概要と起源
マジカルミライ福岡は、「初音ミク『マジカルミライ』」を2023年まで開催されてこなかった福岡で開催することを目指す活動である。
そのムーブメントはX(当時の名称は「Twitter」。以下旧称である「Twitter」と表記)上のハッシュタグ「#マジカルミライ福岡で開催してくれ頼むから
」の出現がはじまりとなる。ちなみに確認できる最古のポスト(以下旧称「ツイート」と表記)は2022年9月4日に投稿された、下記の@VocaloidInfoRTによるツイートである。
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https://twitter.com/VocaloidInfoRT/status/1566383255104163840
なお、この元ネタは「#マジカルミライ愛知で開催してくれ頼むから」である[1]。つまり要望の声は福岡よりも愛知の方が先に発せられていたことになる。
ただ、2023年8月末までに開催された都市は横浜(横浜アリーナ)、大阪(インテックス大阪)、東京(東京体育館・日本武道館)、千葉(幕張メッセ)、札幌(札幌文化芸術劇場 hitaru)であり、幕張メッセとインテックス大阪による開催が2018年から2023年までベース(なおマジカルミライ10thにて札幌でも開催)となっていたため、当初はもはや「集団幻覚」レベルの活動とみられていた。
活動の進展
ただ、このハッシュタグによる活動はじわじわと広がりを見せ、定期的なツイートを行う者が現れるほど、現在に至るまで浸透していく。
さらには当ハッシュタグを用いた動画宣伝だけでなく、ニコニコ動画内のタグやネタとしても採用され始める。
⇒ 関連動画
そして、2023年6月以降、有志により機運を高めるリアルイベントの開催が発表されていく。
エア・マジカルミライ福岡
エア・マジカルミライ福岡とは、ちょうどマジカルミライ2023 大阪公演の2日目にあたる2023年8月12日に、マリンメッセ福岡あたりで行われた非公式イベントである。
当イベントはもちろん非公式企画であるが「ペンラ・法被・ぬいぐるみなどを持ち寄って、あたかも今ここでマジミラ福岡が開催されているかのような写真を撮ってtwitterなどに投稿し、マジミラ福岡への機運を高める。」ことを目的に開催された。
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https://twitter.com/HaYuTeA/status/1665327699706130433
フラワースタンド企画
マジカルミライ2023 東京公演に「マジカルミライ福岡で開催してくれ頼むから有志一同」からのフラワースタンドを送ろうとの企画がボカロP はゆ茶主催のもと行われた。[関連ツイート]
そのフラワースタンドの支援者について、同年7月20日から8月31日までの間に募集が行われ、総勢18人からの支援が集まった。
ちなみに送ったフラワースタンドは55,000円の「【マジカルミライ 2023】 祝い花パラレル/初音ミク(東京)
」である。
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https://twitter.com/sigekun/status/1697783888901558331
パチミラ福岡
「パチミラ福岡(パチミラ福岡2023秋 ~第一回皿回し選手権~)」とは、2023年7月22日に発表された、主催ボカロP んべべ商会、黒幕 はゆ茶による、2023年9月16日に福岡市内で開催されるボカロDJ・即売会イベントである。
会場は福岡県福岡市早良区西新4丁目7‐17 の「Jamlto 西新」。
日時は2023年9月16日 14:00~19:00。
DJ出演者はShu、appy、ど~ぱみん、Saku
、ブブゼラ
、んべべ商会を予定している。
明太ミク
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https://twitter.com/patimiraFUKUOKA/status/1682691962095435778
猫橋ねこ(@nekobasi_illust)
によりデザインされた明太ミクは福岡名物の明太子といちご(あまおうなど)、福岡タワーなどがモチーフとなっている。
上記イラストには、猫橋ねこ
、はゆ茶(@HaYuTeA)
、💌,,(@z20230216)
、わどか@ボイロ茶番(@wad0ka)
、なのは(@nanoha_idea)
が参加している。
Twitter上ではファンアートが多く投稿されている。⇒ 「#明太ミクたべたい
」
そして…
and…
2023年9月3日に行われたマジカルミライ2023 東京公演千秋楽において、2024年8-9月に福岡・東京、10月に大阪[2]でマジカルミライ2024の開催が発表された。なお、2023年9月6日時点では会場は発表されていない。
会場候補
福岡県内でマジカルミライを行える会場の候補として、マリンメッセ福岡と西日本総合展示場の2つが考えられる。
ちなみに、マジカルミライ2023の会場のうち、
大阪公演の会場として使用されたインテックス大阪各ホールの展示面積は、3号館(企画展(クリエイターズマーケット・待機列))が5,119㎡、4号館(企画展(メイン会場))が6,729㎡、5号館A(ライブ)が4,728㎡の計16,576㎡[3]であり、
東京公演の会場として使用された幕張メッセ各ホールの展示面積は、9ホール(ライブ)が9,000㎡、10・11ホール(企画展)が9,000㎡の合計18,000㎡[4]である。
マリンメッセ福岡
福岡県福岡市博多区に所在するコンベンションセンターであり、A館とB館で構成される。
A館の多目的展示室の面積は1階が8,000㎡、2階が1,100㎡[5]である。また、A館に隣接しているB館は2021年春にオープンした新しいものであり、多目的展示室の面積は5,000㎡[6]である。
最寄駅である福岡市地下鉄箱崎線呉服町駅から徒歩15分と遠いが、博多駅や天神駅からバスが出ている。
西日本総合展示場
福岡県北九州市小倉北区に所在するコンベンションセンターであり、本館と新館で構成される。本館の全館合わせた展示面積が7,140㎡[7]、新館のA・B・C展示場合計の面積で8,000㎡[8]である。
JR小倉駅から徒歩約5分という立地の良さも特徴である。
関連動画
関連静画
関連商品
関連リンク
関連項目
脚注
- *@VocaloidInfoRT による2022/11/12 18:00(JST)
によるツイート。その出典は不明。 - *大阪公演が10月となっているのは、インテックス大阪にて、2024年6月~8月に大規模改修工事を行う予定であることが考えられる。参考⇒「令和6年度(2024年度)大規模改修工事に伴う申込受付開始時期の延期について
」 - *インテックス大阪, 料金表, https://www.intex-osaka.com/jp/organizer/guide/price/, 2023/09/06最終閲覧より
- *幕張メッセ, 国際展示場 展示ホール9~11 施設概要, https://www.m-messe.co.jp/organizers/guide/exhibitionhall/guide_exibition9-11, 2023/09/06最終閲覧より
- *一般財団法人 福岡コンベンションセンター, マリンメッセ福岡A館 施設概要, https://www.marinemesse.or.jp/messe/organizer/outline/,2023/09/06最終閲覧より
- *一般財団法人 福岡コンベンションセンター, マリンメッセ福岡B館 施設概要, https://www.marinemesse.or.jp/messe-b/organizer/outline/, 2023/09/06最終閲覧より
- *公益財団法人 北九州コンベンション協会, 西日本総合展示場 本館 施設詳細, https://hello-kitakyushu.or.jp/nishiten-honkan/detail/ ,2023/09/06最終閲覧より
- *北九州観光コンベンション協会, 西日本総合展示場 新館, https://hello-kitakyushu.or.jp/nishiten-shinkan/detail/ ,2023/09/06最終閲覧より
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