源頼光(fate)

源頼光(fate)とは、Fate/Grand Orderに登場するサーヴァントの1騎である。
サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)を参照のほど。

CV:戸松遥

この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。

概要

イベント「天魔御伽草子 鬼ヶ島」で追加された期間限定サーヴァント。
イベント内でのピックアップに限定されるので入手は限られる。

人理修復の７つの特異点を巡るその最中、新たな特異点が現れる。時は平安時代の日本。
そのイベントにおける中心人物としてイベント内シナリオに深くかかわってくるキーマンである。

人物像

絵師の本庄雷太氏らしい小さい頭に匹敵する胸元の良いものが特徴。谷間ゆえにハート型模様になった前垂れが再臨衣装では外れて、寄せて上げる注連縄を装着しておっぱいタイツ師匠よりも過激なことになる。
それでいて濡れたようなきれいな黒いストレートヘアや具足などはしっかり和を思わせる。

平穏を愛し、こと身内と共にいる時間を大事にしたいと各所でコメントしている。
世話焼きで奥ゆかしくも人懐っこい。可愛げと茶目っ気も持ち合わせ、なんでも許容してしまうような慈悲深さを持ち、さながら母のように接する。
その傾向は特に関係深い人間に対して顕著。母性愛の化身とも言われている。
ファンの間ではママ呼ばわりされ、ブーディカ達と炊事をするなどカルデアでも家事を進んで行っている模様。
ただ、武術に長けるためか空中で食材を解体するという頓狂な横着をして注意されているらしい。

嫌いなものは”悪い虫”であるが、例として真っ先に挙げるほどの鬼なる妖怪が嫌い。
仕事人気質らしく敵に対する慈悲は欠片も持たない。

来歴

源頼光（みなもとのらいこう）。　平安時代に活躍した武士の一人。

頼光四天王の筆頭として各地の幻想・怪異を誅するべく転戦した大将。
メンバーは渡辺綱、卜部季武、碓井貞光、そして我らがゴールデンこと坂田金時の4人。

有名な彼女の戦績は　酒呑童子　の項目を参照されたし。
酩酊させたところを暗殺したために大いに恨まれている様子で、両者がカルデアに召喚された日には一応マスターのメンツを立てて休戦状態にあるようだが一触即発にある。

能力

• 身長／体重：175cm・？？kg
• 出典：史実、『御伽草子』より
• 地域：日本
• 属性：混沌・善　　性別：女性
• ステータス
  

  筋力：A

  耐久：B

  敏捷：D

  魔力：A

  幸運：C

  宝具：A+

• スキル
  

  保有スキル	無窮の武練：A+	自身のスター集中率アップ ひとつの時代で無双に到った境地。精神的制約に関わらず十全の力を出せる。
  	魔力放出（雷）：A	Buster強化+回避状態付与 魔力による身体強化や推進移動。彼女の場合、雷を伴う。
  	神秘殺し：A+	特性「魔性」特攻　＆　属性「天」「地」を持つ疑似・デミでないサーヴァント特攻 頼光四天王の戦勲がスキルと化したもの。 二番目の特攻は分かりづらいが、端的にいえば”架空の人物”特攻。 フィクション絶対殺すウーマン、サーヴァントの殆どが餌食となりうる範囲の広さが特徴。
  クラススキル	狂化：EX	自身のBusterカードの性能をアップ 理性と引き換えに身体強化が行われる。しかし、彼女は大凡理性を喪失していない。
  	対魔力：D	状態異常耐性 魔術への抵抗力。魔除けアミュレット程度。
  	騎乗：A+	自身のQuickカードの性能アップ 乗り物を乗りこなす能力。竜種を除くあらゆるもの…神獣にすら乗れるランク。
  	神性：C	自身の攻撃ダメージにボーナス 神霊適正。ランクが高いほど神に近い人間である。 彼女の場合、ある理由で高いランクが抑えられている様子。
  	狂化：EX	自身のBusterカードの性能アップ 理性と引き換えに身体を強化する。 ……なれど、彼女は理性を失っていない。 すなわち、これはクラススキルなどではなく、彼女の本質由来のものであるといえる。

召喚クラスの印象に反して多彩にして手数が多いため、NPの回収力は悪くない。唯一スターの生産力が低いため、スキルもあいまってスター稼ぎ屋をパーティに組ませておきたい。スターさえあればその火力は凄まじい。
山盛りのパッシヴスキルにより、単純なスキル抜きの殴り合いだけで違いが分かってくる。
また、宝具でスター生産力が1ターンのみ向上するので、宝具を発動するターンはすべての行動を彼女に任せたいところ。そうすれば2ターンに渡って弩級の火力を発揮してくれる。
欠点は紙装甲、ノーガード戦法。　クラスもあいまって狙い撃ちにされる度に冷や汗を禁じ得ない。　ｶｰﾁｬﾝはしっかり守ってあげましょう。

戦闘アニメでは戦闘民族サムライを体現した多彩な攻撃方法をしっかり見せてくれる。
ほぼキャスター以外すべてのクラスに適性のあるような多芸ぶりを見せてくれるが、そのクラスは彼女の本質を射抜いたものであった……

宝具・技術

牛王招雷・天網恢々（ごおうしょうらい・てんもうかいかい）

武士としての彼女の在り方…即ち頼光四天王と共に戦ったその状況を再現する宝具。

自分含む合計5体の分身による連撃を食らわせる。一人だけでも四天王！！
分身の得物はそれぞれ違い、おそらく各々の武器（宝具）を再現しているものと思われる。
事実、5つの中にはゴールデンな武器こと「黄金食い（ゴールデンイーター）」が見られる。

ゲームでは自身へのスター発生率が向上するため、宝具の後にさらに頼光自らの追撃によってメリットがある。
というか宝具そのものから出現する星の数も凄まじいため、必殺技でありながら次のターンへの準備も兼ねている。
なのでクリティカルと宝具のループを目指すのが彼女を運用するうえでの指針ともいえる。

童子切安綱　（どうじぎりやすつな）

そもそも彼女が所持しているとは明言されていないが、有名なのでここに記載。
酒呑童子の首を落としたとされる刀。彼女が所有している刀はおそらくコレと思われる。

ちなみにこれ、「天下五剣」に指定され、国宝として東京国立博物館に収められている。
一生のうち一度ぐらいは公開されるかもしれないので覚えている方はぜひ。
というか、宝具クラスの名品が現存しているとか日本の物持ち気質パネェ。

源膝枕　（みなもとのひざまくら）

絆を深く結んだマスターにのみ明かす対人宝具。
マスターをダメにするスキンシップ。

関連静画

関連項目

• Fate/Grand Order
• サーヴァント(聖杯戦争)
• TYPE-MOON関連の一覧
• ブーディカ(Fate)　/　アーチャー（Fate/stay night）　←炊事担当と書いて「ママ友」
• 坂田金時(Fate/Apocrypha)　←部下　愛すべき息子の一人。
• 酒呑童子(Fate)　←一度殺した相手　サーヴァントとして色々な意味でライバル

　

　

　

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― 此処でページを閉じればかわいい母親肌のサーヴァントの紹介で終了します ―

　

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　マスター、私はあなたを我が子のように愛します。

ですから……どうか、あなたも”母”を裏切らないように。

　

　

真名

真名は源頼光であると同時にその兄弟にあたる鈴ヶ森の丑御前（すずがもりの　うしごぜん）。

宝具の名前から分かるかもしれないが、”牛鬼（ぎゅうき）”と呼称される鬼の一種。爆乳そのものが伏線だったのだ。
最初は鬼子として寺に捨てられたものの、その力を惜しんだ父親、源満仲によって”男として”育てられることとなった。つまり、源頼光=丑御前というのがFateにおける真実である。
そうして期待に違わず女性の身ながら武芸を修め、4人の部下を率いる大将となる。

頼光とは乖離性人格障害（つまり二重人格）の関係にあるため、丑御前としての記憶は頼光側は持たない。
一たび牛鬼としての側面が現れてしまえば文字通り暴走し、関東一帯を巻き込んだ大捕物に発展。そのときは最期に自刃しようとした彼女を坂田金時が昏倒させる形でなんとか保護。その際に鬼としての存在である丑御前の人格は埋没していった。しかし、源頼光と丑御前は不可分のものであるため、あくまで沈静化したに過ぎなかった。
この大捕物ですら、丑御前としての本性を嘆いた源頼光による自殺未遂と葛藤だったというのだからその脅威は計り知れない。鬼嫌いとはつまり彼女の強い自己嫌悪に由来したものなのである。

そして、丑御前の願望が聖杯に辿りついた結果、平安時代の特異点として鬼ヶ島を作り出すに至る。
それは紛れもなく理想郷なのであるが、あまりにも正確すぎる願望の反映により、むしろ煉獄と化していた。

狂化：EX

彼女はバーサーカーとして顕現している。
しかし他人を思いやる理性、戦士や将としての技や判断の冴えは失われていない。
つまり精神破綻者系バーサーカー。清姫などと同じカテゴリの会話ができる狂戦士。

端的にいうと、鬼の血ゆえ人と離れた価値観に母性が合体結合した毒母の化身。
愛しいものと認めたものには「息子」として全霊の愛を注ぐのだが、その愛情を妨げる者を「悪い虫」として徹底排除。彼女にとって「家族」と「恋人」の境界は全く無い。そもそも「夫婦」の概念も微妙で、ぐだ子を「息子」呼ばわりすることから男女の境も曖昧かもしれない。
まっとうな愛を語りながらその中に社会道徳や人道は存在しない。
また、その独占欲ゆえに「息子」が彼女を裏切り、悲しませた場合の反発は想像もつかない。というか彼女も想定していないため何が逆鱗となるか彼女自身も知り得ない。
総括すると『あらゆる可能性、未来を奪って「息子」であることを強要する』という狂気である。

これらの狂気を持ちながらも社会生活を送れる程度に慈愛で本性をコーティングしたのが頼光である。
そして丑御前はこれらを他者に強要し、結局それが成らないジレンマに嘆き暴れていた……ということである。
彼女最大の不幸は、「母は子の独り立ちを願い、認める」というピースをいつまでも得られないことから理想の母たり得ないままであり続けると言うことだろう。

その点をして金時は上司と母の両方の彼女に板挟みとなって大変困惑しており、酒呑童子もその狂気を見抜いたうえで邪険にしている節があるのをそれぞれのマイルームで聴くことができる。
そしてカルデアのマスターは、彼女の妖怪としての性質を認めたいわば彼女の希望の光であると同時に親愛を示すべき対象となるだろう。　それゆえに心したい、彼女は角隠しが巧みであると。

関連動画

関連項目

• ヤンデレ
• 過保護
• 清姫　/ 静謐のハサン　←この2人を含めた3人組はマスターに従順ながら愛が重い共通点を持つ。