ピンゾロ王家とは (ピンゾロヲフルテイドノノウリョクとは) [単語記事]

ピンゾロ王家とは、複数のダイスを振った際に高確率でピンゾロになる程度の能力を持つ少女達の総称である。

概要

ピンゾロ女王

幻想の黒幕とも呼ばれる大妖怪、八雲紫ことゆかりんは、幻想郷におけるＴＲＰＧ普及においても第一人者である。
その為多数の東方卓遊戯にＧＭおよびＰＬとして出演している。

その参加した複数の卓において、彼女が振ったダイスの出目の確率偏差に偏りが出ることが確認されている。その特徴は『ピンゾロが出やすい』『肝心なところでピンゾロが出る』と言うものであるが、ＴＲＰＧにおいてはダイスが最小値を出す場合に「無条件で失敗」を意味するルールが多く、ここぞという場面におけるピンゾロは仲間のゲームプレーヤーの失望を買うという問題がある。
つまり、ＧＭおよびＰＬとして苦境に立たされるような特性を、彼女は幾つもの卓で発現しているのだ。

ＧＭであろうとＰＬであろうと問わず、動画作成者が違ったとしても、高確率でピンゾロを引き寄せる。
時にＧＭとしてＰＬの歓声を、時にＰＬとして（真面目に頑張っている故）苦笑を招くゆかりん。

そんな彼女に畏敬の念をこめて、視聴者達はこう呼ぶのである。
『ピンゾロ女王』、と……

ピンゾロ王女＆ピンゾロ幼女

紅魔館の主、レミリア・スカーレットは「運命を操る程度の能力」の持ち主である。
この能力は曖昧な能力であり、東方求聞史記においても詳細のよくわからない能力とされている。

しかし、東方卓遊戯においてそれなりのＰＬ参加率を持つ彼女は、いくつかの参加卓においてその能力の発現とも取れる『驚異的なピンゾロ（およびそれに類する低達成値）発生率』を引き起こしている。
これは彼女にとって必ずしも有利な結果をもたらさず、むしろたいていの場合において彼女にとって不利な、もしくは不本意な結果をもたらしている。これは彼女自身が「遊びでは使わないわよ」と宣言しているかの能力が、そもそも制御できずに彼女自身の運命すら玩んでいる可能性を示唆するものかもしれない。

ただし、彼女は禁呪「ころりんちょ」の産みの親であり頻繁に用いるためその影響が無いとは言い切れない面も存在する。

なんにせよままならないダイス目に翻弄され「うー☆」とうめくお嬢様はかわいいの一言である。

ピンゾロ姫

卓遊戯界に颯爽とあらわれた新たなピンゾロヒロイン、それこそが彼女、ピンゾロ姫である。

蓬莱山輝夜は卓遊戯界において参戦率はそこまで高くはなく、出目が悪いという印象はもたれてこなかった。むしろ「命蓮寺で妖魔夜行」などでスポット参戦した際には「蓬莱チート」と呼ばれる現象の一端をになってきた。

しかし、上白沢慧音がGMを担当する『GM上白沢慧音と愉快な勇者たち（通称「上白卓(ワーハクタク)」）』において、こんなの普通じゃ考えられないレベルのピンゾロ率（セッション5回目において16回、他ＰＣより10回↑、平均3.2回）を叩き出し、一役ピンゾロの名を冠するようになった。
この卓の輝夜は「なるべく判定回数を増やしてピンゾロによる経験値50点獲得の機会を増やす」というコンセプトのビルドを採用しているものの、明らかにそれ以上の頻度でピンゾロを量産している。
またこの卓は彼女以外のＰＬもピンゾロ率が高く、種族特性[運命変転]を使い強引になかったことにした回数を含めるとピンゾロの出現率は極めて高く、彼女を含めてＰＬ達の今後の活躍に期待が持てる卓である。