ツクヨミ(【推しの子】) 単語

ツクヨミ

2.6千文字の記事

ツクヨミとは、漫画【推しの子】』に登場するキャラクターである。

声優木野日菜

概要

原作赤坂アカ作画横槍メンゴによる漫画作品『【推しの子】』内に登場するキャラクター

色素の薄そうな・瞳をした幼い少女の姿をしており、い襟のついたを着ている。一人称は「あたし」。

薄い笑みを浮かべつつ、年齢不相応な底の知れない言葉を投げかけてくるが、「いけないんだよ そういう事しちゃ」などと「わざと子供ぶるような」言葉遣いをすることも。

ネタバレ注意

下記には『【推しの子】』のネタバレを含んでいます。
原作十話orアニメ1話を見てから閲覧することを勧めます。

神様はきっと優しいよね

の意味でを得られなかった2人と
い子を産んだ母親
導いてあげた

もしかしたら
それ以上の意味があるのかもだけど

第七十五話のラストシーンで、上記の独白を語りつつカラスたちとともに初登場した。「の意味でを得られなかった2人」とは「星野アクア前世である雨宮吾郎」と、「星野ルビー前世である天童寺さりな」の事であると思われ、また「い子を産んだ母親」とは、アクアルビー双子となった星野アイのことであると思われる。

第七十九話では、雨宮吾郎が亡くなっていたことを知って絶望している星野ルビーの前に現れ、雨宮吾郎星野アイの双方の死を仕組んだ黒幕が居ることを示唆し、ルビー復讐を決意するきっかけを作った。ちなみに、この少し前の第七十七話で星野ルビー雨宮吾郎遺体を見つけてしまった場所は「カラスルビーの持ち物を奪って逃げたため、それを追いかけていった先の洞窟」である。この少女カラスを使役できるとすれば、「ルビーによる雨宮吾郎遺体発見」をお立てしたのも彼女だったのかもしれない。

十八話ではアクアの元を訪れて、「アイは崩れてしまっており生まれ変わったりはしていない」ことを語った。この話をアクアにするのは初めてではないらしく、アクア彼女に対して「消えろ疫病神 お前の言葉は何一つ聞きたくない」と嫌悪感を滲ませた返事をしている。

さらに第二十一話では、天童寺さりなとその過去について物語調に独白し、ルビー現在幸せそうな姿をにして絶望する光景背景に「めでたしめでたし」と結ぶ。

どん底にあったルビーの精神は、第十三話にてアクアルビーに対して自分の前世の事を初めて告白することで立ち直るのだが、その様子をカラスを通して観察しつつ「でもそれは悪手だよ」とアクア行動を批評するような不穏な言葉をいた。

複数のカラスとともに現れるが、カラスの視界や聴覚を共有しているかのような描写がなされている。また、「当事者二名以外は知らないはずの、星野アクア星野ルビー転生者であることを知っている」「星野アイがどうなったのかについて把握している」など、不可解な知識も持っている。「アクアルビー転生」以外にオカルト要素が乏しく基本的には現実社会舞台としている『【推しの子】』において、明確に自然的な存在であることが示唆されているしいキャラクター

正体は不明だが、『【推しの子】』のファンの間では、「芸能女神天鈿女命」(アメノウズメミコト)、またはその族や使いではないか?」といった憶測も語られている。第七十四話において、「宮崎県高千穂の荒立神社られている、日本神話に出てくる女神」として天鈿女命に関する話題が出た時に星野アクアが(よく… 知っている)と意味深な言葉を胸中でつぶやいており、その次話である第七十五話でこの少女が初登場したため。しかし第二十七話にて登場した際「芸能は私のるところじゃない あくまで私は月の光と共に人を導き運命」と何かしら言いかけていたため、天鈿女命であるという可性は少なくなったか。

二十八話で「ツクヨミ」という名前が登場しており、上記の台詞と合わせて考えると日本神話の神である読命(ツクヨミミコト)、もしくはその族・使いといった可性も?

だが、この「ツクヨミ」はあくまで「芸名」であるようで、本名は作中で登場していない。「ツクヨミ」という芸名すらも登場したのが遅かったので、それまでファンは様々な仮称で呼んでいた。上記のように星野アクアが「疫病神」と呼んでいたため、それに倣って「疫病神」や「疫病神ちゃん」と呼ぶむきもある。他に「少女」なども。『【推しの子】』は海外ファンも多い作品だが、英語圏では「Crow Girl」(カラス少女)などと呼ばれているようだ。

作中の台詞などではないが、雑誌連載時、第七十五話のラストページのハシラに記されたアオリ文では「◆〝神話〟…子供――。」と、「子供」と呼称されていた。また第十八話の冒頭部のアオリ文では「不思議子供が、アクアの元にも――。」と、また第二十七話のラストページのハシラに記されたアオリ文では「◆〝不思議子供〟は実在する者!?」と、「不思議子供」と記載されていた。

ちなみに、『【推しの子】』のアニメ版第1期エンディング主題歌である『メフィスト』の楽曲終盤にある「さあ星の子たちよ よく狙いなさい」という歌詞(※テレビアニメ版では歌われない箇所)について、「歌詞執筆時点で明確に意図していた訳ではなく後から気づいたことだが、この少女視点からの歌詞になっている」と制作者側から表明されている[1]

関連リンク

関連項目

脚注

  1. *アイドルの「ほんとはね」と、その裏にあるカルマまで描く意義―『【推しの子】』ED主題歌、女王蜂「メフィスト」地獄のアイドル・ぁゔちが語るアヴちゃんの叫び – リスアニ!exit より
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