コメント単語

• 概要
• コメント（ニコニコ動画）
• コマンド一覧
• コメント保持数の仕様
• エイプリルフール企画
• 関連リンク
• 関連項目
• 脚注
• 掲示板

コメント（comment）とは以下のことを指す。

1. 「注釈」「解説」「論評」「批判」「意見」などのこと。
2. プログラムのコード中に説明のために入れる文字列のこと。 → コメントアウト
3. ニコニコ動画において動画に書き込む文字列のこと。コメや米、※とも言われる。

概要

コメントの語源はラテン語の「commentum」という単語であり、これは「お互いの心」を意味し「批評」のような使い方で使われていた単語である。

現在の英単語として「comment」と言えば「心に思った物事に対する感情」「注釈」「意見」などの意味で使われる単語である。

日本において「コメント」と言えば、「芸能人に一言コメントを貰う」「謝罪コメント」などのような使い方で頻用されている。

また、ニコニコ動画で「コメント」と言えば、「動画に書きこむことができる文字列」の意味になる。

コメント（ニコニコ動画）

ニコニコ動画の最大の特徴がこの、動画にコメント（一口書き込み）をつけることができる機能であると言われている。 コメントが残ることにより、動画に対する視聴者の反応が分かりやすく、投稿者のモチベーション向上につながっている。コメントは通常、画面右から左へ流れる。

コメントは動画投稿者は削除できるが、それは動画プレイヤー上に表示されなくなるだけでコメントサーバーには残る。

コメントビューアと呼ばれるツールを使うことで、アプリ上にコメントとそれらに関する各種情報を移すこともできる。

コメントを書き込む方法

原宿までのバージョンではニコニコプレーヤーの下にあるテキストボックスに、コメントを入力し、｢コメントする｣というボタンをクリックする。Qwatchではコメント入力後にEnterキーを押す。コメントの入力が成功すると、テキストボックスに入力したコメントが黄色い枠に囲まれて動画上に流れる。

1コメントに書き込める最大文字数は動画で75文字。^[1]生放送では60文字まで。全て共通する部分であるが、連続して同じコメントを書き込むことはできない。短時間に一定回数以上コメントすると一時的に規制される。また、空白文字だけのコメントをすることはできない。

コメント使用上の用法･注意

誹謗、中傷や、他者の権利を侵害すると考えられるコメントに対しては、運営によるコメントの削除、及びアカウントの使用一時停止等の処分が行われる場合がある。また、このようなコメントを発見した場合、動画のプレイヤー下部にあるユーザーコメントを報告のリンクから通報することで運営に削除の対応を依頼することができる。

動画内で言い争いせずに、みんながニコニコできるコメントを心がけましょう。

コマンド一覧

コマンド欄に各コマンドを入力することで、コメントの色･大きさを変えたり、様々な効果を持たせることが出来る。コマンドは全て半角入力で、複数書き込む場合はスペースを挟んで記述。内容が重複する場合は手前のコマンドが優先される。

色を変えるコマンド

プレミアムカラーには同色に名前が二つ存在するものがあるが、どちらを使用しても効果は同じである。但しあくまで別のコマンドであるため、コマンドをNG設定する場合は別扱いになる。また、プレミアム会員はこのコマンド以外にHTMLカラーコード(#000000～#ffffff)が使える。

2009年4月28日にニコニコ動画の新プレーヤーが実装された際、コメント色のコマンドについても変更が行われた。具体的には以下の通り。

• それまでプレミアム専用だった black が一般会員でも使用可能に
• プレミアム会員専用コマンドとして pink2, cyan2, black2 が追加
• 加えて、プレミアム会員はHTMLカラーコード(#000000～#ffffff)が使用可能に
• 一部の色コマンドのRGBを変更
  • 「以前のコメントも色が変わってしまった」等の指摘を受け、2009年6月1日にblue2を除いて(^[2]元の色に戻された。

その他のコマンド(視聴者が使用可能なもの)

初めての方は、ニコニコ動画教科書を見てみよう。

コメント保持数の仕様

「保持数」と言ってもそれ以前のものが消えるわけではなく、過去ログとして閲覧できる(ただし、通常の方法ではプレミアム会員のみ)。以下の数値は動画再生時に取得されるコメント数という意味。

2008年2月1日～

その動画の再生時間によって異なる。

•  2:30未満の動画　100
•  5:00未満の動画　250
• 10:00未満の動画　500
• 10:00以上の動画　1000

なお、一度に動画上に表示できるコメント数の最大は30である。

2008年2月4日～

•  1:00未満の動画　100
•  5:00未満の動画　250
• 10:00未満の動画　500
• 10:00以上の動画　1000

2010年12月22日～

これまでは動画全体で古いコメントから順に表示されなくなる仕様だったが、仕様が変更された。その結果、動画を1分ごとに区切り、その1分間について最も新しいコメント100件が表示されるようになった。この変更は過去のコメントにもさかのぼって適用されたため、一部では混乱も起きていた。

2011年2月3日～

更に仕様が変更。上記の形式に加え、それ以前までの1分～10分(100件～1000件)の形式が統合されたハイブリット表示仕様となった(コメント保持数は和集合である点に留意)。つまり10分の動画なら1000件+1分毎の100件加算=1900件(最大)のコメントが表示される。なお、この両形式双方の表示条件に当てはまってコメントが被る場合(例：定期的に貼られた歌詞等)はキチンと1つに結合される。

これらの仕様変更によって、どれだけコメントが付いても上限が1000件であった旧仕様と異なり、長時間動画で起こりがちであったコメントの空白時間が回避される。その為長時間動画や、ニコニコチャンネルの番組にメリットのある仕様といえる。

※以前の仕様で視聴したい場合はプレーヤーの右上「コメント」タブにある「コメントの量を減らす」にチェック。QWatchの場合は設定の「コメント表示」タブから。

エイプリルフール企画

2008年4月1日

エイプリルフール企画として、「ニコニコ動画2.0(笑)」となり、通常右から左へ流れるコメントが、左から右へと逆に流れていた。4月2日になると、元に戻った。

この際、@逆・@倍速などコメントすると、コメントを自由自在に逆にしたり倍速にできるというデマが広がったが、実際にはそのような機能は一切無かった。

2008年4月10日

コメントが逆流するニコスクリプト(@逆)が実装された。　→　お知らせ

2009年4月1日

今度は「全部red」「コメントが流れる速度が約3倍」という特徴を持つ「高速プレーヤー」が「試験運用」された。もちろんこれもエイプリルフールネタであったため、この日限りの実装であった。詳細は「高速プレーヤー」の記事を参照。

関連リンク

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関連項目

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脚注

1. *以前は動画でも60文字までだったがプレーヤーがワイド画面（16:9）表示に対応した際に75文字に引き上げられた。
2. *旧プレーヤーにおいてblue2のRGB値は#33FFCCであり、cyan(#00FFFF)と殆ど区別がつかなかったため、blue2のみ色変更が維持されたと思われる。詳しくは「blue2」の記事参照。)

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