香取市

香取市（かとりし）とは、千葉県の北東部に位置する市である。

平成18年に、佐原市、小見川町、山田町、栗源町の1市3町が合併して誕生。

基礎データ

• 面積……262.35km²
• 総人口……68,610人  （推計人口、2024年1月1日）
• 人口密度……262人/km²
• 隣接自治体……成田市、匝瑳市、旭市、神崎町、多古町、東庄町 、稲敷市、潮来市、神栖市
• 市の木 サクラ
• 市の花 アヤメ（ハナショウブ、カキツバタ）
• 市の鳥 ヨシキリ（オオヨシキリ、コヨシキリ）

概要

県庁所在地である千葉市から約45キロメートルの距離にある、小江戸三市の一つ。

旧佐原市の地区には江戸時代の商家などの歴史ある建造物が今も残り、利根川の水運によって栄えたころの名残を伝える。

気候が温暖で尚且つ肥沃な大地に恵まれており、首都圏の食糧生産地の役割を担う。

千葉県ながら自然が豊かで静かな暮らしを求める人に人気。反面、電車やバスの本数は少ないため普通自動車免許がないと不便。

関東一の早場米生産地で、古くから米どころとして知られる水郷。食用甘藷の生産・販売額全国一位を誇る千葉県の中でも一番の生産地であることから、日本一の甘藷の生産地とも言える。

畜産では養豚が盛ん。

野田市同様醤油も有名。

創建は紀元前643年と伝えられる東国三社の一つ「香取神宮」がある。参道が長くしかも結構な坂道なため割と疲れる。練習艦かとりの碇も置かれている。

著名な出身者は日本で初めて実測日本地図を作成した伊能忠敬。ニコニコ的に知られているのは漫画家の長谷川裕一とアニメ脚本家などの勝己兄弟。
縁のある人物としては香取神宮の奥の宮に近い山中で修行を重ね、日本の剣術の大元とも言われる「天真正伝香取神道流」を創始した飯篠家直が挙げられる。

佐原張子や佐原フィリアなどの伝統工芸品がある。

神幸祭や佐原の大祭などが主な祭り。

江戸時代末期に農村指導者の大原幽学が考案したうるち米を使った餅、性学もちなどの郷土料理がある。

関連動画

関連静画

関連リンク

• 香取市公式スマートフォンサイト：香取市ホームページ

関連項目

• 日本の市町村の一覧　
• 千葉県:市町村の一覧
• 伊能忠敬