あるえとは、ライトノベル『この素晴らしい世界に祝福を!』の登場人物である。
概要
紅魔族出身の少女。めぐみんとゆんゆんの同級生であり友人。
短めの縦ロールに蝙蝠の羽型の髪留め、左目には常に眼帯を着けている。アニメやゲーム作品においては、髪留めが紫色のリボンへと変更されている。
自身の紅魔族の名乗りでも述べている通り、えらくあちこちが発育しており長身でスタイルも良い(同級生の間では脱いだら凄いと評判)。
職業は『アークウィザード』。上級魔法を扱えるがあくまで両親に言われて覚えただけであり、本人は冒険者になるつもりはなく、将来は作家になって誰かを喜ばせる物を書くことが夢。
中二病を患う紅魔族の例に漏れず、芝居がかった言動や格好良い展開を好む。また演技力も高い。
マイペースでサバサバした性格の持ち主。滅多なことでは動じず、普段何を考えているのか分からないとも評されており、めぐみん曰く「変わった子」。
しかしアプリゲーム『このファン』2周年記念において、原作者・暁なつめ氏が書き下ろしたアニバーサリーエピソード『アクセルの冒険者達』では、めぐみんの爆裂魔法によってゆんゆんと共に吹き飛ばされ、互いにパンツが丸見えになるという災難に遭い、流石の彼女もこの時ばかりは羞恥心のあまり元凶のめぐみんをひたすら攻撃するという珍しい光景が描かれている。
常に着けている眼帯は強力な力が込められた逸品で、精神を安定させ洗脳や魅了といった操作系の魔法に対する耐性が得られ、同時に魔力を抑える役割も持つ。彼女の場合、持って生まれた魔力が大き過ぎたらしく、力を暴走させない為に幼い頃に着けられた……という設定がある。
実際は子供の頃、祖父に買ってもらったただのオシャレ眼帯なので特に意味はない。
里から旅立つめぐみんのお別れ会の際には同じ物をプレゼントしている。
学生時代はめぐみん、ゆんゆんに次ぐ優秀な成績を収めていた。
卒業後は毎日家に籠もって『紅魔族英雄伝』という作品を執筆中(断じてニートではない)。
たまにめぐみんやゆんゆんに手紙を送って感想を求めており、最近では紅魔族の新聞を作ったり本も出版したりなど、収入は得ている模様。
なお、スピンオフ『この素晴らしい世界に爆焔を!』各巻頭で紹介されている『“紅魔の里”不滅目録』は彼女が書いた体となっている。
「作家は適当に話を作ってなんぼ」という考えを持っており、その影響で周りを困らせたりすることもあるが、ゆんゆん程ではないにしろ学校では友達の少なかっためぐみんによく声をかけたり、ゆんゆんを気遣ったり、彼女が提案しためぐみんのお別れ会にも来たりと友達思いで面倒見も良い。
めぐみんの仲間達にも基本友好的に接しているが、カズマとだけは険悪な関係。
事の発端はゆんゆんの父である族長が娘に送った手紙に、あるえが自作小説を同封したことから。この手紙の内容を勘違いしたゆんゆんに振り回されたあげく、紅魔の里でも散々な目に遭ったカズマが、そのきっかけともなったあるえと出会った際に小説(一週間の徹夜の結晶)を引き裂いた為。
以降、顔を合わせる度に喧嘩となり、めぐみんがカズマに好意を寄せていると知るとゆんゆんルートに戻るよう説得するようにもなった。
Web版では登場しないが、公式のキャラクター総選挙ではサブキャラの中では毎度高い順位にいたり、複数のゲーム作品ではプレイアブルキャラクターとして登場する等、隠れた人気を誇る。
その人気の要因の一つとして、Webみんの系譜を受け継いでいると言われ、無表情系美少女で落ち着いた雰囲気に口調等々、書籍化で設定変更される前のめぐみんとの類似点が多い。
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関連項目
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