93
61 ななしのよっしん
2020/10/11(日) 07:13:05 ID: GRsfRU9Ezr
>>57
建前としてはそうなるんだろうけど、リップシュタット戦役後もはや至尊の皇帝という建前が機能してるのはごく一部の公人が限られた状況で儀礼的にそうしてるだけで、ほぼ万人が本音ではラインハルトの覇権を認めてるわけで。
例外は門閥貴族残党だけど、帝国内では金髪の孺子を批判できないし、帝国にいない正統政府に行った方は自分たちが"救出"しておきながら警備責任を問うわけにはいかんし。
イゼルローン陥落を現場が責任取ったから三長官はお咎めなしがここで活きるのか?
62 ななしのよっしん
2020/10/21(水) 23:30:14 ID: doOgsXdbqG
仮に同盟が「うちは関与してません」「皇帝はお返しします。犯人は引き渡します」をやった場合、
しばらくは侵攻の口実も封じられる(これはラインハルトも懸念していた)し、陰謀のために無意味に
モルト殺しちゃったことにもなるからラインハルトも後味悪かったろうけど、結果的にはそうは
ならなかったからね。
帝国領侵攻で同盟の印象も最悪になってる上に誘拐だから「とりあえず同盟と反動貴族が
悪い」で誰も疑問は持たなかったと思う。
63 ななしのよっしん
2020/10/31(土) 22:33:21 ID: YuzLRTLprP
>>62
同盟政府にそれをやられると、ラインハルトの元に残るのは「皇帝陛下を誘拐された挙句に自力で発見もできず、よりによって叛徒である同盟政府に保護してもらって送り返してもらった」という不名誉だけって事になる。
また、帝国政府としても同盟に対して大きすぎる借りを背負い、外交上の譲歩すら強いられかねない。
こうなっちゃうと、さしものラインハルトも権威に大ダメージを受けることになるし、やっぱり正統政府樹立を認めたのは悪手でしかなかった。
もちろん、その悪手を打たせるようにフェザーンも色々工作はしてたろうけど、トリューニヒト自身は悪手だと気づくなり工作の意図を知らされてたりしなかったんだろうか。
64 ななしのよっしん
2020/11/16(月) 18:28:20 ID: rMLkW/su8V
>>59
オーベルシュタインの意を受けたフェルナーが、モルト中将を自殺に見せかけて始末する・・・なシチュエーションを想像してしまった。
後、フジリュー版のエルウィンとシュザンナはどうなるんだろうな。
原作では最期が分からないシュターデンやエリザベート、サビーネに容赦なく死の宣告を下しているだけに、エルウィンとシュザンナにも同様の処置を取りそうな予感がする。
65 ななしのよっしん
2021/01/31(日) 04:40:02 ID: 4Ub2ef3Sij
幼児に精神安定剤を投与して眠らせておくのはリアル外国では普通のことだろう
66 ななしのよっしん
2021/04/28(水) 22:42:02 ID: irxCilZBle
結局のところ、ラインハルトが同盟に侵攻する口実作りのための舞台装置でしかないのよね。
で、作品内外ともに用済みになっちゃったから釈然としない結末になっちゃった感じ。
67 ななしのよっしん
2021/06/07(月) 10:09:48 ID: AmtMCRP9Q8
フリードリヒ4世の「せいぜい華麗に滅びればいいのだ」とラインハルトの「滅びる時に滅び損ねた奴は~」に対する答えな気がする <釈然としない結末
68 ななしのよっしん
2021/07/15(木) 14:22:37 ID: hV2jWf6Z8l
ラインハルトもさしてエルウィン・ヨーゼフ2世に関心がなかったのも一つだろうけど、例えば皇帝戴冠するまえに皇帝の勅命をでっち上げて、国務尚書にマリーンドルフ伯が就任したりしてれば、幼帝の養育体制なんかも気を配って、もう少しまともに育ったりしたんだろうか…そのまもなくさらわれるけども。
69 ななしのよっしん
2021/08/25(水) 13:36:23 ID: irxCilZBle
>>63
トリューニヒトもそこまで馬鹿じゃないよ。
アムリッツァの時点で内心ではもう同盟を見限ってるも同然であわよくば同盟を売って帝国に移住しようと機を窺ってたから、亡命政権樹立もその口実を作るための布石だったんだと思う。
その結果がバーミリオンでの降伏だったわけで。
70 ななしのよっしん
2021/09/08(水) 05:48:26 ID: ayd9sDj2MM
71 ななしのよっしん
2021/09/09(木) 20:57:14 ID: ZdVww9xBjj
>>70
いったい誰のDNAと照らし合わせるんだ
三親等までの近親者が生存してるかも怪しいのに
72 ななしのよっしん
2021/09/10(金) 13:11:32 ID: IYmTORHcOP
フジリュー版でB夫人に懐いてる幼帝を見ると真っ当な愛情を注いでくれる人って大切なんだな…としみじみ思う
シュザンナと行方不明ってオチなら単独で行方不明な原作より遥かに生存確率は上がるし、
このままどこかで殺されてしまっても結局誰からも愛されなかった原作に比べるとシュザンナ共々遥かに良い生を歩めたんじゃなかろうか
73 ななしのよっしん
2021/09/10(金) 14:08:58 ID: ayd9sDj2MM
>>71
例のゾンビが廃帝かどうかってことよ?科学文明のずっと進んだ未来の話だし、髪の毛一本でも残ってればすぐわかるでしょ。
74 ななしのよっしん
2021/09/10(金) 14:10:00 ID: ayd9sDj2MM
75 ななしのよっしん
2021/09/10(金) 18:10:50 ID: ZdVww9xBjj
>>73
そりゃミイラから遺伝情報を見つけ出すことは出来るだろうけど
それで本人確認するには遺伝情報を照合する当人か少なくとも近親者のDNAが必要なわけで
ゴールデンバウム王朝がそういった記録を保存してるとはとても思えん
76 ななしのよっしん
2021/09/16(木) 05:34:05 ID: ayd9sDj2MM
77 ななしのよっしん
2021/11/04(木) 00:43:07 ID: 6kaofl1Npo
超未来なんだからDNAに限らず科学的な検査は全て簡単に偽装できて逆に本人確認にならなくて、結局知り合いが確認するしかない説。
実際、偽アルベルト大公も本人確認を皇帝がやってるし。
78 ななしのよっしん
2021/11/04(木) 10:32:12 ID: 6kaofl1Npo
あとラインハルト側がエルウィンのDNA情報持ってない可能性があるよね。
ラインハルトがエルウィンの生前のDNA情報を持ってなければ、そもそも比べられない。
鑑定可能な近親者は全滅してるし、エルウィンが幾重不明になってミイラが見つかるまでかなり時間がたってるから、本人の髪の毛とか探すの無理だろうし
79 ななしのよっしん
2021/12/04(土) 21:28:26 ID: QVAzC1MG0L
本気で調べようと思ったらオーベルシュタイン辺りが何とかするんじゃないかな
前に誰か言ってるけど役目御免で退場なんだろうね
皆殺しの異名を持つ作者もさすがに幼児を手にかけるのは逡巡したんだろう
80 ななしのよっしん
2022/01/07(金) 20:00:33 ID: PlePsc5X5C
>>72
コミックス派なので、亡命政府の顛末は最近読んだ。エルウィン・ヨーゼフに関しては、これで終わりで、亡命政府関係者のその後が書かれることはないっぽい。
フジリュー版は原作の大筋を変えることなく希望を残すという、上手い落としどころだったね。
81 ななしのよっしん
2022/02/20(日) 08:08:23 ID: AmtMCRP9Q8
>>75->>79
劣悪遺伝子排除法の影響で、逆にDNA検査とかがタブー視されて、ロストテクノロジーと化してる可能性。
82 ななしのよっしん
2022/04/25(月) 19:05:26 ID: irxCilZBle
「自分は幼児殺しにはなりたくない」
ラインハルトはこう言ってるけど、エルウィン・ヨーゼフに対する扱い方を見てると、どうもフリードリヒ4世に対して向けていた憎しみを直系の孫だからという理由で無意識に向けていたように見えるんだよね。
自分達から姉を奪った相手を直接打倒したかったのに本人が勝手に死んで逃げられてしまい、さらにはせっかく救い出したと思ったアンネローゼはおろかキルヒアイスまでも失う破目になったから本人も気づかずその憂さ晴らしをしようとしてたんじゃないかな?
リヒテンラーデを政敵の排除という名目はあっても八つ当たり気味に一族をほぼ皆殺しにしたのと同じように。
ゴールデンバウム王朝の皇族という肩書きはあっても何の力もない一人の人間の子供相手にガチになり過ぎて人間性の破壊を助長したり、同盟を征服する捨て石にしたのも、本人の野心や政略構想と同時に「姉と同じ目に、いやそれ以前に人間として扱ってやるものか」という個人的な怨みの感情が透けて見える感じがする。
83 ななしのよっしん
2022/05/09(月) 08:45:31 ID: pzv98lzwL0
「幼児ごろしと思われたくない」が本心なんじゃあないかな。
「なりたくない」とは似ているようで違う。
直接手を下すのは流石にマズイが勝手にいなくなるのは構わない。
リヒテンラーデの一族も10歳未満の子供は対象外だし。
最大の例がヴェスターラントの件だけど、あれも核で直接命を落とした人々より、それによってキルヒアイス、アンネローゼとの関係が変わってしまった事と犠牲者の生き残りが暗殺者として目の前に現れた事に心を痛めてる
84 ななしのよっしん
2022/10/03(月) 00:54:19 ID: i74DpPTbvh
なんというか本当に哀れな子だなあ
皇帝としても、一人の人間としても教育してくれる人が周りにおらず、ただ大人たちの都合に振り回される人生を歩むとは
85 ななしのよっしん
2022/10/04(火) 17:27:10 ID: kuZKBxcnZ2
個人的にはこいつが出てくるまで幼帝いないのが不思議だった
幼い子供を皇帝にしてその側近が好きなように政治を動かすなんてよくある話なのに
86 ななしのよっしん
2022/11/22(火) 18:50:49 ID: e6BoNAchij
いや、ゴールデンバウム王朝38代には本編中で事績がまるでわからん皇帝もけっこういるし
中には幼くして即位したやつもいたかも
87 ベルトラン
2023/08/19(土) 12:52:46 ID: AByPv7/GwI
ラインハルトは宮中の職員をリストラしただけで新しい人員を積極的に配置したわけでもないから、エルウィンの世話をしていた職員にはラインハルトの政権奪取の以前からの留任者も多かったはずで、こう考えると幼帝の教育責任にはリヒテンラーデにも責任があるような気もするんですよね。
そういった意味では幼帝を駒としてしか見なかったのはラインハルトに限らず帝国の要人のほとんどに言える問題かもしれません。
あとラインハルトの政権奪取から皇帝誘拐まで一年未満。
この時ラインハルトはキルヒアイスを失い精神的に厳しい状況で、また政権確立や改革などでそもそも多忙だったはず。
そういった意味ではラインハルトは幼帝の状況にまで気が回らなくても無理もない状況だったようにも思います。
だれか幼帝の状況に気づいてラインハルトに進言していれば案外改善に動いたかも。
88 ななしのよっしん
2023/08/19(土) 13:17:00 ID: pibvWlj3iA
改善には動かないだろうね。
小説版でヒルダが考察していたけど、ラインハルトは幼帝をあえて過保護な状況に置いて駄目人間にするつもりじゃないかって節が有るから。
89 ななしのよっしん
2024/03/09(土) 12:50:21 ID: YuzLRTLprP
エルウィン・ヨーゼフの即位後や誘拐後の境遇は、「皇帝」という地位そのものが持つ権力でなく、非人道性というか非人間性の犠牲者であることを示してるのかもなあ。
どうする家康での最終回で、「人間としての自分」を家臣から剥奪されて神格化されていく病床の家康の姿も浮かんだ。
90 ななしのよっしん
2024/11/23(土) 19:57:05 ID: oB2/Fg0qo/
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。