肺魚 単語

32件

ハイギョ

1.4千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

肺魚とは、

  1. 魚類の一種
  2. キュビノワによる楽曲

である。ここでは1.について記載する。

概要

鰭亜綱・ハイギョ下綱に属する。太いうなぎのような見たをしている。

いわゆる「生きている化石」の一つで、当時の特徴をよく残している。約4億年前のデボン紀に出現し、化石では淡産・産を合わせて300近い種が確認されているが、現生種は全て淡産で、オーストラリアハイギョ1種、ミナミアメリカハイギョ1種、アフリカハイギョ4種の計6種のみ。

や内孔などの両生類的な特徴を持ち、様々な研究から最も両生類に近縁な魚類であると言われている。は濁って低酸素になった淡水中でも呼吸できるよう発生した器官であり、ドジョウのように空気を飲み込み消化管から酸素を取り込む行動が切っ掛けで発達したと考えられている。硬の持つ浮き袋は呼吸器として使わなくなったの名残である。

アフリカにすむハイギョは季には泥の中に潜り、で体を覆って数カ眠ることが有名。日干しレンガをよく用いる地域では季になるとに濡れたレンガから肺魚が這い出してくるという。この燥に耐える行動両生類への進化に役立ったのではないかと言われており、例えば陸生の脊椎動物の持つ「腎臓で原尿からほぼ全ての分を回収する」を魚類一持ち、この眠の時期にのみ機させている。

ゲノムの長さが脊椎動物の中でもトップクラスに長いことで有名。あまりにも長すぎて、近年ではしくゲノム解析されたというだけで論文になったほどである。ゲノム中の繰り返し配列が他の種とべ非常に多く、従来法ではその繰り返し配列が邪魔で正常に解析できなかったが、近年のゲノム解析機器及び解析用コンピューターの性向上によりようやく解読が可となった。何故かゲノムをコピペするタンパク質群を多く持つようで、さらに長くなっていくと言われている。

丸みを帯びたおっとりした見たに反しを殻ごと砕くほどが強い。クリクリあくびをする習性など、独特の魅を持つためも多いが、人間水槽の設備なども噛み千切る可性があるため、ペットにするには細心の注意が必要。

生息地では干物フライにして食されている。大きくてピンク色でブヨブヨしているためグロテスクだがニンニクショウガなどで匂いを消すと結構美味らしい。

オーストラリアハイギョ目

オーストラリアに生息するハイギョ。

オーストラリアハイギョオーストラリアハイギョ科に属する一の現生種。

円筒形の身体は鱗でおおわれており、胸びれとびれが手足のような形で、背びれびれは尾びれと一体化している。

全長は1mから1.7m前後。

底を好む。

は未発達なため、呼吸は鰓呼吸に頼る部分が大きい。

ミナミアメリカハイギョ目

アマゾン川流域などに生息するハイギョ。

ウナギによく似ておりオオウナギと見間違える人も少なくない。

全長は60cmから90cm前後。

胸びれもびれも短い。幼のうちは身体に小さく黄色い点が点在する。

オーストラリアハイギョよりが発達しており、成体は呼吸が可

関連動画

関連静画

関連リンク

関連項目

この記事を編集する

掲示板

掲示板に書き込みがありません。

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
琴葉葵[単語]

提供: あまね

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/26(金) 19:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/26(金) 19:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP