ファイナル・デスティネーション(Final Destination)は、2000年にアメリカで公開されたホラー・サスペンス映画である。
タイトルは直訳すると「最終目的地」「終点」。すなわち「死」を意味する。
概要
冒頭において「凄惨な大事故」を予知した事で、一度は死を回避した主人公たちを描く。
大半の人々が無惨な死を迎える一方、主人公と周辺人物は奇跡的に生存する事が出来る。しかし、決して逃れられない死の運命(死亡フラグ)に次々とさらされてゆく恐怖を描く。
従来のホラー映画における殺人鬼やモンスターと異なり、目には見えない「死神の手」が手を変え品を変え襲い来る様は、新たな恐怖として絶賛。多くのファンが生まれた。
これまでに続編が5作製作され、小説化もされている。
2作目は高速道路、3作目は遊園地のローラーコースター、4作目はサーキット場、5作目は橋、6作目は超高層タワーが舞台となっている。
また今作は、『X-ファイル』や『ミレニアム』の脚本家として知られるジェームズ・ウォンの監督デビュー作品でもある。
シリーズ
第1作 『ファイナル・デスティネーション』(2000)
第4作 『ファイナル・デッドサーキット 3D(The Final Destination)』(2009)
第5作 『ファイナル・デッドブリッジ』(2011)
基本事項
- 死ぬ運命を「夢」によって回避した場合、死を逃れたとしても対象者が死ぬまで死亡フラグが立ち続ける。
- 一人の「夢」で複数人が死亡フラグを回避した場合、死ぬはずだった順番通りに死亡フラグが立つ。
- 対象者が死亡フラグを回避した場合、その次に死ぬはずだった人に不定期で死亡フラグが立つ。
- 死亡フラグを運良く回避したとしても、死の運命から逃れられるわけではない。(何年経とうが、またフラグが巡ってくる)
- 第6作では、生存者の子孫にも影響が及ぶ事が明らかになった。
- 超常現象ともいえる死亡フラグの立ち方で対象者を死に至らしめようとする。(風や液体がスイッチ起点になるパターン)
- 死に至る原因は超常的であっても、過程は物理的な現象によるものである。
- 死亡フラグが立った対象者に「ピタゴラスイッチ」的な反応が起き、死に至らしめようとする。(別名:ヒトコロスイッチ)
- 死ぬ場合は、悲惨な死に方をする。(3作目は、ヒロインが撮った写真に忠実な死に方をする)
- 衝撃のラストで終わる。
関連動画
関連項目
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