「ソルダム」とは、以下の事を指す。
1の概要
もう少しかいつまんで説明すると、「プラム(スモモ)」の一種が「ソルダム」。スモモの品種だけでも300ぐらいはあるとのこと。肝心のソルダムはプラムよりでかく、甘さと酸味がほどよく共存しているのでスモモ好きという人は一度食してみるのもありだろう。2のタイトルの由来も、おそらくそのデカいスモモから来ていると思われる。
2の概要
1992年にアーケード向けに開発されたゲームであり、世界観はさらに前のアーケードゲーム「妖精物語ロッドランド」を使っている。
「妖精物語ロッドランド」について
敵全滅クリア型のアクションゲーム。百聞は一見にしかずということで動画をご覧あれ。
このゲームに出ている「リット」と「タム」がソルダムに出演し、モードのひとつ「セキーロモード」ではさらに多くのロッドランドのキャラクターが出てくるストーリーモード的な触れ込みになっている。
ルール
木の実が2×2の4つセットでまとめて落ちてくる落ちものパズル。
横に移動できる範囲は五列のどれかと限られているため、落ちものにありがちな「ちぎり」は無い。
最大4色で同じ色を一列に揃えると消せる他、木の実はオセロのコマのような性質を持っている。
つまりタテヨコナナメで同じ色同士の対で挟むと、その間の木の実の色がその色にまとめて変わる、のだ。
(ただし、複数の木の実が並んで挟まりがかち合った場合、右から左に挟んで色を変える事ができない)
このルールを活用するため、「最新の一列に揃えて消えた色に対応して」フィールドの地面直下部分に
消えた色の木の実が一列分まとめて乗っかるようになっている。(これをゲーム中で「クリアソルダム」と呼ぶ)
このクリアソルダムは消える事こそないものの、挟む色に使う事ができるのでガンガン活用すれば
いかに色が増えようとも特定の一色で挟むことだけを考えてプレイする事が可能。
「そるだむ 開花宣言」
そんなソルダムだがなんと2017年3月3日に発売されたハード「Nintendo Switch」のダウンロードソフトにフルリメイクで登場。
リットとタムも今風にチェンジ…どっかで見たことあるような画風になってるけど大丈夫か
モードは4種あり、対戦プレイのモードもこの中に入っている。ジョイコンをおすそ分けすればお手軽に対戦可能。
とはいえ「ルール解ってないと対戦できないよね…」って人の為に初心者向けモードもあります。
Switch持ちでおねだん1500円分の価値があると判断した貴方はぜひともご購入下さい。
アップデート記念 各モード解説
そんなそるだむ 開花宣言が2017年4月20日にアップデート。せっかくなので各モードを解説していきましょう。
そるだむモード
一人用の基本モードにして「プラミー」という生き物に餌を与えるモード。今回はリメイク前にあった「セキーロモード」と呼ばれるステージクリア式のモードがないため、こちらのモードでロッドランド要素がある。そもそもプラミー自体がロッドランドでの雑魚敵なのだが、さらに餌を与えていくことでロッドランドの雑魚敵にもボス敵にも変化する仕様になっている。さらにさらに「4種類の最終開花=それ以上プラミーが成長しない状態」を達成するとなんとエンディングが見られる。
なお、コンプリートの補助として「一度変化した形態」のプラミーをプラミー図鑑から持参可能。ヒントは公式サイトにしっかりと載っているので、購入してかつまだ見てない人はこちらのリンクを参照に頑張ってみよう。それ以外にもアップデートに伴ってBGMセレクトやレベルセレクトができるようになった。腕に自信がある人は高めのレベルからトライしてみよう。いきなりクリアソルダムがない状態からの多色立ち上げは意外と難しいです。
らくだむモード
ソルダムをそもそもやった事が無い人は、ここで操作の癖などを練習しておくといい。「ずっと練習する:時間制限なし」と「ちょっと練習する:5分間のスコアアタック」の二通りで遊べる。後者に至ってはハイスコアも記録されるのでらくだむどころではないのはご愛嬌。
つめだむモード
上級者にもおすすめのいわゆる「手数制限パズル」モード。実際に出くわすであろうパターンを予習もとい解く事ができる。
たいけつモード
そのままずばり二人用対戦モード。Switch一台、ジョイコン2つでお手軽に対戦が可能なので気軽に誘ってやってみよう。
プラミーずかん
そるだむモードでも説明した通りの機能と、文字通りの図鑑機能。ここでは変化する条件は教えてくれないので、先程のリンクの情報を参考にコンプリートを狙うべし。
その他
- エンディング:読んで字の如く。これを見る事ができたらそるだむ初心者卒業である。
- 操作説明:これまた読んで字の如く。ここでルールを理解する事がハイスコアを達成する鍵である。
- 音符のマーク:サウンドモード。ここで薄ぼんやりと「アレンジ」と「オリジナル」の二通りのBGMが入っていることに気付くであろう。
- レンチのマーク:設定変更。BGM音量、SE音量の調整やボイスのオンオフ(部分的にオフ)とかガイドのオンオフとかだいぶ細かいサウンド設定に加えてBGMタイプを「アレンジ」と「オリジナル」のどちらかに切り替える事ができる。切り替えたとたんに設定変更画面にある音楽そのものが変わるので結構わかりやすい。ご丁寧にエンディングの音源まで切り替わるのはかなりのファンサービスであろう。さらにアップデートによって言語の変更まで可能になった。グローバルっすね!
関連項目
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