アインズによろしく!とは、ナザリック地下大墳墓の絶対支配者の怒りを引き起こす魔法の言葉である。
概要によろしく!
元ネタは書籍版オーバーロード7巻にあるヘッケラン・ターマイトのセリフ。
それで? どんなことを言っていた?
ナザリック地下大墳墓に侵入したワーカーチーム「フォーサイト」は、墳墓の主アインズ・ウール・ゴウンに遭遇。アインズは財宝目当てでナザリックに侵入したワーカー達に敵意をむき出しにする。これを説得しようと、フォーサイトのリーダーであるヘッケランはアインズの知り合いの許可を得て侵入したと説きはじめる。ないとは思いつつも、万一にでもかつての仲間の手がかりが得られればと忍耐強く質問を続けるアインズであったが…
この発言でアインズはヘッケランの話がブラフであると確信するに至り、激怒することになった。
クゥ、クズがぁあああああああ!!
本来、「アインズ・ウール・ゴウン」はアインズが所属していたギルドの名前である。ナザリック地下大墳墓に侵入することを許可したのが本当にアインズのギルド仲間だったのならば、ギルド名(の一部)を「アインズによろしく!」と人名であるかのように扱うはずがないのである。
そもそも、「モモンガ」から「アインズ・ウール・ゴウン」と改名したのは、その名を世に知らしめればかつての仲間に気づいてもらえるかもしれないからであった。従ってアインズは、大切なギルド仲間の話を出されれば、ありえないと思っても無視することが出来ない。人間ごときがギルド仲間の許可を受けたと騙ってその弱みをつこうとしたことがアインズの逆鱗に触れたのである。
ひとつお聞きしたい。フォーサイトにはどんな運命が待っているのでしょうか…
なお、Web版での彼らはこれとは違った結末を迎えている。特にアルシェは尻尾を生やしてシャルティアの性奴隷になり、帝国との同盟後に元帝国貴族の経歴からアインズの教師役に抜擢、その褒美として妹の双子と共にナザリック第6階層で平和に暮らす許可を貰うという、だいぶ救いのある話になっている。
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