ケフカとは、ファイナルファンタジーVIに登場する敵キャラクター(ラスボス)である。
概要
年齢35歳 身長167cm 体重48kg 誕生日11月19日 血液型AB型
好きなもの:鏡 嫌いなもの:レオ将軍 趣味:人形遊び
言動は道化師のような外見同様ふざけきっているが、その内面は破綻し禍々しい狂気に取り付かれている。ゲーム序盤はドマ王国を滅ぼしたりと残忍なシーンもありながら、ギャグシーンもあったりと味のある小悪党だったが、中盤にガストラ皇帝を裏切り古代の神々「三闘神」の力を吸収。世界を崩壊させ「神」として君臨する。
- よく「人工での魔力注入実験に使われようとしていたセリスを庇って人体実験に志願したために、当時の不完全な製造技術で副作用を受け人格が壊れてしまった」裏設定が存在する――と噂され、その賛否で動画が軽く荒れることがしばしばある。 ゲーム内で実際に言及されているのは、ベクタの住人が「ケフカはセリスより前に造られた初期の人造魔導師だ」「実験で魔力を得た引き換えに人格が壊れた」という所まで。件の「セリスを庇って~」という尾ヒレがいつ勝手に付加されたのかについては諸説あるが、Vジャンプの巻末付近コーナーの何処かに書いてあったという説が今のところ最も有力。 裏公式か? 二次創作設定か? と言われると当時のソースが残っていないので微妙な所ではある。FF6の実況プレイ動画やプレイ動画視聴の際は、この話題には注意。
裏話かガセかの議論で収拾がつかなくなる恐れがある。
他作品におけるケフカ
ディシディア ファイナルファンタジー
ディシディアでももちろん登場(CV:千葉繁)。千葉氏の怪演もあって、全プレイヤーの腹筋をブレイクしにかかってくる。そんな中でもケフカの哀しみが表現されている辺り、スタッフは「分かっている」…のだろう。
エンカウントボイスでは皇帝に「役立たず以下」(DFF)「獲物が大決定した」(DDFF)と盛大に皇帝違いをやったり、「心の中だけおしゃべりだね」(DDFF、対スコール)とか「もう、言うことも無いね」(DDFF、対エクスデス)とか「あれ?もしかして、年上?」(DDFF、対シャントット)とか「いろ~んな意味で、アブナイ人」(DDFF、対セフィロス)とかネタをてんこ盛り。あと、セシルはマジで嫌いらしい。
ディシディア世界でも忠誠心はともかくいろんな協力者(雲さん+クジャ)がいたり人形(ティナ)がいたりしてディシディア世界を満喫しており、かつ皇帝には自分とは異なる方向の策士だと一定の評価を受けている辺り、アノ世界のカオス組の中では「勝ち組」と言えるかもしれない。
ちなみに、ケフカにはプレイヤーの姿が見えるとのこと(アルティマニアRPGサイドp596)。
お尻ペンペンして挑発するだけでは飽き足らず、アーケード版で幻獣を召喚する際にお尻を振ったり、敗北した際に「ぼくちんプンプンだよ~!」と悔しさのあまりオナラをしたりと下品な行動も少なからずある。
ファイナルファンタジーXIV
レイドダンジョン『次元の狭間オメガ:シグマ編』4層のボスとして登場。原作の本人ではなく、FF14におけるオメガが「検証」のために創り出した一種のイミテーションである。
CVこそ付いていないが、原作同様の笑い声と台詞回しは健在である。
戦闘は妖星乱舞をBGMに進行する。
第一楽章から第三楽章までは道化師の姿でプレイヤー達と対峙しつつ、背後に出現させた瓦礫の塔からも多種多様な魔法攻撃を放ってくる。更にハードモードに当たる零式では、第四楽章と共に『神』の姿に変身。原作さながらの黄昏の光の中で熾烈な攻撃を仕掛けてくる。
FF14には、敵の攻撃の効果範囲が事前に予兆として表示されるシステムが存在する。本作のケフカはそれを見抜いた上で逆利用し、時折り予兆と逆の範囲に攻撃を仕掛けてくる。更に零式難易度では、嘘と本当を織り混ぜての同時攻撃をも仕掛けてくる。
ディシディアとはまた違った方向で、プレイヤーの事を見抜いているとも言える。
名言集
ケフカの迷台詞は敵キャラとしてはFFシリーズの中でも特に多い。 口調も一人称も一定せず、キャラクターの狂気を示す演出として上手く機能している。
- ホワッホッホッホ(SE)
- まて! と言われて、まつ者がいますか!
- レオ将軍がいなくなったらこの川の水を毒に変えてやる…ふれただけで即死じゃあ…ヒッヒッ…
- むむむむむむむなさわぎがが何か来るっ!!!
- おほほほ! なんと、あたたかい手ざわり! みたされていくー!!
- にげろ! にげろ! でないと、黒コゲだじょー!!
- ジジイが…… さっきの、役たたずといったのは取り消してあげましょう なぜなら、皇帝、あなたは! 役たたず以下、だからだー!!
- うきゅ!
- この世で一番の力を私は取り込んだ。 それ以外の者などカスだ!カス以下だ!カス以下の以下だ!
- ゼ~ンブ破壊して死の世界をつくるのだ!
- それもこれもゼ~ンブ ハカイ ハカイ ハカイ! ゼ~ンブ ハカイだ!!
- ひゃ ひゃ 死のない破壊など面白くもなんともないわ!!
- 命… 夢… 希望… どこから来て どこへ行く? そんなものは…このわたしが 破壊する!!
小ネタ
任天堂とスクウェアの合作であるスーパーマリオRPGに名前だけ登場している。
終盤のクッパ城クイズの部屋で「今回の冒険の敵は?」という問題の選択肢で確認できる。
妖星乱舞
※妖精乱舞は誤り。
※「妖星乱舞」も参照のこと。
ラストバトルで流れるBGMのタイトル。全四楽章から成る組曲であるが、
特に最後の第四楽章が際立っており、この最終楽章単体がケフカ戦のBGMとして認識されている節がある。
元々の「ケフカのテーマ」や彼の笑い声サンプルボイスを使った演出が印象的である。
関連動画
関連商品
関連静画
関連コミュニティ
関連項目
- ファイナルファンタジーVI
- ディシディア ファイナルファンタジー
- ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー
- ティナ・ブランフォード
- 魔導士ケフカ(ケフカのテーマソング)
- 妖星乱舞
- ド!
- スーパーマリオRPG
- ファイナルファンタジーの関連項目一覧
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