ここをキャンプ地とするとは、宿を後回しにした結果である。
ここを概要とする
北海道テレビ(HTB)の番組『水曜どうでしょう』の企画「ヨーロッパ・リベンジ」にて、ドイツをレンタカーで移動していたどうでしょう班。日も暮れてきた頃、「今夜の宿をまだ確保出来ていない」ことが不安視される中で、大泉、嬉野Dの両名は「先に飯を食わせろ」と主張する。結局、宿が決まらないままレストランで食事を取ることにした……のが悲劇の始まりであった。
その後7時頃にレストランに入ったはずが、夕食を終えたのは夜10時過ぎ。宿を探すも走れど走れど宿は見つからず、藤村Dにより「12時までに見つからなければ野宿」との宣言がなされる。さすがに野宿はマズイ、との思いで必死の宿探しを続ける一行。しかし、非情にも日付は変わってしまう。そしてレンタカーを道端に止め、三人の前で藤村Dが一言。
おい、このバカ野郎
よく聞け、いいか
ここをキャンプ地とする
こうして、一行は寒風の吹くドイツの道端でキャンプを張る羽目になったのだった……。
なお、ディレクター陣はテント、タレント陣は車内で寝ることになったのだが、車のキーをD陣が持っていってしまったせいでエンジンをかけられなかった上、窓がちょっと開いていたせいで、大泉、鈴井の両名は更なる苦痛を味わうこととなる。
特に大泉は、この旅が始まる出発直前まで行き先を知らされていなかった為、その時着ていた半袖短パンしか持って来ていなかった。そしてもちろん、行き先を知っている鈴井やD陣も余分な荷物は持ってきていなかったため、結局大泉は直前のコントで使用していた王子様のコスプレを着用し、厳寒の車内を過ごす事となった。それが本当に効果があったのかは、翌朝に見せた彼の態度を見れば一目瞭然だろう。
以降、どうでしょう班の旅の鉄則に「メシより宿」が加わることになった。
※因みに
余談ではあるが、元凶の片割れである嬉野Dも、「荷物が重いから」という理由で夏用のシュラフ(寝袋)を持ってきてしまったが故に厳しい夜を過ごしたらしい。その翌朝、後から起きだした藤村Dに対して「これ以上北に行ったら僕は死にます」と言う言葉を残した事をここにひっそりと書き記しておきたい。ここを関連コミュニティとする
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ただの…ただの更地じゃないですか。
ここを関連項目とする
- 水曜どうでしょう
- 大泉洋
- 鈴井貴之
- 藤村忠寿
- 嬉野雅道
- 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
- ゆるキャン△
- …まさかの他系列で放送のドラマ版第2期でこの台詞が飛び出す。「ゆるキャン△どうでしょう」と言うくらい原作でネタになり、アニメでもコラボしているのにもかかわらず、いずれもこの台詞は出ていないため、まさに「原作とアニメで言ってないだけ」を体現する結果に。
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