パンドール(遊戯王VRAINS)とは、アニメ『遊☆戯☆王ヴレインズ』の登場キャラクターである。
CV:金香里。
ボーマンとの決戦後、ハノイの騎士が新たに作成した4体の女性型AI。
「イグニス」あるいは今後現れる「意思を持つAI」が人類に敵対した場合、それを狩る為に設計されたAIであり、「人間に敵対する意思が生まれた時、それを自動的に消滅させる」という凄まじいプログラムが組み込まれている。(パンドール本人は人間と共存する為の制御であると主張している)
初登場時には「私たちは人類に無害です」という自己紹介を行っている。
4体のパンドールは蓄積されたデュエルデータによって敵の意思を読み取り、デュエリストをサポートする。また、1体が敗北しても残りの者がその情報を瞬時に共有するリンク機能を持つ。
『神話によると、神々の世界から持ち出された灯火「イグニス」は人間に知恵を与えた。
しかしそれを苦々しく思った神々は、人間に災いをもたらすために一人の女性を送った。
それが、パンドラ…。』(TURN105/財前晃)
財前晃の護衛としてリボルバーが導入し、財前晃、ブルーメイデン、ゴーストガール、Go鬼塚のデュエルディスクに配備された。このうち財前晃のもとに居たパンドールはどうやってか現実世界に出現している。(ソルティスかもしれないが、首元の光るアレがない、破壊された時の顔が違う等でハノイのオリジナル機体ではないかという説もある)
サイバース族/闇属性の【トポロジーナ】。
更にリボルバーがかつて使用していた《トポロジック・トゥリスバエナ》《トポロジック・ボマー・ドラゴン》を足しており、そのデメリット効果をカバーするような設計となっている。
「トポロジーナ」リンクモンスターはおらず、星1~5の効果モンスターのみ。ここにもリボルバーとの主従関係のようなものが感じられる。
モチーフはミツバチ+機械。養蜂とかけて人間との共存を表しているのだろうか。
リンク召喚の口上は「現れろ!我らを導く未来回路!」。ハノイのいつものやつ。
パンドールは同名の4体がリンクしている形式の「意思を持つAI」だが、その意思は四つ子なのか同一人物の残機制なのか定かではない。
TURN107で鬼塚のパンドールがAiに自己紹介をし、TURN108で財前のパンドールがもう一度Aiに名乗っている。また、「私たち」「我々」と自称している事もある。意思は同じではないのだろうか?
2体目→3体目のデュエル時には「相変わらずピカリから《イグニスターAiランド》、《リングリボー》の流れは無駄がありませんね」と発言している為、デュエルの情報はしっかり共有している。
一方、Aiは3体目のパンドールとの会話によって4体目のパンドールの処遇を決めたようにも見える。
パンドールは「イグニスを狩るもの」という触れ込みではあるが、TURN112のリボルバーは「お前の役目は終わった」と発言しており、その後もイグニスを追っている自分と共に連れ回したりはしていない。
また、TURN109では「敵が素直に投降した場合、それを見逃す事に関しては制限されていない」事が発覚している。敵を殲滅するだけなら明らかに必要のない抜け穴である。
ネット世界などすべてが虚構と言い切っていた人間至上主義・文明回帰論者のリボルバーが、事ここに及んで自作AIを作り上げたのには何らかの心境の変化があったと思われる。まあVRAINS史上最もわかりづらい遠回しツンデレこと鴻上了見の事だから最後まで本心は明かされない可能性もある。推理の捗る事項だと言えるだろう。
諸説:
・AIの勢力を抑え、人類が優勢である世界を維持するため
・自作のAIには人類を裏切ってほしくない故の制御
・そもそも意思のある高性能AIを野放しにする鴻上博士が危険すぎる
・Aiが隠している真意を読むための措置(イグニスへの歩み寄り?)
・思考が広がらないようある程度のセーフティをかけて、着実にパンドールの意思を育てるため
・ライトニングの思考を読みきれずに引き分けを食らったのでそのリベンジ
・AIは人類を滅ぼせるが、人類はAIを滅ぼせないから(技術的な世の流れに逆らえない故の妥協)
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最終更新:2025/12/06(土) 01:00
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