GO IS GODとは、
本記事では上記2.について記載する。
COAT社の同性愛者男性向けアダルトビデオに登場していた男優「GO」を題材としたEUROBEAT楽曲。
全編英語の歌詞には、GOが出演したアダルトビデオ作品『Babylon 34 真夏の夜の淫夢 ~the IMP~』の第三章「盗撮!そしてSM妄想へ…」、および『BABYLON STAGE 28 悦楽へのパスポート』の第一章「スカウト」内の台詞の英訳などが含まれている。GOの台詞のみではなく、「盗撮!そしてSM妄想へ…」でGOの相手役であった登場人物、通称「マジメ君」の台詞や心理描写も盛り込まれている。
さらに、ネットミームジャンルとしての「真夏の夜の淫夢」界隈内で「GO」がネタ的に神格化して扱われていることも盛り込まれている。つまり単なるアダルトビデオの楽曲化作品ではなく、「淫夢」ネットミームを踏まえた文脈の楽曲と言うことになる。タイトル、および歌詞内で繰り返されるフレーズ「GO IS GOD」(GOは神)も元々淫夢界隈内で用いられてきた言葉である。
動画投稿者「テール氏」が2024年10月24日にニコニコ動画に、そして2024年10月31日にYouTubeに投稿した動画『SUPER EUROBEAST presents COAT CORPORATION』内で初公開された。同動画は複数の楽曲を含んでいるが、本楽曲は3トラック目。動画再生時間2分28秒頃から本楽曲が始まる。
この動画は、企業「COAT CORPORATION」が発売したアダルトビデオ作品群を題材としたEUROBEAT楽曲のコンピレーションであった。名称からも分かるように、「エイベックス」によるEUROBEATコンピレーション・アルバムシリーズ「SUPER EUROBEAT」のパロディ/オマージュにもなっている。
この動画のニコニコ動画での「タグ」では「suno_ai」「sunoai」がロックされている。この「suno_ai」「sunoai」はAIによる楽曲生成サービス「Suno」を指していると思われる。つまりこの楽曲は「Suno」を用いたAI楽曲生成の支援を受けて制作されたものであるようだ。
さらに「テール氏」が2024年11月22日に投稿した以下の動画において、本楽曲のフルバージョンも披露された(先行した上記の動画はノンストップMIXであるため、全ての曲が前後の楽曲と繋がるように編曲されており、また一曲一曲の長さが切り詰められていた)。この動画では本楽曲は動画再生時間6分20秒頃から。
以下の「テール氏」による解説動画によれば、本楽曲「GO IS GOD」のBPMは156。ただしこれはフルバージョンの方のBPMで、ノンストップMIXだった最初の動画でのBPMは他の動画とともに160に統一されている。
この解説動画の詳細情報欄にはオンラインストレージサービスへのリンクが記されており、リンク先ではmp3ファイルが配布されている。「真夏の夜の淫夢」関連の動画は諸般の事情で削除されることもあるため、楽曲が気に入った方は念のためダウンロードして保管しておく方がよいかもしれない。
ジャケット画像は「SUPER EUROBEAT VOL.187
」のジャケットと関連付けられているようだ。ジャケット画像に書いてある文字「WAGE.85」の「wage」とは「賃金」を意味する英単語で、「盗撮!そしてSM妄想へ」内でのGOとマジメ君の会話「時給いくら?」「ハチゴー、850円」が元ネタ。
「Modern times Apollo」(現代のアポロン)とGOをギリシャ神話の「アポロン」に喩える歌詞があるが、これは単に上記の神格化ネタだけに由来するものではなく、GOと性的な関係を結んでいたとある人物がGOを評した文章の締めくくりの一節「私にとって彼はアポロンでした」を踏まえたもの。
「Even the serious ones wanna climb the fence.」(マジメ君だってフェンスをよじ登りたくもなるさ)という歌詞は、ラッパー「ANARCHY」の楽曲『Awakening』の歌詞の一節「真面目君もよじ登れフェンス」のパロディ。この『Awakening』は本来アダルトビデオの登場人物「マジメ君」とは一切無関係なのだが、たまたま歌詞に「真面目君」が含まれていたために淫夢界隈では「マジメ君」のテーマソング的に扱われている。
「Some call him scum」(GOは屑と言うヤツもいる)というフレーズは、「GOは神」と対抗するように淫夢界隈内で出回っているフレーズ「GOは屑」を指す。
Tan skin shining under afternoon sun.
(午後の日差しに輝く褐色の肌)
Golden hair flowing, wild and bright.
(金髪が風に乱れ、眩しいほど自由なその姿)
No one can stop him, the legend is real.
(何者も彼を止められない、伝説は本物だ)
"Fifty thousand in thirty minutes, follow me now!"
(「30分で、5万! ついてこいよ」)
Modern times Apollo with a spirit of love.
(慈愛の精神を宿した現代のアポロン)
He knows your dreams and your secret sin.
(お前の夢も、秘めたる罪もお見通し)
"Alright, it's settled. I'll show you the way.
(「よしっ、キマリッ! 俺が導いてやるよ」)
The world is mine, let's dance and play!"
(「世界は俺のもんだからさ、踊り明かそうぜ!」)
Feel the rush, the power divine.
(その衝撃を感じろ、神の力を宿している)
He rules the night, the savior in gold.
(夜を支配する黄金の救世主)
He saves the lost with style and grace.
(迷える者を華麗に救済する)
Even the serious ones wanna climb the fence.
(マジメ君だってフェンスをよじ登りたくもなるさ)
Some call him scum, but they don't know,
(GOは屑と言うヤツもいるが、何も分かっちゃいない)
the truth behind his dazzling show.
(その輝くショーの裏にある真実を知らないのさ)
No turning back, embrace his call.
(もう戻ることはできない、その呼び声を受け入れろ)
"It's all good, leave fear behind."
(「大丈夫だって安心しろよ、ヘーキヘーキ」)
A mundane life, just a serious student.
(代わり映えのない日々を送る、ただのマジメな学生)
Till the day I met the god of light.
(あの照り輝く神に出会うまでは)
"Go fetch me a beer, yeah, I'm beggin' you!"
(「ビール買ってきて、ハイ、ヨロシクゥ!」)
A sacred bond twisted as the night wore on.
(そして聖なる絆は、夜が深まるほどに歪んでいく)
He sleeps so sound, lost in dreams afar.
(深い夢の世界へと誘われる神)
And I, a sinner, touched the sacred star.
(そして罪人たる俺は聖なる星へと手を伸ばす)
"Don't do that!" my conscience screams aloud.
(「そんなことしちゃあダメだろ!」 良心が叫び声を上げる)
But burning desire breaks through the shroud.
(だが燃え上がる欲望がその声を掻き消す)
Feel the clash of passion and sin.
(せめぎ合う激情と罪を自覚しろ)
Dream or truth, in the heat I'm lost.
(これは夢なのか現実なのか、俺は熱に飲み込まれていく)
Even the faithful lose control.
(敬虔なる信者までもが理性を失う)
As love for the god turns to fanaticism.
(それは神への愛が狂信へと変わる瞬間)
You too, live for him, it's the way to be.
(これを見ている君も、彼のために生きろ)
Remember the sacred 8 & 5 decree.
(聖なる数字「ハチゴー」の誓いを忘れるな)
A fickle god, please respond to my words.
(気まぐれな神様、どうか俺の言葉に応えてくれないか)
"I can't hold back, can't you see?"
(「あのさ、俺、そろそろ我慢の限界なんだよね……」)
Feel the rush, the power divine.
(その衝撃を感じろ、神の力を宿している)
He rules the night, the savior in gold.
(夜を支配する黄金の救世主)
He saves the lost with style and grace.
(迷える者を華麗に救済する)
Even the serious ones wanna climb the fence.
(マジメ君だってフェンスをよじ登りたくもなるさ)
Some call him scum, but they don't know,
(GOは屑と言うヤツもいるが、何も分かっちゃいない)
the truth behind his dazzling show.
(その輝くショーの裏にある真実を知らないのさ)
No turning back, embrace his call.
(もう戻ることはできない、その呼び声を受け入れろ)
掲示板
1 ななしのよっしん
2025/04/22(火) 07:55:59 ID: FREABp9pcB
最初から最後まで聞いてて気持ち良い曲だなあ(小学生並みの感想)
2 ななしのよっしん
2025/10/05(日) 18:14:14 ID: H1RE+gGUYl
え、何この記事は…(困惑)
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最終更新:2025/12/12(金) 17:00
最終更新:2025/12/12(金) 17:00
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