ルクレツィア・ノインとは (ルクレツィアノインとは) [単語記事]

カトル、どういうことだ!?概要は!?

ゼクス・マーキスに想いを寄せるOZの上級特尉であるイタリア貴族の末裔である19歳の女性。

初登場時は地球圏統一連合軍特殊部隊スペシャルズ(OZ)の士官で、パイロット養成の教官をしていた。
ごひ張五飛に養成所を破壊されたことから、軍人としてのあり方を悩み始めることに。
その後OZを脱退し、サンクキングダムの親衛隊隊長になり、リリーナ・ピースクラフトに仕える。

新生サンクキングダム崩壊後、カトル・ラバーバ・ウィナーとともに宇宙へ上がり、ガンダムのパイロットに協力を要請し、Gチームのサポート役として貴重な働きを見せる。だが、ホワイトファングの指導者となったゼクスと敵対する立場となり、彼の考えが理解できずに苦しむことになる。
最後はただゼクスの側にいること選び、ゼクスとヒイロの最終決戦を見守る。その際、レディ・アンからの要請を受け、二人の戦いを全世界に中継する。

Endless Waltzでは、諜報機関プリペンダーに参加。ゼクスとの再会を果たすと、ゼクス、Gチームと共にマリーメイア軍と戦う。終戦後はプリベンターを抜け、ゼクスと共に火星に旅立つ。ちなみに、チェスの腕前はゼクスを上回っているようである。

小説版「Tear drop」ではゼクスと結婚し、男の子と女の子の双子を授かっている。

ちなみにこれでもTV版本編では19歳。
「え!?」と思う方は+10歳してみよう。デザイナーは29歳のつもりでデザインをしていたので、適正年齢に見えるはず。

概要だけを見ると特に目立つことのないように見えるキャラに思えるが、後述の理由のせいで濃い女性キャラクターが多いガンダムWの中でも、何かと目立つキャラになっている。

ヤンデレ

初登場の回でいきなり「ゼクス・・・一年と二十二日ぶりですね」という強烈な台詞を言う。
本編の続編のOVAでも同じような台詞を言っており、視聴者をドン引きさせた。

この台詞のせいでノインをヤンデレ扱いする人もおり、同時に「ゼクスが浮気したら確実に刺されるな」とネタにする人もいる。一方で本編で戦争による死者の数とその名前を全て覚えていたキャラもいたので、この世界では当たり前のことなのかもしれないが。

一応補足しておくと、彼女はゼクス絡み以外はまともであり、清廉で凛とした女性である。
リリーナに対する忠義も高く、サンクキングダムと完全平和主義を守るために献身的に働いている。
また、ガンダムパイロットに対しても年上のお姉さん的な接し方もし、彼らの自分の将来を顧みない行動に苦言を呈したこともある。
もう一度言うが、ゼクス絡みさえなければ、作中では貴重な常識的で頼りがいのある人物なのだ。