伊良子美甘とは (イラコミカンとは) [単語記事]

プロフィール

航洋艦「晴風」の主計科所属。髪型は黒のボブヘア。
ニックネームはそのまま「ミカンちゃん」。名前の由来は愛知県の伊良湖岬、およびそれを元に命名された旧海軍の給糧艦「伊良湖」とみられる。

テレビドラマが好き。影響されやすいようで、料理好きになったのも、ブルーマーメイドを目指すようになったのも、テレビドラマに影響されてのことである。

料理が得意で、「晴風」では主に炊事を担当。同じ炊事委員の杵崎ほまれ、杵崎あかねと共に、他の乗組員たちに対して上質な食事を提供している。たとえ初めて作る料理であっても、基礎が身についているうえレシピ通りに作れるため、ちゃんとおいしくできる。

何に関してもこだわり屋で、それは料理に対しても例外ではないようだ。それゆえカップラーメンのようなインスタント食品には苦手意識を持っている模様。

コミック版の描写によると、杵崎姉妹の実家の和菓子屋には材料の搬入の手伝いをしていたことから以前より出入りしており、杵崎姉妹とも海洋学校入学前から親交がある。

将来の夢はお嫁さん。

初航海で早々に炊飯器の故障というアクシデントに見舞われる。修理されるまでのあいだ鍋での炊飯でしのいでいたのはさすがというべきか。
第2話では特製の「晴風カレー」を調理。楕円の形に盛ったご飯に一部を切ったゆで卵を載せて艦船に見立て、これまた細かく飾り切りしたニンジンなどを煮込んだカレーを盛り付けた、非常に手の込んだ品となっている。このカレーは「晴風」の名物であるらしく、乗組員たちに大好評であった。
第6話ではヴィルヘルミーナのためにドイツ料理に挑戦。いろいろとレシピを調べて様々なドイツ料理を作り上げたが、結局もっともヴィルヘルミーナの評価が高かったのは杵崎姉妹が作ったシンプルな料理という残念な結果に終わり、敗北感を味わった。
第1話で砲撃を受けた際炊飯器が故障してしまったことを悲痛な声で訴えていたが、その後は炊飯器の故障はなかった。そしてそれは彼女自身が身を挺して炊飯器を守っていたからだったことが後に判明した。
（参考画像はこちら。炊飯器になりたい）