Half-Lifeシリーズに登場するコンバインとは、地球外生命体の侵略軍及び、彼らに与する地球人の離反者の組織である。また、コンバインに加担する地球人兵士達を指す言葉でもある。
概要
Half-Life2開始時
前作から約20年後、異世界に幽閉されていた主人公「ゴードン・フリーマン」が地球の次元に帰還すると、人類はコンバインと呼ばれる組織に支配されていた。
ゴードンのかつての上司ブリーン博士は、前作終了後に起きたコンバインの地球侵略(7時間戦争)でコンバイン側と調停を結び、大統領に就任していた。
都市は彼らに管理されており、人々は自由のない抑圧的な生活を送る。管轄外の都市や区域はXENから溢れた危険な生物や、それらの生物によってゾンビ化した人間のなれの果てがうろついている。
前作でゴードンがXENにいた超能力を使う知的種族ボーディガンツの独裁者ニヒランス(もちろん強力な能力が使える)を倒したので敵対理由がなくなり、現在レジスタンスとボーディガンツは対コンバイン協力体制にある。
組織
コンバインは多次元規模連合組織らしく、無印にも出てきたXENの次元を制圧している。
コンバインフォースと呼ばれる軍事力を有しており、今のところ確認される構成員はコンバインに加担する地球人兵士(通称ガッポイ)、ストライダーやドロップシップやガンシップなどの巨大サイボーグ、そして強力な超能力を持つ芋虫のようなアドバイザー(現状は彼らがコンバインの支配種族では?と推測されている)である。
XENの原生生物を兵器利用しているが、完全に支配化に置いている訳ではなく、原生生物やゾンビ化した人間等と鉢合わせすると交戦状態になる。
ゲーム終盤で訪れる超巨大要塞内の設備を見るに地球より遥かに進んだ技術を持っており、続々と兵器を生産していた。支配体制に抵抗するレジスタンスも(なぜか)超人的な戦闘能力を持つゴードンの助けなしでは相当厳しい戦いを強いられている。
ブリーン博士はガッポイ達を支配下に置いており、レジスタンスの人々は主にガッポイ達を指して「コンバイン」と呼んでいる。ショッカーの戦闘員に対して「ショッカー」と呼ぶようなものだろうか。
ゴードンに命令を下す謎の人物G-MANは時間操作やテレポートなどの強力な能力を複数持っているチート的な人物だが、ゲーム中のやりとりを見るに限界があるようでコンバインの戦力数はもちろん、さすがにアドバイザークラスが何体もいるのなら勝ち目はないと思われる。少なくともゲーム中では2体のアドバイザーが同時出現している。
ただの科学者のはずがなぜかバールや重火器やグラビティガンを自在に使いこなし、数々のXEN敵性生物やコンバイン軍を葬るという対異星人特殊部隊の兵士や数々の戦争で功績を残してきたベテラン兵士の如き活躍をしてきたゴードンでさえ、現状ではアドバイザーに圧倒されている。
今後は?
2のその後を描いたEP2まで出ているが続編がいつ出るのかわからない。
EP2のラストではゴードンらの働きで次元扉(コンバイン本国と繋がっている?)が閉じ、それに激怒したと思わしきアドバイザー2体がなんと「次元扉が閉じて数分後」に早速お礼参りにやってくる。
しかしアリックスが飼ってるペットロボット「DOG」に暴行を受けると凄い速さで撤退していった。
DOGに奇襲され地面でジタバタしてから、急いで逃げるアドバイザーの姿はちょっと可愛い。
さあ続編を作る作業に取りかかるんだ!
関連動画
関連項目
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