東京ユナイテッドFCとは、文京区を中心とした東京都区部全域を本拠地とするサッカークラブ、及び関東サッカーリーグに所属するサッカーチームである。
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東京大学ア式蹴球部(※東京大学のサッカー部。以下「東大サッカー部」表記)のOB有志と慶應義塾体育会ソッカー部(※慶應義塾大学のサッカー部。以下「慶大サッカー部」表記)のOB有志が中心となって設立した、Jリーグ入りを目指すサッカークラブである。
なお、現在の名称について、実は既に改名以前から千葉県市川市に同名のサッカークラブが存在している
のだが(※Twitterのアカウントもある
)、特に大きな問題にされることもなく寧ろ両者ともスルーしている。・・・いいのかそれ?
余談だが、クラブ及びトップチームの旧名称の「LB-BRB TOKYO」は東京大学のスクールカラーである「ライトブルー(Light Blue)」と慶應義塾の塾旗「青・赤・青の三色旗(Blue・Red・Blue)」が由来となっている。なお、公式による読み方は「エルビーアールビー」である。「エルビービーアルビー」とは読まないので注意。
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慶應義塾大学(※以下「慶大」表記)の有志によりサッカークラブ『慶應ブルー・サッカー倶楽部』が創設された1921年、慶大OBを中心とした社会人チームとして創設されたのが、東京ユナイテッドFCの前々身である慶應BRBである。なお、慶大サッカー部公式サイト曰く「いつごろ"慶應BRB"の名称を使ったのか古すぎて確かめようがないので分からない」とのこと。
ちなみにニコニコ大百科の記事において「トップチームが慶應BRBとして1921年に創設された」ことにしているのは、慶大サッカー部公式サイトの2015年の記事
にある"慶應BRBは設立から95年目のシーズンを迎えた"との記述が根拠になっている。一応異論は認める。
トップチームは大昔・・・Jリーグの前身である日本サッカーリーグ(JSL)が創設される前の時期において、全国区の強豪として名を馳せており、天皇杯本選を8回制覇するほどであった。この頃は『慶應クラブ』だったり『全慶應』だったりと、チーム名称を適当に大らかに名乗っていたこともあった(※Wikipediaにおいてはこの8回の優勝も運営母体であった慶大サッカー部の成績であるとしている)。
その後、"公式戦の記録には現れない時期"を経て(※慶大サッカー部公式サイト曰く「おそらく非公式な親善試合中心」)、1984年に東京都社会人サッカーリーグ(※以下「東京都リーグ」表記)に加盟。同リーグを最下位カテゴリである4部からスタートし同年優勝。3部、2部とそれぞれ1年で優勝し、たった3年で1部昇格を果たす。しかし4年後、2部へ降格。1990年代は2部を彷徨い続けるも、同年代末期に手続きミスをやらかして4部へ強制降格となってしまった。
2000年代、東京都リーグ4部から再スタートするも、昇格しては失格と降格を繰り返し、しまいには同年代末期、審判不足によりついにリーグ除籍となってしまった・・・。2回もやらかしするとかなんやこのチーム・・・。(困惑)
2010年代、「歴史あるチームなのにコレじゃイカンでしょ!?」ということで色々編成し、東京都リーグに再加盟する。このチームの再加盟をよく許したな東京都リーグ。結果、4部・3部・2部をそれぞれ1年でパスし1部へ舞い戻ることに成功する。
そんな折の2015年、慶應BRBはJリーグ入りを目指すことを発表し、チーム名称を『LB-BRB TOKYO』(※以下「LB-BRB」表記)と変更、一つのクラブとして(ほぼ)慶大サッカー部から独立し、東大サッカー部OB等と共同で運営することとなった。
実は東京都リーグに再加盟した際、"慶應BRB"と名乗っているにも関わらず、この時点で既に東大サッカー部OBの加入を受け入れていた。そんな中、関東サッカーリーグ(以下「関東リーグ」表記)2部への昇格を挑戦するも跳ね返される度に、チーム内に犠牲を払ってでも上を目指したい気持ちが渦巻いたこと、また、出身校や年次が異なるメンバーが揃う中で一つのチームとして成長していく過程で、出身校に限らず広く社会に還元することが使命ではないかと考えるようになったことが要因だという。その上で、これらに対し次々と否定的な要因が明らかになればなるほど思いが膨らみ、結果、LB-BRBの設立へと至った。
さて、LB-BRB設立元年である2015年、東京都リーグ1部を2位で終え、関東リーグ2部昇格をかけた第49回関東社会人サッカー大会
に臨む。今回の昇格枠は2枠で、且つ、大会概要がノックアウト方式のトーナメント制なので、決勝進出を果たせなければその時点で東京都リーグ1部残留となる。そんな心配を他所に、LB-BRBは今大会を優勝という形で乗り切ったのである。初戦はPK戦までもつれ込み、2回戦は大勝し、そして最大の懸念であった準決勝で強豪『ザスパ草津チャレンジャーズ』(※ザスパクサツ群馬のセカンドチーム。この年の群馬県リーグ1部
を圧倒的な成績で制していた)と対戦するもこれを完封勝ちで制す。そして決勝は大勝とし、"関東リーグ初昇格"という最大のミッションを完遂したのだった・・・。
2016年は戦いの舞台を関東リーグ2部へと移す。前期を5勝1分3敗とまずまずの成績でターンすると、後期を6勝2分1敗というツボにハマったかのような勢いを魅せ、最終的には一緒に昇格する2位の日立ビルシステムサッカー部とは勝ち点3差、3位の神奈川県教員SCとは勝ち点4差を付けて優勝し、たった1年で2部在籍をパス、1部昇格を果たす。
2017年はクラブ名及びトップチーム名を現在の名称にする。更にはクラブ初のプロ契約選手として元日本代表の岩政大樹をコーチ兼任で獲得した。
次の目標である関東1部優勝&JFL昇格に向けて開幕前から本気だこのクラブ。
1部参入初年度は3位。その後も2位~3位と好成績を残していたが、2021年にJFL所属の東京武蔵野シティFCを運営する横河武蔵野スポーツクラブと、2つのクラブで提携し共同で運営を行うことに合意。その結果、同年より東京武蔵野シティFCが東京武蔵野ユナイテッドFCとしてJリーグを目指し、東京ユナイテッドFCは完全なアマチュア社会人チームとなる方針となった…のだが、2023年に提携を解消することで合意し、それ以前と同様の運営形態となった。
で明かしている。いや、あの、出さなかったから"LB-BRB Bunkyoってセカンドチーム?それとも違うの???"と余計に混乱したファンが居たんですけどその理屈は大丈夫なんですかねぇ・・・。
今のところ無し。
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最終更新:2025/12/11(木) 04:00
最終更新:2025/12/11(木) 03:00
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