストライカーを全て行動済みにし、POWの合計分のダメージを敵に与える。
手札のAスペルカードを使用する。使用するスペルカードと宣言を行うストライカーを決め、コストを支払うことで宣言を行う。
ストライカーが持つアビリティを使用する。使用するアビリティを決め、コストを支払うことで宣言を行う。
宣言が行われた場合相手プレイヤーはストライカーにスペルカードやアビリティ宣言を行わせることで宣言の打消しやカウンター、パンプアップなどによりそれに対抗することができる。これは互いのプレイヤーが続けてパスするまで続き、後に宣言された効果から解決していく。
ストライカーの召喚、退場を行うフェイズ。
相手のターンに向けての準備フェイズ。手札を任意に捨てた後上限まで引き直し、ストライカーを全て未行動状態にする。その後、相手のターンに移行。
ターンを繰り返す内、
1.スコアを15以上得る(ストライカーを撃破するか相手がスコアコストを払うことでスコアを得る)
3.相手のデッキが0枚になる
これらのいずれかを満たすことで勝利となる。基本的には1を満たすことになるだろう。
このゲームで主に使うカード。ステージ上に召喚することで「ストライカー」としてプレイヤーの駒として働くとともに、手札から「スペルカード」として使用することで攻防を助ける。
カードの見方についてはこちら
を参照(当ページではアイコン類の解説が困難なため)
ゲーム開始時にステージに配置させるストライカーに装備させておくカード。これを装備しているストライカーはエースと呼ばれる。装備によりステータス補正や様々なアビリティを得る。
掲示板
5 ななしのよっしん
2017/08/17(木) 20:41:02 ID: zNkQkfwCkT
6 ななしのよっしん
2019/11/15(金) 10:39:16 ID: Q57LjRnsWm
すごく楽しいゲームではあったけど欠陥も多くて
たくさん売れてはやっていたとしても寿命は短かったと思う。
カードの処理がリアルではやる気が起きないくらい複雑だったり
その割にルールはシンプルだから似たような能力のカードばかり。
ユニットの命が重すぎて小型ユニットですら1枚死んだら立て直すことが不可能な場合も多かったりとか。
リアルでするには場所使いすぎとかいろいろね。
(配置マス5*5 墓場 山札 処理中のカードを置く広めの空間)
でもカウンターのやり取りは楽しかったしオンラインもそれなりに人はいたのに
実質打ち切りになってしまって悲しい。
いまだに続きを待っている人すらいるのだから終了ならそう宣言してほしい。
もしくはもう少しに詰めて買い切り式の対戦カードゲームとして出しなおすとかさ。
7 ななしのよっしん
2022/11/13(日) 03:50:13 ID: kwluDKEXgw
ふと思い出して書き込み。
東方二次創作では抜群に綺麗なイラストで対戦もカウンターの打ち合いで楽しかった。シンプルなルールだから後半に登場したカードは殆ど使えない。というよりインフレを恐れてあえて弱いカードを刷ったのかなって印象。リアルでは汎用集めるために複数買い必須でデッキ作るのが大変。ネット対戦も部屋建て必用で外部SNSないと対戦出来ない。まぁ二次創作としての限界を感じたね。
ただ俺は今もコレクションとして20デッキくらい保管してるし咲夜の世界18枚くらい花鳥風月再録ないから白黒3セットくらいは買った。対戦部分は本当に面白いし東方好きとしては一生大事に取っておくつもりだよ。公式には終了のお知らせでもいいから触れてほしいね。終わり。
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最終更新:2025/12/16(火) 16:00
最終更新:2025/12/16(火) 16:00
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