このゲームには かゆくなる表現が含まれています
蚊 山田家の夏とは、PlayStation2から発売されたプレイヤーが蚊となって吸うか叩かれるかのゲームである。正式タイトルは「蚊」であり、2024年時点でも日本で最も短いゲームタイトルである。
2001年6月21日に開発元ZOOMより発売された、実際の蚊をアメリカンカートゥーン風にデフォルメされた蚊をプレイヤーが操作し人間から吸血を行うゲームである。
本作の舞台はごく平凡(?)な山田家に住み着いた蚊が越冬の為に吸血するというもの。
ゲームの流れとしては、ステージ選択→家族会議→吸血・バトルパート→吸血終了となっている。家族会議自体はスキップ可能。
吸血・バトルパートでは吸血ポイントや特定のギミックが□で表示されており、照準を合わせてアタックを行うことで吸血ポイントに着地したり、ギミックを発動させることができる。
ステージクリアには指定タンク分の吸血ノルマが課されており、指定タンク分の吸血を行えばその時点でクリアになる。また、各ステージに1つ(複数ある場合もある)あるEXタンクを持っており尚且つすべて満タンでない時はノルマ以上に吸血が可能である。
吸血のやり方は吸血ポイントに着地したあとR3ボタンを押すことで針を刺し、右スティックを回すことで吸血が可能。
山田家に見つかってしまうとバトルに突入し、赤くなっているリラックスポイントを全て攻撃することでバトルが終了し、再び吸血ができるようになる。また、バトルを規定タイム以内にクリアすることで別のカラーを解禁できる。
2003年7月3日には続編「蚊2 レッツゴーハワイ」が発売された。
最初のステージとあってチュートリアル的なステージ。ステージ内にはEXタンクが1つ。
部屋内には音楽プレイヤーと電気のスイッチにギミックがあるが、発動させても何も麗奈が不思議がるだけで特に何も起こらない。ただし、ストレスゲージが高くなっていると電気を消したり音楽を再生させるとバトルに突入することがある。
主立ったギミックはないが、衣料用の防虫剤の毒素が充満している箇所があり、触れるとダメージを受ける(ハート0.5個分)
テレビを見ている健一からの吸血。ステージ内にはEXタンクが1つ。
ここからノルマがタンク3つに増えるがやることは基本的に変わらない。
ステージ中には風鈴・テレビのリモコンにギミックがあり、前者はなにもないが、後者はアタックをするとテレビが消え健一が不思議がってまたテレビをつける。また、時折エアコンの風が吹くことがあり、風で流されることがある。
ちなみに、ステージ解説で「あなたの行動次第で吸血のチャンスは必ず訪れます」と言っているが吸血ポイントは最初から出現している為そこまで気にする必要はない。
麗奈から3タンク分の吸血を行う。ステージ内にはEXタンクが2つ。
最終ステージを除いて唯一制限時間があり、3分半以内に3タンク分の吸血を行う必要がある。吸血中は時間が減らないが、EXタンク探しに手間取ったりバトルを複数回行うと間に合わなくなる。
夕食の支度をしているカネヨから吸血を行う。ステージ内にはEXタンクが1つ。
ここから吸血ポイントが2つに増える。ノルマは2タンク×2箇所。ノルマを達成した吸血ポイントは□で表示される。一応ターゲッティングから着地はできるがEXタンクを持ってないとそこからの追加の吸血はできない。
ステージ内にある電子レンジ内に入るとイベントが発生し、時間内に電子レンジ内にあるハートリングを全て取った上で電子レンジの外に出ると大量のハートリングを獲得できる。時間切れになると電子レンジ内に閉じ込められ、即ゲームオーバー。挑戦は1回きりのため途中で出るもしくはクリアするとそのセーブデータでは二度と挑戦できない。(2年目でも復活するが仕様は一緒)
空手の練習(?)をしている麗奈から吸血を行う。ステージ内にはEXタンクが1つ。
開始時点では吸血ポイントが無く、ベッドに置いてある携帯電話のギミックを発動させると出現する。ノルマは2タンク×2箇所
ここからバトル中に殺虫スプレーを使用するようになり、部屋の中に殺虫灯を設置するようになる。いずれも当たるとダメージを受けるが、後者はアイテムを取りに行く以外で触れることはないため特に気にしなくていい。
生け花中の健一から吸血を行う。ステージ内にはEXタンクが1つ。
健一を囲うように蚊取り線香が設置されており、床も殺虫剤が撒かれている。また本ステージでも時折エアコンから風が吹くことがあり、その風に流された蚊取り線香の煙でダメージを受けることがある。
遊びに来た綾香から吸血を行う。ステージ内にはEXタンクが2つ。
終盤の2タンク吸血を除けば1タンクのみの吸血ではあるが、吸血ポイントが非常に多く見逃しが発生しやすくなっている。
ここから常時バトル状態でのスタートとなり、全てのリラックスポイントを突き、必殺技発動前に一瞬だけ出現する黄色の気絶ポイントを突けば気絶させられ、吸血ができるようになる。ステージ内にはEXタンクが1つ。
網戸に虫除けスプレーが撒かれており、外からの風の影響で毒が常時流れ込んでいる状態。触れるとダメージを受ける。
本ステージでは麗奈との最終決戦。ステージ内にはEXタンクが1つ。
モスキラー(接近すると煙が出る)が設置されてるほか、部屋中殺虫灯だらけになっており、弾き飛ばされたときに触れる可能性がある。
本ステージでは健一との最終決戦。ステージ内にはEXタンクが1つ。
部屋中に虫除けスプレーが撒かれているのか壁床天井ソファーなど部屋の至る所が毒になっており、さらに接近すると噴射されるモスキラーが至る所に設置されている。
健一自身が持つ必殺技が完全に人外の域に達しており、広範囲に拡散する「健一・ザ・ミラクル」「健一・ザ・イルージョン(2年目ではファイナルが付く)」は健一の向きや動作をよく見ていないと回避するのが難しく、更に直撃すると大ダメージを受ける。蚊相手にそこまでしなくても…
時間制限あり。各部屋へ行き、気絶している健一、カネヨ、麗奈の3人から吸血を行う。気絶しているとはいえストレスゲージが赤になると叩き潰してくる。
全12ステージ内にある合計16個のEXタンクを満タンにしたうえでSTAGE 12をクリアすることでハードモードである2年目に突入できる。
家族会議中の会話などに変化があり、バトル中のリラックスポイントが増えるなど1年目よりも山田家が手強くなっている。
また、2年目のセーブデータをロードした状態でタイトル画面に行くとタイトル画面へ行くたびにサブタイトルが変わるという隠し要素もある。
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最終更新:2024/12/22(日) 19:00
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