うわぁ・・・べんぞうさんの中・・すごくあったかいナリ・・・とは、BBSサイト「2ちゃんねる」の「ニュース速報(VIP)板」に、2005年6月8日(水)00:25に立てられたスレッドの名称である。改変のしやすさから、いろいろなネタに応用されている。
元のスレッドのURLは ココだったようだが既にdat落ちしてしまっているため、各種ログサイトを参照していただきたい。
うわぁ・・・概要の中・・すごく詳しいナリ・・・
初版における台詞の正式な表記は「うわぁ」の後は中点(・)を3回、「べんぞうさんの中」の後は2回、「すごくあったかいナリ」の後は3回である。改変版ではそれぞれの回数が変わっていたり、二点リーダ(‥)や三点リーダ(…)に変わっていたりする。「ナリィ」と語尾に小文字の「ィ」が付けられていたり、最後に赤面を表す漫符をイメージしたと思われる「///」が付けられている場合もある。
台詞を発したのは藤子・F・不二雄の漫画『キテレツ大百科』に登場するからくり人形のコロ助で、べんぞうさん(原文ママ)とは、その漫画に登場する学ラン姿の大学生(元浪人生)の苅野勉三のことを指している。
台詞のシチュエーションはおそらくコロ助自慢の小刀、若しくは隠された中華キャノンを勉三さんのどこかに挿れている様子を描いたと思われる。如意光などで小さくなって身体に入っただけ、とする説もある。
上記のとおり、ネタの発祥はインターネットであり、当然のことながら原作のキテレツにはこんな台詞は存在しない。
そもそも藤子は児童漫画家でこのようなBL描写にはほぼ無縁だったほか、後述のような環境設定でありながら、エロ同人の題材にキテレツが選ばれることなぞこの頃はまず無かった。別に妙子とブタゴリラのプレイとか見たかないでしょみんな(藤子プロが版権にめっちゃ厳しいという事情もあるが)。
なお、アニメのキテレツでは一度遊園地でキテレツの発明で仲良くなったブタゴリラとトンガリがデートするという話があるので、アニメ版であればまったくBLに無縁でもないといえる。
なお、キテレツ大百科は藤子F作品では数少ないほぼ全男子が『彼女持ち』という羨ましいポジションで、このスレの犠牲になった勉三さんも女性の恋人持ちである。よって、勉三さんはゲイではない。
勉三さんの恋人の名前は上原友紀という(原作だと君子。)しかも、美人で高学歴、さらにスタイル抜群でスチュワーデスの大和撫子というキテレツ七不思議のひとつで『何故彼女が勉三さんに惚れたのかがわからない』と言われるほどの超リア充である(一応、キテレツの発明を使ったという事情はある)。
なお、この記事作った人の昔の彼女はアニメ版と一字違いの名前でアニヲタでした。今は行方不明。オイラが悪かったから帰ってきておくれ~
キテレツ自体原作も遥か前に完結しており、アニメ版もこち亀に道を譲る形で円満終了となったことで、21世紀に放送しているのはキッズステーションか静岡県などの限られた地域の再放送ぐらいであった。2年前の2003年に最初のテレビスペシャルを除く全話がDVD化されたものの、2005年当時はほぼ「なつかしアニメ」のひとつぐらいの扱いであり、スレッド自体も同日のレスポンスがほとんどで『外部』へのネタ流出はほぼ無かった。
但し、中身は濃厚なホモスレで、1の記載した「も、もういきそうナリ・・・」に追随する形で14が「コロちゃんのは大きくて硬いだすなあ~」などと返し、勝手にストーリーが進行。藤子Fがあの世で激怒するであろうとんでもない展開にスレ住人の腹筋は崩壊した。
だが、すぐにdat落ちしてしまい、そのまま闇に葬られる・・・かに思われた。
しかし、このスレッドの『タイトル』にバカウケした一部のアホな連中が「タイトルだけが面白いスレ 12」というスレッドにこのタイトルだけを提示し、AAが作られるなど一定の反応を得た。
さらに、続きの13スレ でよく似たタイトルの「・・・べんぞうさん・・・その穴じゃないナリ・・・ 」も発掘されたが、こちらは大して話題にならなかった。代わりに本家の派生系が誕生し始め「うわぁ・・・歩美の中ドロドロじゃねーか・・・バーロー」や「うわぁ・・・ラオウの中・・・すごくあたたたたたたた・・・」「うわぁ・・・歌丸師匠の体・・すごく冷たいです・・・」「うわぁ・・・四次元の中・・・すっごくあったまでかでーか♪ 」が発掘、またこのスレの321によって再度掘り起こされ(表記は「すごくあたたかい」と誤記)、さらにウケた住人が「うわぁ・・・」系のスレッドをドンドン投稿。
そして、現在ではウホッ、アッー、には及ばないものの、一定の知名度を誇るBL系のネットスラングの一つとして認識されている。
但し、先述の元ネタを知らない人々からは「このようなBL本があるのか?」「まさかコロ助と勉三さんがそんな関係だったなんて・・・」と勘違いしている人も少なからず居るようである。
先にも書いたが、勉三さんは彼女持ちでゲイでねえっす!!
勉三さんに関する考察など
アニメ版、原作版共に、上記のとおり恋人持ちであり苅野勉三氏はゲイとは考え難い。
同性別愛傾向が全く無かったのかというとそうではない。
仮に同性別愛者でなくとも、両性愛、すなわちバイの可能性はあるのではないかと考えられる。
また、恋人との間に肉体関係があった旨は、最後の最後まで明かされることは無かった。
このほか、コロ助がどういった性的嗜好を持つのかについても明かされていない。
アニメ第281話「勉三さん受難!学園祭はケツバット?」というエピソードを覚えているだろうか?
彼はこの話のラストで女性用の下着を身に纏い、学園祭のステージで男性客にも円らな瞳でキッスを送っていた。
なお、この話でコロ助は「夢に出てきて魘されそうである」という感想を漏らしている。
すなわち、上記のシチュエーションはこの学園祭の後の夢の中で起きた出来事であるとは考えられないだろうか?
木手英一の発明品の中には「夢見鏡」という夢の中で遊ぶことのできる機械が実在している。
もしかすると、あの学園祭のステージでの光景が忘れられなかったコロ助が密かに勉三さんの夢に入り込んだのかもしれない。
また、本番組のエンディング曲の一つにTOKIOの「うわさのキッス」がある。
この楽曲の歌詞には「うわさのキッスをあげる 情熱キッスを君に 胸さわぎ いつまでも さめない さめない 夢の中へ夢の中へ」とあることも、この台詞の出来事が夢の中で行われた情事であることを物語っている。
「帰さない こわしたい わるいウルフでかまわない …マジだから」というのは、両者の夢から覚めたくない、このままの関係を永遠に続けていたい、という願望を描いたものなのではなかろうか?
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