怪談「カーナビ」とは、とある作曲家が語る、ある金曜日の出来事。
…もとい、GROOVE COASTERに「ある特定の時期に限り」収録されている怪談話である。
本項では、この楽曲(?)のリミックス版である「2112410403927243233368」についても解説する。
| アーティスト名 | Storyteller : COSIO(ZUNTATA) | |||
|---|---|---|---|---|
| 収録作品 | GROOVE COASTER ZERO(4月1日限定) GROOVE COASTER(AC版)(4月1日限定) |
|||
| 怪談「カーナビ」 | ||||
| BPM | 180 | |||
| APP | SIMPLE | NORMAL | HARD | |
| 99 | 5 | 10(8) | 15(10)→10 | |
| 2112410403927243233368 | ||||
| BPM | 220 | |||
| APP | SIMPLE | NORMAL | HARD | EXTRA |
| 本文参照 | 4 | 8(8) | 12(10) | 13(10) |
| 劇場版 怪談「カーナビ」 | ||||
| BPM | 120-280 | |||
| APP-EASY | APP-NORMAL | APP-HARD | ||
| 2 | 4 | 8 | ||
| SIMPLE | NORMAL | HARD | ||
| 1 | 7 | 11 | ||
初出は2013年4月1日。
「GROOVE COASTER ZERO」起動直後に発生することのある「RECOMMEND」を通じて配信され、一回のみプレイすることが可能な楽曲(?)だった。
表記上の難易度は99(※通常の楽曲の難易度は最大で10。難易度もネタである)。
プレイ対象となったのはタップ、ホールドのみで構成されたEASY譜面だが、語りに合わせるように唐突に画面外から降ってくるターゲットなど、NO MISS・FULL CHAINを妨害する要素も。
一回限りの楽曲(?)ながら、そのインパクトは非常に大きく、アーケード稼働開始後に行われた収録楽曲アンケートにて、堂々の9位に輝いた。
それから約三か月後の2014年4月1日。
「家庭用GROOVE COASTER発売」という分かりやすい嘘と共に、この曲の収録が公開された(収録は当日のみ)。この嘘は2018年にPC版が配信されたことにより本当になったが。
舞台はアーケードに移り、SIMPLE(アプリ版のEASYをほぼ再現)の他、NORMAL・HARDも実装された。
NORMAL譜面は、ターゲットがセリフに合わせて配置されている。
セリフに合わせて、大量のタップターゲット(他諸々)が隙間なく配置されているのである。
某太鼓の譜面に見えた人がいるとかいないとか。
HARD譜面は、NORMALほどの密度は無い。…と言うより、SIMPLE以上にターゲットが設置されていない。
ターゲットがとてつもなく少ないにも関わらず、ゲージはとてつもなく重い(NO MISS、FULL CHAINを達成しても、判定次第で落ちることがある)。
その為、クリアには高い精度も必要になるという、NORMALとは全く異なる意味での問題児譜面となった。
なお、2015年以降の配信では、ゲージの重さが緩和された代わりに、一回のミスでゲージを最大値の半分持っていくという仕様変更が成され、別の意味で気を抜けない譜面に変化している。
言うまでもなく、ラストの\チーン/でMISSが出ようものなら、ゲージが最大でもクリアできなくなる。
それから約半年後の2014年9月、グルコスとしては初めてCD媒体でサウンドトラックが発売された。
当時アーケード版、アプリ版に収録されていた楽曲はほぼ全て網羅したCDとなっており、この楽曲(?)の収録も期待された…が、残念ながらこの楽曲(?)自体は未収録となった。
…が、しかし。
CD版のみ、Disc2に、曲目には記載されていない「36曲目」が存在していた。
36曲目に突入後、一分程度再生することでその全貌が明らかとなり、突如として入る253215…ことCOSIO氏のトーク(妙に繰り返しが多い)と、妙に軽快になったリズムに、再生していた人々からは困惑と笑いが飛び出した。
(参考:当時行われた同時再生祭りの様子
)
なお、この隠しトラックはCD版のみの収録。
サウンドトラック自体は配信版も存在するが、こちらには収録されていないので注意されたし。
上記の動きがあってから約半年後の2015年4月1日。
「家庭用GROOVE COASTER ポータブル発売」という釣り嘘と共に、再びこの楽曲が登場した。こちらも2019年にSwitch版携帯モードでの実装にて本当になった。
今回は、アーケード版に原曲(?)のほか、リミックスも同時に収録。それに伴い、アプリ版にもリミックスが「RECOMMEND」を通じて配信され、一回のみプレイすることが可能となった。
こちらは原曲に比べれば比較的まとも無難な譜面に仕上がっている。(が、視認難だったためか後にNORMAL、HARDが難易度が昇格する措置を受けている。)
リミックスのタイトルは「2112410403927243233368」。ポケベル暗号であり、解読すると「かいた゛んりみっくす!」となる。
なお、アプリ版はEASY譜面ではないらしく、BEAT入力を行う場所がある。
また、アーケード版はバージョンアップで追加された「称号」も獲得することができるようになった。
エイプリルフールから約二ヶ月後の6月2日、「ZUNTATA生誕祭」と称して追加された6曲の中になんと「2112410403927243233368」の名前が有った。
解禁には5000グルコを要するが、今度は常駐である。
また、今回の解禁と同時にEXTRA譜面も追加された。
難解なアドリブ、原曲(?)のNORMAL譜面のような細かい連打に長押しの交じるいやらしい配置、HITがスライドに置き換わったえっえっ地帯、ラストにはBPM220で繰り出される8分CRITICALと16分HIT……
これでもかというほど不安要素が詰め込まれており、過去のボス曲であるgot more raves?やFUJIN Rumbleにも匹敵する難易度とも言われている。ネタ曲なのに
COSIOがZUNTATAを卒業し、これ以上の動きはないかと思われた2016年4月1日。
「GROOVE COASTER 4/1(いちぶんのよん)」稼働予定という最早騙す気もない嘘と共に、アプリ版、AC版ともに収録された。
また、双方にアバター「KAIDAN」(車に乗ったCOSIOのアバター。実際にこれを使ってプレイすると素敵な恐怖体験が堪能できる)が配信され、アプリ版は追加されたHARDをクリアした上でミッション画面で取得、AC版はNESiCAを使用してプレイすることで解禁される。
これに加えて、アプリ版ではイベントが開催され、2112410403927243233368位以内(実質、いずれかの難易度で1個でもターゲットを取れれば条件を満たす可能性が高い)で特別な称号が、AC版では腹筋崩壊効果音「COSIO」が一日限定でグルコショップに追加され、対象期間外でもちょっぴりだけ原曲(?)の雰囲気が堪能できるようになった。
退社した人に対して容赦ないとか言わないであげよう。
ちなみに、上の表にあるアプリ版の難易度は全譜面共通である。AC版ほどの極端な配置はないが、難易度が上がるごとにターゲットの可視範囲が狭まるといういやらしい仕様になっている。
迎えた2017年4月1日。
「ナビゲーター、ユメがCranky氏による新デザインにリニューアル」という去年とほぼ同じ嘘と共に、アプリ版、AC版ともに収録された。収録方法も前年とほぼ変わらないため、称号やアバター、効果音を入手し損なった人には嬉しいチャンス。ネタ切れだろうか。
AC版では当時行われていたイベントの課題曲に原曲とリミックスが二年ぶりに乱入してきた他、ナビゲーター二人による効果音「LINKA KAIDAN」と「YUME KAIDAN」もグルコショップに追加された。とうとう部外者まで巻き込み始めた。
3日前にバージョンが4にアップデートしたばかりの2018年4月1日。
特に嘘記事が掲載されることは無かったが、AC版には例年通りこの曲が収録された。やはりネタ切れだったようだ。
譜面自体に変化は無かったが、バージョン4で新設されたレベル制限によりHARD譜面がゴリラランカー以外はプレイお断りとなってしまった。
また、今年のグルコショップには以前の効果音全てと4の新ナビゲーターであるセイネによる「SEINE KAIDAN」と、当日がコラボイベントの開催期間だったでんぱ組.incの古川未鈴による「MIRIN KAIDAN」が追加され、一昨年から恒例となっているCranky画伯デザインNESiCAのリツイートキャンペーンも変則的な経過をたどったものの行われた。
アプリ版では2112410403927243233368が再登場。ACの3譜面が移植されたほか、2015年の譜面がNORMAL譜面として再録された。これらの譜面は普通だったが、残りの譜面が曲者だった。
EASY譜面は難易度0。ほとんどが長いHOLDで埋まっている。視認性の悪い譜面なので難易度0だからと言って簡単というわけではない。
最も注目を集めたのは難易度99となったHARD譜面。AC-HARDの最後のスライド以外をad-libに差し替えた譜面となっている。見た目のインパクトもさることながらBEATは16分に差し替えられているため相当な物量がある。無課金でもすぐにプレイでき、ターゲット数が多いことやAD-LIBを落としてもCHAINが切れないことからレベル上げのお供に最適と好評であった。
4EX稼働からそれほど間のない2019年4月1日。
『怪談「カーナビ」』映画化決定!というシンクロニカとネタ被りしている嘘とともに、AC版では原曲が、アプリ版ではCrankyによる新たなリミックス、劇場版 怪談「カーナビ」が配信された。
前半は比較的それっぽいBGM風のリミックスとなっているものの、「怖いな」「やばいな」から雰囲気が一変し、背景演出にCranky画伯によって描かれたナビゲーター三人娘が登場。聞き覚えのある声ネタやガバキックとともにプレイヤーへと襲いかかる。訓練されたプレイヤー達はその直前の「協力 t+pazolite」でだいたい察していた。
ラストではBPM280まで急加速し、最後までプレイヤーを恐怖させ続けた。
AC版ではHARD譜面の難易度が10に改訂され誰でもプレイできるようになり、Cranky画伯のナビゲーター三人娘がアバター化。ネット対戦で対戦相手の腹筋に刺さると評判である。
今年からad-libを可視化するアイテムを使用しても一部のad-libが可視化されなくなっており、理論値難易度が2016年以前と同等に戻った。
エイプリールフールから五ヶ月経った9月18日、「E.G.G.」オンライン対戦イベントの課題曲として劇場版 怪談「カーナビ」がAC版に配信された。こちらも2112410403927243233368と同じく常駐である。
かなり良心的な譜面となっていたものの、HARD譜面のBPM280地帯にはSLIDEが32分間隔で2つ配置されている箇所があり話題となった。ほとんどDUAL SLIDEの感覚で処理しても問題ないが、順番が逆になるとミスとなってしまうので順序には細心の注意を払う必要がある。
しかし2020年は感染症の影響でエイプリルフールイベントは全機種で行われないと告知された。
2021年は3月31日の時点でアーケード版に当曲の配信が告知されていた。4月7日(正確には8日AM5:59)までプレイできるのは初めて。新規アバターや新規効果音は無し(復刻はされた)。
その他の機種では開催されなかった。感染拡大防止策であればむしろアーケード以外の機種で開催したほうがよかったのでは...?
今後の展開にも期待が高まる…かもしれない?
2022年始まって早々の1月25日、セガの音ゲー「オンゲキ」とグルコスが相互コラボを発表。そのオンゲキ側追加楽曲に、「Starlight Road」などのグルコス代表曲と共に「2112410403927243233368」の姿があった。またセガがエイプリルフールをフライング実装してる……
EXPERT譜面(難易度12)ではCOSIOの語りに合わせたイラスト、「え?」の歌詞が飛んでくるなどのオンゲキらしいレーン芸が楽しめる。他方MASTER譜面(難易度14)はTAP16分やSIDE混フレが休みなく襲いかかってくる体力譜面。ただし16分はグルコスの操作をリスペクトしているということか、同色交互連打がほとんど。高速で不規則なリズムへの対応に集中しよう。NOTES DESIGNER名義もしっかり曲名リスペクトの「61804380620569」である。
怪談「カーナビ」の音源はこちら
掲示板
36 ななしのよっしん
2022/01/29(土) 18:53:56 ID: OtnNMc+fk0
ゲキチュウマイチームには「他社のエイプリルフール楽曲は時期外にオンゲキへ移植しなくてはならない」という社則でもあるんですかねぇ……
37 ななしのよっしん
2022/01/30(日) 11:27:26 ID: dpPU28ykN5
38 ななしのよっしん
2024/11/17(日) 07:45:49 ID: FAjozAr9uc
https://
きのうのAMUSEMENT MUSIC FESでイロドリミドリに「カバー」された模様
……カバー?
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/06(土) 09:00
最終更新:2025/12/06(土) 09:00
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