プトレマイオス(Fate)とは (プトレマイオスとは) [単語記事]

プトレマイオス(Fate)とは、ロード・エルメロイⅡ世の冒険、Fate/Grand Orderに登場するサーヴァントの一騎である。

概要

イスカンダルの配下である将軍の一人。一人称は「吾(あ)」。清々しい性格の青年。

イスカンダル死後の後継者(ディアドコイ)戦争を生き残り、エジプトのファラオとしてプトレマイオス王朝をひらき、アレキサンドリア大図書館の建設に携わった偉人である。大図書館建設にあたっては、魔術書等を揃えた「裏の大図書館」を作るためにアトラス院の協力を得ている。

サーヴァントとしては将軍としての青年期とファラオとしての老年期、二つの面が内包された霊基になっている。イスカンダルの宝具「王の軍勢」においても召喚されている。

サーヴァントとしての能力

ステータス

クラス：アーチャー
真名：プトレマイオス一世
身長／体重：182 cm・78kg（第1、第2再臨）
　　　　　　210cm・142kg（第3再臨）
出典：史実
地域：マケドニア、エジプト
属性：秩序・中庸　　副属性：人
性別：男性
パラメータ

筋力：B 耐久：A 敏捷：C 魔力：A 幸運：A++ 宝具：A+
スキル

救済のカリスマ:A

救済者（ソーテール）と呼ばれたプトレマイオス一世の、独自のカリスマ。血なまぐさい前半生に比べて、彼の後年は慈悲に溢れた治世を行っていたという。

分割思考(王):A

アトラス院の分割思考と似て非なるもの。訓練によって身につけた技術ではなく、そのようにプトレマイオスは生まれついた。必ずしも神秘を必要としない能力であるため分かりにくいが、現象としてはある種の超能力に近い。

幼いころから5人程の周囲の人物の性格をトレースした人格を保有しており、イスカンダルに「この面白い能力を自分の元で生かしてもらいたい」とスカウトされた。後継者戦争においては、敵となったかつての仲間たちの人格を作り出し、相手の思考を計算することで優位に立った。

叡智への接触:EX

自らの宝具たるアレクサンドリア大図書館にアクセスすることで、保存されている自らの霊基情報を取得し、変換する。これによって、プトレマイオスは最適な姿と能力で敵を迎撃することが可能である。
宝具
月は知らず、久遠の光（ファロス・ティス・アレクサンドリアス）
ランク：B++ / 種別：対城宝具 / レンジ：0～50 / 最大補足：100人

ギリシャ語では『ΦΑΡΟΣ ΤΗΣ ΑΛΕΞΑΝΔ ΡΕΙΑΣ』。世界の七不思議にも数えられる『アレクサンドリアの大灯台』は、実に五十六キロ先の相手を探り当てることも、海岸線の船を焼くことも可能だったという。サーヴァント・プトレマイオスが宝具として扱うのは、この大灯台の要となる「鏡」である。若かりし頃のイスカンダルとの征服行で手に入れた鏡は、あらゆるエネルギーを強烈な光と熱に変換する。普段は鎧の内側に仕込んでおり、後に神官団を組織することになるプトレマイオスの生来の魔力を喰らうことで、強烈な光の奔流を放つのである。アルキメデスの宝具『集いし藁、月のように燃え尽きよ』と似て非なる宝具。

王の書庫（ビブリオテーケ・バシレイオー）
ランク：A+ / 種別：結界／対軍宝具 / レンジ：1～30 / 最大補足：100人

ギリシャ語では『ΒΙΒΛΙΟΘΗКΗ ΒΑΣΙΛΕΙΟΥ』。プトレマイオスとその息子が協力してつくりあげたという、アレクサンドリア大図書館を召喚する。ただし、この宝具によって召喚されるアレクサンドリア大図書館は、当時のプトレマイオスがアトラス院と協力することによってつくった「もうひとつのアレクサンドリア大図書館」と合一したものである。賢者の石と同じフォトニック結晶の樹木が生えて、アトラス院の知恵を味方全員に与え、同時にその防衛機構を使って敵を攻撃する。アトラス院の知恵を与えられたものは、一時的に高速思考・分割思考状態を付与・増強される。これはアトラス院の錬金術師が持つのと同じ、未来視的な状態である。

灰燼の叡智（ソーテール）
ランク：EX / 種別：対史／対城宝具 / レンジ：1～99 / 最大補足：1000人

ギリシャ語では『Σ Ω ΤΗΡ』。厳密には、第三宝具ではなく『王の書庫』と『月は知らず、久遠の光』の二重融合宝具である。『王の書庫』に眠るアトラス院の情報を、『月は知らず、久遠の光』によってすべて魔力の光に変換して放出するというもの。プトレマイオスの体中に結晶の樹木が絡めついて、彼を固定。その後、光を更に拡大するための結晶レンズを複数生み出し、プトレマイオスというサーヴァントを砲門の一部につくりかえてしまう。
アレクサンドリア大図書館が最後に燃え落ちたという伝承から生まれるその光は、人類史を熱量に変えた、かのビーストの光と本質的に同じものである。ただし、前提から分かるように、この宝具の使用は『王の書庫』へのアクセスを不可能にしてしまい、『月は知らず、久遠の光』さえも破壊し、さらにプトレマイオス自体の霊核も砕いてしまう。つまりは、三重の壊れた幻想(トリプル・ブロークン・ファンタズム)である。ソーテールとはプトレマイオスの二つ名であり、救世主、救済者、守護者という意味。全身全霊で守ってきた叡智の何もかもを燃やし尽くすその瞬間にこそ、真なる救済は現れる。

ゲーム内性能

イベント「聖杯戦線～白天の城、黒夜の城～」にて実装。
限定星５アーチャー。

再臨段階によりスキル・宝具が変わりスキル３で戦闘中に切り替えが可能。（通称戻れるメリュジーヌ、メリュ爺ヌ）

キャラクター性能

HP	（Lv1/Lv90/Lv100） 2048/13965/15299
ATK	（Lv1/Lv90/Lv100） 1857/12016/13153
COST	16
コマンドカード	Quick/Arts/Arts/Buster/Buster
所持属性	サーヴァント、人属性、秩序属性、中庸属性、人型、男性王、愛する者、ヒト科

スキル

保有スキル
救済のカリスマ:A (CT8→6)	味方全体の攻撃力をアップ[Lv.](3T) ＆毎ターンH P回復状態を付与[Lv.](3T・500→1000) ＋自身に毎ターンスター獲得状態を付与[Lv.](3T・5→15個)
分割思考(王):A (CT9→7)	味方全体のArts カード性能をアップ[Lv.](3T) ＆Buste rカード性能をアップ[Lv.](3T) ＆クリティカル発生耐性をアップ[Lv.](3T) ＋自身のNPを増やす[Lv.](30→50％)
叡智への接触:EX (CT7→5)	【霊基第1・第2段階時】自身を第3段階の姿に変貌させる<宝具が変化> ＆NPを増やす[Lv.](20→30％) ＆宝具威力をアップ[Lv.](3T) 【霊基第3段階時】自身を第1段階の姿(第1・2段階から変貌していた場合は元の姿)に変貌させる<宝具が変化> ＆NP獲得量をアップ[Lv.](3T) ＆クリティカル威力をアップ[Lv.](3T) ＆スター集中度をアップ[Lv.](3T) ＋スターを獲得[Lv.](10→20個)
クラススキル
対魔力:B	自身の弱体耐性をアップ
単独行動:A	自身のクリティカル威力をアップ
陣地作成:A+	自身のArts カードの性能をアップ
霊基情報保存:A	自身の強化解除耐性をアップ
アペンドスキル3
対アーチャー攻撃適性

宝具

月は知らず、久遠の光（ファロス・ティス・アレクサンドリアス）
カード種別：Buster	ランク：B++
【霊基第1・第2段階時】自身の宝具威力をアップ(1T)<OCで効果アップ> ＆防御無視状態を付与(1T) ＋敵単体に超強力な攻撃[Lv.] ＆防御力をダウン(3T)
王の書庫（ビブリオテーケ・バシレイオー）
カード種別：Arts	ランク：A+
【霊基第3段階時】自身の宝具威力をアップ(1T)<OCで効果アップ> ＆必中状態を付与(1T) ＋敵全体に強力な攻撃[Lv.] ＆防御力をダウン(3T)