パイルドライヴァー 単語


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パイルドライヴァー

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パイルドライヴァー(Pyledriver)とは、2017年生まれのイギリス競走馬である。

概要

Harbour WatchLa Pyle、Le Havreという血統。

2歳時(2019年)

7月13日ソールベリー競馬場条件戦マーティン・ドワイヤー騎手を背にデビューして勝利を挙げる。続いてデンフォードステークス(L)4着を挟んで、パトリックジョセフマクドナルド騎手を背にアセンダンステークス(L)を勝利した。その後はドワイヤー騎手に戻ってロイヤルロッジステークス(G2)を7着と大敗して、2歳シーズンを終えた。

3歳時(2020年)

3歳初戦はクラシックトライアル(G3)は人気薄ながら2着に好走。続いてロイヤルアスコット開催のキングエドワード7世ステークスG2)では6頭立ての5番人気の評価だったが、レースでは群の中を抜け際して2着に2馬身は差を付けて快勝した。その後は、ダービーステークス(G1)に出走するもSerpentine大逃げ独走からかなり後方の11着と惨敗した。

休養を挟んでセントレジャーステークスの前戦であるグレートヴォルティジュールステークス(G2)では2着に3馬身半差を付ける快勝を果たす。しかし、本番のセントレジャーステークス(G1)は最内を通るもGalileo Chromeの3着に敗れた。その後はチャンピオンステークス(G1)に出走するも7着と大敗した。

4歳時(2021年)

始動戦のジョッキークラブステークス(G2)は2着。続いて出走したコロネーションカップ(G1)では3着以下に7馬身以上突き放す壮絶な叩き合いの上に競り勝ちG1初制覇を果たした。その後はキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス標としていたがトモ筋肉を傷めたため回避し、休養に入った。

復帰戦は11月13日チャーチルステークス(L)で、太残りであったが番手追走から逃げを捉えて押し切る横綱競馬勝した。

その後は香港ヴァーズ(G1)に出走。3番手に付けて最終コーナーから前のを捉えて押し切りを図るも後方から追い込んできた沙田巧者グローリーヴェイズに差し切られて2着に敗れた。

5歳時(2022年)

サウジカップデーの前座競走ネオムターフカップ(G3)に出走するが、普段よりも短めの距離や大外14番だったこともあり、逃げ切ったオーソリティから離された11着と大敗した。

続いてドバイシーマクラシック(G1)に出走。騎手のドワイヤーが負傷したため、ドワイヤー推薦により世界的名ランフランコ・デットーリが騎乗することとなった。レースでは前走とは逆の1番からの発となるが、前が壁になって間を割れず、先に抜け出したシャフリヤールらを捉え切れず4着に敗れた。

欧州後は連覇の懸かるコロンネーションカップ(G1)に参戦。逃げが出遅れしまい押し出されるように先頭に立ってしまい、2着は死守したもHukumから4馬身差という敗だった。

脳天杭打ちパイルドライヴァー

その後は欧州上半期中長距離最強決定戦であるキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(G1)に出走するも最低人気という制評価だった。というものの6頭中5頭がG1で勢いのある実績が多かった。

さらにデットーリ騎手Emily Upjohnを選択し、2歳時アセンダンステークス以来の騎乗となるマクドナルド騎手G1を4勝しているが全てLaurens1頭によるものだった。

レースWestoverがかがり気味に先頭に立ってBroomeそれに続き、本が3番手に付けた。前々でBroomeが進出しWestoverは後退し、その動きに合わせてパイルドライヴァーも手ごたえ良く進出を開始。らつきながらも残り2ハロンから一気に先頭に立ち、末脚を伸ばして食い下がるTorquator Tassoを振り切って2度G1制覇を果たした。

この勝利により凱旋門賞での上位人気も確実視されていたが、9月に入り軽微な故障を発生し、万全の状態で出走できなくなったとして回避した。予備登録を済ませていたジャパンカップも回避し、年内は休養に入った。

6歳時(2023年)

2023年ドバイシーマクラシックから始動する予定だったが、またもや故障により回避し、6月のG2ハードウィックステークスから始動することになった。長期休養明けかつ故障続きが嫌われたのか2番人気に留まったが、中3番手から最後の直線で抜け出し、2着に1馬身1/4差をつけて優勝した。

続けてキングジョージVI世&クイーンエリザベスステークスに進んで連覇をすも、先行から伸び負けて5着に終わった。その後右前脚の故障が再発し、9月5日引退が発表された。通算20戦8勝(G1・2勝)。

血統表

Harbour Watch
2009 鹿毛
Acclamation
1999 鹿毛
Royal Applause Waajib
Flying Melody
Princess Athena Ahonoora
Shopping Wise
Gorband
1999 栗毛
Woodman Mr Prospector
Playmate
Sheroog Shareef Dancer
Fall Aspen
La Pyle
2011 鹿毛
FNo.13-c
Le Havre
2006 黒鹿毛
Noverre Rahy
Danseur Fabuleux
Marie Rheinberg Surako
Marie d'Argonne
Lidana
2005 鹿毛
King's Best Kingmambo
Allegretta
Lidakiya Kahyasi
Lilissa
競走馬の4代血統表

クロスMr. Prospector 4×5(9.38)、Northern Dancer 5×5(6.25)

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