ハンバーグ師匠とは (ハンバーグシショウとは) [単語記事]

ハンバーグ師匠とは、お笑いコンビ「スピードワゴン」のツッコミ担当である井戸田潤が持つピン芸及びキャラクターである。

それじゃまず鉄板概要100gから！

テレビ朝日のお笑い番組「笑いの金メダル」のコーナー「ワンミニッツショー」に出演した際、アドリブで「俺だよ俺！ハンバーグだよ！」と叫んだのがキャラクター誕生のきっかけ。以前にライブでウケたギャグだったため、コーナー内でスベりまくっていた（井戸田曰く「腹切るくらいスベった」）本人は起死回生で放ったが、結果もっとスベってしまった。

あまりにスベったため、ひな壇に帰ってうなだれていた井戸田に、周りの出演者が「あれだけスベったのに、ひな壇に帰ってきて座っていられる。お前、師匠だな。」「よっ、師匠！」とイジったことからそのキャラクターが誕生した。

誕生初期は、相方である小沢一敬が「ライス坊や」というキャラクターで一緒に登場し、「この街に、ハンバーグ師匠が帰ってきた！」とハンバーグ師匠を呼び込むという形をとっていた。しかし、ネタが始まるとただ横で見ているだけというスタンスだったため「俺、いらないよな」と思ったことから、現在の井戸田のみのピンスタイルとなった。

また、番組「お笑いジャッジポイント」では佐々木優介（磁石）が弟子のミートボールボーイとして登場している。

どんどん行くぞ、続いて芸風200gだ！

つかみ
容姿はカウボーイのような格好で、右側にナイフを左側にフォークを備えている。つかみは、
「この街も変わらねぇな。・・・どうした、付け合わせのミックスベジタブルを見るような目で俺を見やがって。忘れちまったか、俺だよ俺…」
「ハンバーグだよ！」と、始まる。
ネタ
「アツアツの鉄板ジョーク」と言って、必ずハンバーグ料理のネタを披露。
100g→200g→300g・・・と1ネタ毎に100gずつ増えていく。
ハンバーグに関するダジャレ、ジョークをかまし、
＼デェェェェェェェン／という効果音の後に
「ハンバァァァァグッ！」と叫び、1ネタが終了する。
締め
アントニオ猪木風に「元気ですか！」と叫び、
「ご唱和くださいっ！
7
8
9
ジュ～・・・・（10）」と言って終了する。
バリエーション
グラム外のネタとして、
ネタの途中に決め音の＼デェェェェェェェン／が鳴ってしまい「ハンバァァァァグッ！」を言わざるを得なくなる『フライングハンバーグ』
銃声とともに倒れるも胸元から穴の開いたハンバーグを取り出して『また　コイツに助けられたぜ』
ニンテンドーDSが流行した2007-08年頃にはＤＳにあやかって『ＤＳ＝デミグラスソース』
2014年限定で『今年は西暦二千ジューシー！』などがある。
また、つかみや締めは
「どうした、『クレソンって本当に食べれるんですか？』みたいな顔しやがって」
「どうした、『今日のマッシュポテト、いつもより固いな』みたいな顔しやがって」
「元気ですかッ！フォークがあればハンバーグが食べれる！ご唱和ください！」
「元気ですかッ！どうでしたか今夜（今回）のジョークの焼き加減は！ご唱和ください、いくぞッ！」
など数パターンある。
その他小ネタなど

一人称はつかみの段階は「オレ」だが、ネタ中は「ハンバーグ」である。
初期のハンバーグ師匠は「ハンバァァァァグッ！」と絶叫するのではなく、早口ぎみに小声で「ハンバーグ↑」とつぶやいてドヤ顔を晒し、顔面アップと共に＼ドーーーン／という決め音が鳴るスタイルだった。
笑金にてハンバーグ師匠が華々しくデビューした直後（約2週間後）、冠ラジオのスピードワゴンのキャラメル on the beach、2007年 2月第三週放送回にて早くも「ハンバーグジョークが上手く作れないんです」とカミングアウト、「リスナーの皆さんにハンバーグジョークを作って頂きたい、じょうずに焼き上げて頂きたい！」と、あろうことかリスナーからネタを募集（正確には買取り）した経緯がある。（小沢いわく「この店品切れ早い」「ジュンが迷ってるの感じられる」、集まったネタに対しても「焼き加減ナマ煮えのやつばっか」）
小沢扮するライスはハンバーグ師匠とは真逆の超ローテンションで登場することが多く、｢どした？お前、テンションが半ライスだな。大盛り（全盛り）で来い！｣と発破かけるのがお決まりとなっていた。
決め音の＼デェェェェェェェン／が使用できないとき（屋外ロケなど）はヴィブラスラップを持参し、自ら＼カァーッ／と鳴らしながら「ハンバァァァァグッ！」と絶叫する場合もある。
ガストの「チーズINハンバーグ」が1000万食を突破した際、井戸田と小沢は2010年 2月16日に行われた『ガストチーズ IN ハンバーグ 1000万食突破“国民的ハンバーグ”認定記念イベント』に招待されている。
2015年 9月4日より日清の太麺焼そば「ハンバーグ師匠篇」が放映中、「焼そばのCMなのになぜハンバーグ師匠なんだ!?」と井戸田本人も戸惑うほどシュールなＣＭ内容が特徴で、2016年 1月2日に本ＣＭを使用したニコニコ動画初のハンバーグ師匠のMAD動画が投稿されることとなる。（ＣＭは公式ＨＰにて視聴可能）
2016年 2月18日放送の人間観察バラエティ！モニタリングにて『「ハンバーグ師匠を売って！」と言われたら井戸田は・・・』というテーマで出演。ハンバーグ師匠で活躍中の井戸田に対し500万円を提示するも「世界進出を狙うハンバーグ師匠が500万という価値に納得がいかない」とし、井戸田「（離席した社長が）帰ってきたら5000万って言おう」→社長「1億5千万」→井戸田「1億7千万円ぐらいになりませんか？」と金額が膨れ上がり、最終的にギャグを売るかどうかをその場で即決要求されるも了承しなかった。ただし風呂敷包みの賄賂はソッコーでバッグにしまった（中身は板チョコ5枚）。師匠いわく「死ぬまでハンバーグ」。