あの頃ペニー・レインととは (アノコロペニーレイントとは) [単語記事]

あの頃ペニー・レインと（Almost Famous）とは、2000年のアメリカ映画である。監督はキャメロン・クロウ。

概要

主人公と同じく15歳で『ローリング・ストーン』誌の記者になった監督の体験談をもとに制作された青春映画。

第58回ゴールデングローブ賞でミュージカル・コメディ部門の作品賞を、第73回アカデミー賞で脚本賞を受賞。

エルトン・ジョンやザ・フー、レッド・ツェッペリンを始めとした有名アーティストが楽曲を提供している。

なお、作中にはいくつもの実在のミュージシャンや曲、バンド名が出てくるが「スティルウォーター」は架空のバンドである。

あらすじ

厳格な母に育てられ、アルコールや薬物はおろか自分の正しい年齢すら知らない純朴な少年、ウィリアムは、姉が家出するときに残したレコードでロックに目覚め、批評家になることを志す。

1973年、15歳になったウィリアムは『クリーム』誌に校内新聞を送り、そこで知り合った記者からブラック・サバスの取材を申し込まれる。しかし、リストにないからとセキュリティに追い出され会場入りも出来ないまま手持ち無沙汰に。そこでバンドを助けることを生きがいとしている“バンド・エイド”のペニー・レインと出逢い、彼女に導かれるままファンだったブレイク寸前の中堅バンドとともに全米を旅し、音楽と切ない初恋の世界へ身を投じる。