天海提督の決断とは (アマミテイトクノケツダンとは) [単語記事]

「天海提督の決断」とは、「提督の決断3」をベースにしたiM@S架空戦記シリーズの一つである。続編もあり、正編と続編を合わせると再生時間の合計が7時間に及ぶ大作である。

概要

「天海提督の決断」とは宇垣Pによる「提督の決断3」の「日米開戦」シナリオを使用したiM@S架空戦記シリーズである。続編「続・天海提督の決断」(後述)もあるが、タグとしては共通して「天海提督の決断」が用いられる。

総再生時間: 3時間33分。全17話。1話平均13分程度。

アイドルは各艦隊の指揮官を務め、副官には実在の人物があてられている。副官やアイドル同士のやりとり・緊迫した艦隊戦・物量の制限に悩みながらの作戦立案の3つが絡まり合いながら戦局は次々に進行していく。大作なだけに各アイドルだけでなく副官や戦闘・作戦それぞれの描写も充実している。

シナリオはプレイ内容を元に構成されているが、実際のプレイ画面は動画ではなく途中の経過が静止画で出てくるだけで、割合は少ない。

その代わり、宇垣Pの戦艦模型コレクションを用いたイメージ写真が頻繁に用いられるが、戦艦長門の模型の写真が沈みかけているように見えることへの視聴者からのツッコミが絶えない。

各話の最後に史実上の人物や軍事用語の説明も行われるので、その道に明るくない人でも多分大丈夫。

プロデューサー: 実在の人物である各艦隊の副官役がプロデューサーといえないこともないが、明確なプロデューサー役というものは登場しない。投稿者である宇垣P のP名は主人公天海春香の副官役である宇垣纏参謀長に由来するが、宇垣P自身と作中の宇垣纏参謀長は別人という設定とのこと。

各アイドルの配役については外部Wikiサイトが非常に充実している。

「提督の決断４ＰＫ」を舞台にした続編。今度はイギリスを併合したドイツを相手に日本からヨーロッパまで侵攻する。実際の指揮にあたる役回りが天海春香から星井美希に変わっている。他のアイドルも指揮する艦隊が一部変更されている。

総再生時間: 3時間27分(反省会等含む)。12話と序章・外伝・反省会からなる。1話平均14分程度。15分を超えて前後編に分かれている章もある。

前回ほど物資面のシビアさがなく、戦略についてもギリギリの条件で選択肢がない状態で進んでいった前回と異なり、全体の戦略よりも個々の戦術や戦闘の描写にやや重点が移された描写となっている。副官などとのやりとりは健在。プレイ画面は静止画で比率は前回同様少なめである。

架空戦記ならではの展開として、実際の大戦中には計画されながらも実現することのなかった幻の兵器も登場する。

1分15秒程度のオープニングムービーが毎回加わるようになった。