チャンネルはそのまま!とは、北海道の地方テレビ局を舞台として佐々木倫子の漫画である。
概要
「週刊ビッグコミックスピリッツ」で2008年から2013年にかけて連載された。北海道の架空の地方テレビ局「HHTV北海道ホシ☆テレビ」を題材としており、HTB北海道テレビ放送が漫画の制作に協力している。
「HHTV北海道ホシ☆テレビ」に入社した新人の報道記者を中心に、報道部やアナウンサー、普段はあまり題材とならない編成部や営業部などの活躍も描かれている作品である。
漫画の制作協力をしたHTB北海道テレビ放送により2019年にテレビドラマ化。50周年記念作品として製作され、作中では同局の札幌市豊平区南平岸の旧社屋や札幌市中央区の新社屋が登場した。当初は北海道ローカル放送であったが、人気に伴い同局系列を中心に日本各地でも順次放送された。
漫画
雑誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」、単行本6巻
- 2009年1月30日発売、ISBN 978-4-09-182450-9
- 2010年1月29日発売、ISBN 978-4-09-183105-7
- 2010年11月30日発売、ISBN 978-4-09-183580-2
- 2011年9月30日発売、ISBN 978-4-09-184095-0
- 2012年7月30日発売、ISBN 978-4-09-184588-7
- 2013年7月30日発売、ISBN 978-4-09-185446-9
テレビドラマ
制作局はHTB北海道テレビ放送。総監督を『踊る大捜査線』『PSYCHO-PASS』などで知られる本広克行が担当、『水曜どうでしょう』でお馴染みの藤村忠寿と嬉野雅道も監督とプロデューサーとして参加しただけでなく、藤村は本人をモデルにした情報部部長の小倉虎也役、嬉野はフリージャーナリストの山道一徹役で出演している。
主演の雪丸花子役は『べっぴんさん』でヒロインを務めた芳根京子。山根一役は地元札幌出身、『仮面ライダーエグゼイド』の主演も務めた飯島寛騎。HTBということで同局には欠かせない大泉洋やTEAM NACSの面々、さらには鈴井貴之を始めとするCREATIVE OFFICE CUEの所属タレントも総出演している(なのでオクラホマのようにわかりやすいのから、よくよく探せば綾野ましろに至るまであらゆる所に出ている)。また、出演者・スタッフの縁からももいろクローバーZの百田夏菜子もカメオ出演していたりする。
Netflixで独占先行配信された後に、地上波では北海道ローカル放送だったが、のちにテレビ朝日と福井放送を除く全テレビ朝日系列24局+テレ朝系空白地域の他系列4局+地元テレ朝局が放送しなかった関東の都県域独立局5局および福井県では地元テレ朝系が放送しなかった為フジテレビ系列で放送された。本作の放送がないのはテレ朝系の無い佐賀県、徳島県と、テレ朝も独立局も未放映の群馬県、茨城県のみである。
2019年日本民間放送連盟賞の番組部門テレビドラマ番組最優秀賞、さらには同賞テレビ部門グランプリを受賞(ドラマでのグランプリ受賞は史上初)したことをうけて、ドラマ本放送の翌年に関東広域キー局のテレビ朝日でも放送される。栃木県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県では局違いの再放送、群馬県,茨城県では初放送となる。これに伴い初回放送での最終的な未放映はテレビ朝日系列もなく系列外の見込みもない佐賀県と徳島県のみとなった。
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関連項目
脚注
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