ネオ・ボンバーマンとは、1997年にハドソンにより開発・発売されたアーケードゲームである。MVS基板で動くタイトルなのだが、残念ながらNEOGEO版も含めて家庭用ソフトは発売されていない。
概要
アイレム製の「ボンバーマン」「ボンバーマンワールド」、エイティング製の「ぱにっくボンバー」に続く4作目のアーケード版ボンバーマンにして初のハドソン版作品。多くのシステムがSFCの「スーパーボンバーマン4」に共通している他、アーケードゲームとしては手ごろな難易度や乱入対戦機能を搭載したバトルゲームなどが主な特徴となっている。
しかしながら、先に述べたとおり家庭用ソフトが一切存在しないためなのか、他のシリーズに比べれば知名度は低い。
実際、ニコニコ動画でも最近になってようやくプレイ動画が投稿されるほどのマイナーぶりで、それまではOP動画も一切ない状況であった。
基本操作
ゲームシステム
ほとんどのシステムは「スーパーボンバーマン4」に同じ。以下で詳しく解説する。
ノーマルゲーム
エリア内の敵を全滅させ、隠れているワープゾーンを見つけて入ることでエリアクリアとなる。また、エリアによっては「お助けキャラ」が入っている檻が現れることがあり、爆風で壊すことによって仲間になる。ただし、お助けキャラが置いた爆弾の爆風に触れるとしっかりミスになるので要注意。
キャラクターの特殊能力
バトルゲームにおいては各キャラクターがそれぞれ特殊能力を持ち、【】内の操作で使用することが出来る。
- 白・黒・赤・青ボン : 能力なし
- ハニーちゃん : 仕掛けた爆弾をランダムに高速移動させる。【↑+B】
- 小鉄 : 予備動作の後、ランダムな位置にワープする。【↑+B】
- キャットボンバー : ランダムにダッシュし、当たった相手にダメージを与える。【↓+B溜め】
- ラバーボンバー : スライムに変身し、ソフトブロックを通過できる。変身中は行動不可。【↓+B】
- フェイクボンバー : ソフトブロックに変身する。【↓+B】
- ハヤテボンバー : 偽者の爆弾を設置する。【A+B】
- アトミックボンバー : 予備動作の後、一定時間無敵になる。【↓+B】
- ゴールデンボンバー : 一方向にダッシュできる。【4方向+B】
乗り物
「スパボン4」同様、生物系と機械系の2種類の系統が存在し、それぞれ別の卵から生まれる。搭乗中は爆風に触れても乗り物を失うだけで済む。この点も従来シリーズと同じ。
- ドキューン【機械系】 : Bを押して爆風を伴うミサイル攻撃を行う。
- ガイコッツー【機械系】 : 触れた相手をドクロ状態にする。
- チャージ【機械系】 : Bを溜め押しして無敵ダッシュを行う。
- ヌチャ【機械系】 : ソフトブロックを通過できる。
- リッジレザー【機械系】 : Bを押してダッシュを行う。
- ダチョン【生物系】 : 移動速度が最速になる。
- トリさん【生物系】 : Bを押して目の前の爆弾をランダムな位置に飛ばす。
- オンブー【生物系】 : 移動速度が最低になる。いわゆるハズレ。
- タマゴン【生物系】 : Bを押して目の前のソフトブロックを破壊する。
- バケタマ【生物系】 : 爆弾をソフトブロックに変える。
関連動画
関連項目
- ボンバーマン
- コンプリートゲーマーズトーナメント・・・・・・固定種目として選出されている。
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