村人(ファイアーエムブレム)

村人(ファイアーエムブレム)とは、無限の可能性である。

概要

読んで字のごとく、一般人で非戦闘員の村人である。
そこらのきったねぇ賊にも劣る程度の戦闘力しか持たず、一方的に蹂躙され、そこを主人公たちに助けられるNPC達のクラスである。

が、自軍に加わり、どうにかこうにか戦闘経験を積むことによってその秘めた才能が開花、爆発的な成長を遂げていつしか軍のトップエースとなる、そんなクラスが村人である。

上級職は複数用意されており、プレイヤーの戦略に合わせて職を選択することもできる。そういう点でも「無限の可能性」と言えるだろう。

強さの変遷

初期値は壊滅的だが、鍛えれば鍛えるだけ強くなる。
その性質上、if暗夜編を除いてはフリーバトルが存在する作品にしか登場していない。

外伝

見習い	Lv3	下級	Lv7	上級	Lv10	最上級	Lv10
むらびと(剣)	⇒	ようへい(剣)	⇒	けんし(剣)	⇒	ませんし(剣)	⇒	むらびと(剣) （以下無限ループ）
	⇒	ナイト（槍）	⇒	パラディン(槍)	⇒	Gナイト(槍)
	⇒	ソルジャー（槍）	⇒	アーマー(槍)	⇒	バロン(槍)
	⇒	アーチャー（弓）	⇒	スナイパー(弓)	⇒	ボウナイト(弓)

見習い	Lv3	下級	Lv12	上級
むらびと(剣)	⇒	まどうし(黒魔法)	⇒	けんじゃ(黒魔法・白魔法)

男性が就けるクラス5つの中から任意のクラスに就くことができ、さらに傭兵系になった場合のみ魔戦士から再び村人に戻って鍛えなおしたり、別系統のクラスに就くことができる。これは最初から傭兵系のキャラクターも同様。

アルム軍ではラムの村の村人のグレイ、ロビン、クリフの3人が、
セリア軍では山村の村人アトラスが加入する。

グレイは初期レベル・初期値ともに高く、即戦力として活躍できる。クリフは成長率が高く、また魔道士にした際に使用できる魔法が多いため、大器晩成タイプのユニットである。初期値も成長率も微妙なロビンは2軍落ちしやすいが、外伝はそもそも難易度が低いので、中盤くらいまでなら十分使って行ける。
一方、アトラスは主力メンバーがおおむね揃った頃に加入し、成長率もよろしくない為、最初から使われないことも多い。

聖魔の光石

村人に近い性質のクラスとして、新人兵士、かけだし戦士、魔道士見習いの3クラスが登場する。
詳しくはソシアルナイト（ファイアーエムブレム）、戦士（ファイアーエムブレム）、魔道士（ファイアーエムブレム）の項を参照。

覚醒

クラス	備考
村人(槍)	Lv上限30

上級職を持たず、レベル上限30の特殊なクラス。

鍋をかぶった青年ドニが加入する。
村人は槍を使って戦うことが出来るがクラス的には基礎ステータスが弱くそのまま戦うのはかなり苦労する、また上級職が無いためLv上限は30までとなっているが、スキルを覚えた後ずっと村人でいる利点は薄い。スキルは成長率がさらに良くなる「良成長」と、レベルが上の相手に対して命中と回避が上昇する「下剋上」。
特殊なクラスではあるがれっきとした職資質であり、息子限定だがちゃんと遺伝する。

ドニは仲間になる条件は少し特殊で、章開始時に加入しその章内でレベルアップを経験すると終了後もそのままついてくる。その圧倒的な成長率からプレイヤーからは「ドニキ」として崇拝されている。
 他の職資質は傭兵と戦士でありドニが就けるクラスの中で槍を扱えるのは村人だけであるため、村人時代に鍛えた槍の腕前が無駄になるという弱点もなくはないです。

if

下級	CC	上級
村人（槍)	⇒	兵法者(剣・槍・斧)
	⇒	大商人（槍・弓）

通常の下級職と同じ扱いになり、また槍スキルを存分に生かせる上級職に就けるようになった。

スキルは下剋上の習得が早まった以外は覚醒と同様。

戦火で滅んだ村の生き残りの少女モズメが白夜暗夜双方で加入する。
モズメは東北弁ではなく京都弁と思われる訛りがある、固有スキルは山や田畑にいる時HPが回復する「農地の主」。ドニほど極端ではないが初期値が低く成長率が高いというのは同様で、白夜では育成容易で、暗夜では育成こそ大変だが貴重な白夜の兵種なので育てる価値は大いにある。
もう一つの資質は弓使い。暗夜では弓兵が少ないのでチェンジしても良い。

関連項目

• ドニ（ファイアーエムブレム）
• むらびと