『ネガティブ・キャンペーン』とは、否定的な情報を故意に流して中立派・情報弱者を誘導させる戦法の一つである。『ネガキャン』の略語が有名。またネガキャンの内容はネガティブの意味の通り、否定的、マイナス要素を指すので事実や憶測でもネガキャンに該当する。虚偽の内容である場合ネガキャンかつデマであるということになる。
ネガキャンという略語はこの他にネガティブ・キャンバー(タイヤの下方がボディの外側に傾斜している車輪位置のセッティング)として使われる。
インターネットにおけるネガキャンは、様々な分野で使われる用語である。
対立候補を貶め、相対的に自候補を優位に立たせようとするのは選挙戦術の一つとされている。
スポーツカテゴリを扱う掲示板では、否定的な要素を羅列する書き込みに該当される。
他チームファンによる工作もあれば、自チームファンが自暴自棄になって書き込んでるケースもある。
オンラインゲームでは、自勢力に対するネガキャンが行われている。自勢力がダメな物である事を浸透させ、自勢力に有利な仕様変更を加えさせる為に行われる。以前は成功する事例は少なく踏んだり蹴ったりで終わる事が多く、FF11の赤魔道士が成功例に上げられる程度であった。
近年の例ではドラクエ10関連が非常に有名。これはドラクエ10の開発が提案広場と呼ばれるプレイヤー同士でゲームをよくするための意見を出し合う場所の意見を積極的にゲームに反映していくというゲーム設計が大きな理由となっている。
声が多ければ多いほどその要望が受け入れられる確率が高く、前述のゲーム設計によって意見が受け入れられやすい環境が整っているため、サービス開始時から戦士、魔法使い、武闘家、バトルマスターなどアタッカーどうしで、自分の職が弱くなると必要以上に自分の職を扱き下ろして強化を願うネガキャン合戦が活発に行われている。
ヒーラーである僧侶だけは弱体化されると全ての職の人間が損をすることになるため、僧侶へのネガキャンはほとんど行われていない。
ヴァージョンアップが可能なアーケードゲームであれば、上記同様に特定キャラやカードが強い、もしくは弱いを声高にアピールして使用者を増減させ、次ヴァージョンの際に変化の期待を促す行為(『三国志大戦』『戦国大戦』など)。
ゲームカテゴリのそれでは、新作に対する批判・バグなどの報告を鬼の首を取ったかのように騒ぎ立てる書き込みを含めネガキャンと扱われる。特に2ちゃんねるのハード・業界板では新作が出るたびに単独でスレッドを立てては騒がしくする輩が存在する。
現在はゲーム好きのネットユーザーをエサに、美味しい思いをしている通称『ゲハブログ』と呼ばれるサイトが目立つ。新作ゲームのたいした欠点にあたらない部分でも、致命的欠陥かの如く誇張しネガキャンさせ、そのブログ内で紹介した動画にアクセス特攻するネガキャン荒らしが横行する事態となった。
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最終更新:2024/04/25(木) 18:00
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