下間頼廉とは (シモヅマライレンとは) [単語記事]

「下間頼廉」（しもづま・らいれん 1537 ～ 1626）とは、戦国時代の一向宗最高幹部の一人であり、本願寺下間刑部卿家の坊官。本願寺家軍事筆頭の陸戦型戦闘坊主な勇者ライレーン。

※通称は刑部卿法眼だが、架空戦記系動画ではバトル坊主、陸戦型坊主、ライレーン等と呼ばれている。

概要

下間頼康と下間頼次の娘の間に生まれる。（僧侶なのに妻子？と思うかも知れないが、一向宗＝浄土真宗は僧侶の妻帯が許されるので、頼廉自身も頼亮・宗清・仲玄と言う息子と4人の娘を授かっている。）

本願寺の法主・顕如に仕える執事坊官として、織田信長に対して徹底抗戦した武闘派で、石山合戦においては顕如にかわって全軍の総指揮をとり、雑賀孫一等と共に織田軍を苦しめ、「大坂之左右之大将」と呼ばれた。

軍事面以外にも、嫌われ者に定評のある七里頼周が加賀でやっちまった際に文書で警告したり、7年もの戦いの末、織田信長の軍勢の前に敗色濃厚となった際に、正親町天皇の勅命講和により本願寺を退去する事で織田信長と講和した際に署名したり、大坂の石山本願寺を退去した後には織田信長に抵抗する一向宗を説得する等、政治面もこなせる万能坊主であった為、豊臣秀吉政権下で京都本願寺町奉行に就任し、90歳という長寿の後、死去した。

※その他「下間頼廉」の詳細についてはWikipediaの該当記事参照の事。

戦国大戦

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

『進めば極楽、退かば地獄ぞ！』

本願寺最高幹部が重火器と燃え盛るオーラを纏って登場。
その多くが足軽である本願寺の坊主の中でも、当初は唯一の、そして現在でも数少ない鉄砲隊である。
計略「一向宗の采配」は勢力不問で全体の武力+3だが足軽だと+6されるもの（Ver2.22B）。
追加当初は足軽の武力強化は+7であり、当時の足軽の兵力とあいまって猛威を振るった。

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

『一蓮托生、我らの志は一つぞお！！』

Ver2.1において既存の一部の坊主が待望の槍足軽にエラッタされる中、
追加された2枚目の頼廉は、2.5コスに8/4とコスト比スペックは他の勢力の槍に比べてかなり悪いものの、本願寺最高コスト・武力の槍、攻撃向きでクセの少ない大型采配、鉄砲に嬉しい柵持ちと、本願寺にありがたい要素を多く持つ。
計略「同腹一心の共振」は本願寺の味方の武力が上がり、兵力が徐々に回復するというもの。
この計略は範囲内の鉄砲隊のコストに応じて効果時間が延び、それ以外(槍、足軽)のコストに応じて武力が上昇する。
その性質上、使用可能総コスト上昇のルールがある大戦国においては特に大暴れする。

補足

「信長の野望」（PC）シリーズにおける下間頼廉の能力一覧。

一時は政治以外全能力が90以上だった事もある本願寺最強の武闘派坊官として長らく認知されていたが、第14作「創造」からは実際には外交交渉や奉行職の歴任等文治にも長けていた点が再評価され、戦闘能力の弱体化と引き換えに政治24→85ヘと大きく強化。「創造」の完全版「戦国立志伝」では「全ての能力が非常に高く、初めてプレイする場合にお勧めできる武将です」と説明される程の公式お墨付き強武将となっている。流石に強過ぎたのか「大志」と「新生」では武勇が更に弱体化した。

作品名	軍事能力						内政能力
戦国群雄伝(S1)	戦闘	78					政治	61			魅力	77	野望	62
武将風雲録(S1)	戦闘	77					政治	49			魅力	61	野望	48	教養	58
覇王伝	采配	79	戦闘	77	智謀	58	政治	46					野望	48
天翔記	戦才	178(A)			智才	166(B)	政才	80(C)			魅力	64	野望	48
将星録	戦闘	96			智謀	83	政治	40
烈風伝	采配	92	戦闘	94	智謀	81	政治	30
嵐世記	采配	84			智謀	80	政治	19					野望	63
蒼天録	統率	85			知略	83	政治	21					野心	72
天下創世	統率	84			知略	81	政治	21							教養	53
革新	統率	92	武勇	95	知略	90	政治	24
天道	統率	92	武勇	95	知略	90	政治	24
創造	統率	88	武勇	88	知略	87	政治	85
大志	統率	89	武勇	77	知略	85	内政	86	外政	88
新生	統率	88	武勇	78	知略	87	政務	85