異世界サムライとは (イセカイサムライとは) [単語記事]

異世界サムライとは、齋藤勁吾による漫画作品である。

概要

異世界サムライ
漫画
作者	齋藤勁吾
出版社	KADOKAWA
掲載	カドコミ異世界コミック（ニコニコ漫画）
掲載期間	2023年 2月22日 - 連載中
巻数	既刊6巻（2025年 9月時点）
漫画・アニメテンプレート

戦国時代の女侍「月鍔ギンコ」が、中世ヨーロッパ風の異世界へと転移してしまった騒動を描く活劇。

2023年 2月22日より、ComicWalker（現「カドコミ」）にて連載を開始。毎週水曜日に最新話の公開が行われている。ニコニコ漫画では異世界コミックレーベルにて第1〜3話と最新話がそれぞれ掲載中。

同年3月時点でコミックスの刊行はないが、作者のTwitterによれば1巻の発売は確定しているとのこと^[1]。

2023年 6月22日にコミックス第1巻が発売された。レーベルはMFC（メディアファクトリー/KADOKAWA）。発売直後に即重版となり発売1ヶ月で重版が重なったという。（重版に関する作者のツイート）

あらすじ


	世は戦国時代。史上最強の侍が、死に場所を求めて放浪――していたら、異世界に転移！？無敵の侍が、異世界をぶった切る!!! 圧倒的筆致の齋藤勁吾が紡ぐ、異世界侍ファンタジー！ニコニコ漫画トップページの説明文より

登場人物

月鍔（つきつば）ギンコ: 本作の主人公。女性。死に様を美しく飾りたいと願う侍。関ヶ原の合戦にて先鋒隊に志願し戦うも生き残る。その後も誉ある死を求め戦いに明け暮れるが勝ち残り続ける。「転生寺」にて更なる戦いを渇望したところ、仏にその願いを叶えられ、モンスター溢れる異世界へと転移させられる。
ミコ: 2〜3話でトレントに襲われていたところをギンコに助けられた。特技は花を育てること。花柄があしらわれた装束を身に纏っている。一人称は「ボク」だが、現時点で性別は不明。花の魔法を扱う。
グルニカ: 「円卓」序列8位で火の勇者。魔法使いの女性。腰から左脚にかけて炎のような形のアザがある。一人称は「ワシ」。金にしか興味がない模様。
ギブリール: ヒスイ教シスターにして、孤児院「愛の家」院長を務めるエルフの女性。愛称はルゥちゃん。ミコの育ての親。元々は勇者として魔物を退治して回っていたが、魔物たちに親を殺された孤児たちを集めて世話をするようになった。

用語など

転生寺: 死地を求めるギンコがたどり着いた仏殿。更なる戦いの舞台を仏像に願ったところ、それが叶えられ、異世界へと転移することとなった。
異世界: ギンコが転移させられた先の土地。中世ヨーロッパのような風土に魔物がひしめく、いわゆる「ナーロッパ」のような世界。3話時点で地名などは明かされていない。ギンコはなぜかこの世界の住人（魔物含めて）と会話をすることが可能。
勇者: 異世界の地を脅かす魔物たちと戦い、打ち倒すことによって人々を守る者たちの総称。「人類最強の戦士たち」と称される。なお「円卓」なる序列が存在する模様。
オーク: ギンコが異世界で初めて遭遇した魔物。大きく太った体躯をしており、人間の体を引き裂くほどの怪力を持つが、その戦闘能力はギンコ曰く「下の下」。しかし現地の人々の間では危険度Bと評されている。
トレント: 木の魔物。幹の部分に人間の顔を持ち、人語を解する。根を足のように使って移動し、枝を腕のように使い人々を襲う、通称「人食い怪樹」。その強さはギンコ曰く「中の下」であり、あっけなく打ち倒されてしまった。
エルフ: 美しい容姿と永い寿命をもつ種族。多くが「聖森」と呼ばれる場所で暮らし、多種族と関わろうとしない。