ダックとディーゼル機関車(原題:Duck and the Diesel Engine)とは、映像作品「きかんしゃトーマス」の原作となる「汽車のえほん」(原題:The railway series)シリーズの第13巻である。
著:ウィルバート・オードリー/挿絵:ジョン・ケニー
概要
汽車のえほんシリーズ第13巻。英国では1958年に出版された。日本では1973年に出版されたが、2004年ごろに品切重版未定となった。2005年に出版された新装改訂版が発売された。2010年12月には「汽車のえほん」シリーズ65周年記念としてミニ新装版が発売された。更に2020年12月には「新・汽車のえほん」版が発売された。
この巻はダックと、新しくやってきたディーゼル機関車「ディーゼル」の物語が中心となる。
収録作品
| 旧版邦題 | 新版邦題 | 原題 | TVシリーズ対応回 |
|---|---|---|---|
| こぶなし機関車 | ドームのない機関車 | Domeless Engines | 第56話 ゴードンとゆうめいなきかんしゃ |
| ディーゼル機関車ディーゼル | ディーゼル機関車のディーゼル | Pop Goes the Diesel | 第38話 ディーゼルがやってきた |
| ディーゼルのたくらみ | ディーゼルのわるだくみ | Dirty Work | 第39話 ディーゼルのわるだくみ |
| とこやへいったダック | ダック、とこやさんへいく | A Close Shave | 第40話 とこやにいったダック |
キャラクター
- ダック:この巻の主役。同じ大西部鉄道の機関車、「シティー・オブ・トルーロー」が来たことにより、他の機関車に大西部鉄道を自慢するようになる。
- ゴードン:ソドー鉄道にやってきたシティー・オブ・トルーローにヤキモチを焼く。シティー・オブ・トルーローより速く走れると豪語するも、橋梁の上で蒸気溜のドームを風に吹き飛ばされてしまった。3話では、ディーゼルの悪巧みにより、ダックを機関庫から追いだそうとする。ディーゼルが貨車に吹き込んだ悪口は「すっとびソーセージ」。
- ディーゼル:ソドー鉄道にやってきた入れ替え用のディーゼル機関車。ゴマすりの上腹に一物あり、性格は非常に悪い。ダックに笑われた仕返しにダックを機関庫から追いだそうと企む。
- ヘンリー:3話で、ゴードンと同じくダックを追いだそうとする。ディーゼルが貨車に吹き込んだ悪口は「おんぼろ車輪のしかくあし」。
- ジェームス:3話でゴードンたちと同じくダックを追いだそうとする。ディーゼルが貨車に吹き込んだ悪口は「赤さびのふる鉄」。
- エドワード:4話で機関庫から追い出されたダックを自分の支線に暖かく迎え入れる。
- トビー:床屋に突っ込む事故を起こしたダックが機関庫に帰ってきたとき、迎え入れる。チョイ役。
- トーマス:同上。
- トップハム・ハット卿:機関庫でダックを追いだそうとする騒ぎが起き、鎮めに駆けつけた。ディーゼルが貨車に吹き込んだゴードンたちの悪口に笑いをこらえる。ディーゼルのことはあまり信用していなかったようだ。
その他のキャラクター
- シティー・オブ・トルーロー:イギリスの有名な機関車。世界で一番最初に時速100マイル(時速160km)を出したと言われている。ダックの憧れらしい。
- 床屋:床屋に突っ込んできたダックに腹を立て、石鹸を塗りたくる。動転していたのだろうか。行動の意味がよくわからない。
関連動画
関連項目
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- なし
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