トラファルガー・ローとは、漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターである。
ハートの海賊団船長。シャボンディ諸島に集まった11人の超新星の一人で、超新星たちの中ではユースタス・キッドとともにメイン級の扱いを受けている。懸賞金2億ベリー。
ファー状の帽子と顎鬚が特徴。「死の外科医」の異名を持ち、億越えとしての戦闘力はもちろん医術にも長けている。他人を「麦わら屋」、「ユースタス屋」のように「~屋」と呼ぶ癖がある。
能力による脅迫や切断行為のせいか、物騒な噂や肩書きがついてまわるが、実際は冷淡で無愛想な言動のなかに、熱い意思と不器用な優しさを秘めた男。サンジと飯のことで喧嘩をはじめたり、ユースタス・キッドの言動に対抗意識を燃やし海軍との一戦に交わるなど、少々子供っぽい一面もある様子。
オペオペの実の能力者で、一定範囲に円(ROOM)を発生させ、内部の人間の身体の一部、精神、物体を別の物と入れ替える能力を持つ。そのほか、接触物への電気ショック、対象者の外科手術など、手術に関連する多彩なスキルを持つ。但し、この能力を活かすには医術に関する膨大な知識を必要とし、使用の際に体力を激しく消耗するという難点がある。かつてある難病に悩まされたこともあって、持久力に乏しく、ただで負けたりはしないものの、よく倒れる。また、すべてが円を発生させる1拍子が必要な技ばかりではないのだが、武装色の覇気と六式を高い錬度で併用するというえげつない肉弾兵器・ヴェルゴや、少ないテンポで他の七武海クラスと遜色ない連打を行うドフラミンゴなどと渡り合うには、少々扱いづらい能力でもある。
「悪縁も縁」という理由でマリンフォードまでルフィを助けに来たり、ルフィの麦わら帽子を眺めて何か考えているシーンがあったりと、何かと謎の多い人物である。一時はロー=サボという説もあったが、SBSでローの子供時代の絵が描かれたことでほぼ否定されている。
2年後は王下七武海の一人となっており、パンクハザード島にて姿を現す。懸賞金は元4億4000万ベリー。四皇の一角であるカイドウを落とすために麦わらの一味と同盟を組むが、ルフィの行動に振り回されている。なお、一般的な同盟は共通の目的のみに協力し合う関係を言うが、ルフィの言う同盟は友達みたいなもの、である。
カイドウを落とす作戦は成功率は本人曰く三割ほどであり、まずはパンクハザードで研究をしているシーザーをとらえ、パンクハザード内の設備を破壊。さらにドレスローザに行ってドフラミンゴを失脚させ、ドレスローザ内の施設を破壊。破壊する施設はカイドウが欲しがっている人工悪魔の実の材料や製作設備であるため壊してしまえば作ることが出来なくなってしまう。
シーザーをとらえドフラミンゴに失脚しろと脅しをかけ、作戦としてはドレスローザでシーザーを引き渡すだけとなったが、ローやそれに付き添っていたサンジ、ナミ、ブルック、チョッパーは罠にはまってしまう。殺されそうになる中、ローはサンジに「目的はカイドウのはずなのにドフラミンゴにお前こだわりすぎてねえか?」と指摘される。こだわりすぎてしまう理由は後に語られることになるが、それを聞いたローは同盟を一旦解除。海軍大将である藤虎とドフラミンゴを両方相手にするが倒れ、ルフィの目の前で撃たれてしまい、さらわれる。
捕らわれたローであったが救助に来たルフィによって助けられる。そしてローは自身の過去を語った。
自らの過去を語り、ドフラミンゴとの因縁も右折平曲あって決着をつけた後はゾウに向かい、そこで自分も麦わら一味も知らなかったカイドウのある一面を知ることになる。
ゾウ編時点で総勢20名。女性の船員もいる。麦わら海賊団・ハイルディン巨兵海賊団ほどではないが、結構数が少ない。
ローの単独行動中、麦わらの一味と海賊同盟を結ぶ。しかし、ローの考える『同盟』とは若干違った形になってしまっている模様。
また、船員の中には、この同盟に対してあまり良くない感情を持っている者や、ローたちともルフィたちとも少々距離をとっている者もいる。
アニメ版にてローを演じる神谷浩史氏だが、実はワンピースのTV放映記念すべき第一回にモブ役(海賊A)として出演していた過去がある。本人曰く「成り上がりですよ。海賊Aから王下七部海ですよ!」とのこと。
ちなみにドフラミンゴの配下であるべラミー海賊団の航海士や、ドフラミンゴの能力のおもちゃにされる海軍将校の役もやってたりする。そんな彼が演じるローがやがてドフラミンゴと対決するに至るとはとなんとも奇妙な縁である。
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最終更新:2024/12/18(水) 14:00
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