ホログラフ防衛システムズとは、星のカービィシリーズに登場するキャラクターである。
概要
星のカービィ ロボボプラネットに登場したキャラクターでエリア2「ラスタードロード」のボス。
宇宙企業『ハルトマンワークスカンパニー』が運用するエリア防衛用の戦闘型セキュリティマシンで正八面体のクリスタルのような4つのユニットと周囲に展開する無数のプレートのようなユニットで構成されている。
戦闘ではクリスタル型のユニットが開閉し、カンパニーが入手したデータをもとにしたホログラフを実体化させてカービィに攻撃を仕掛けてくる。生み出されるホログラフは星のカービィシリーズの過去作に登場したボスや中ボスで攻撃手段も限りなくオリジナルに近い内容になっているが、耐久力はオリジナルと比べてかなり低くなっているので威力の高い攻撃が使えるなら短期決戦に持ちこむことも可能となっている。
ホログラフが撃破されると生み出していたユニットも崩壊して頂点と辺だけのフレームのような姿になり、すべてのユニットが崩壊すると吸い込むことが出来る星を撒き散らしながら暴走を繰り返すのみとなり、この状態になるとどんな攻撃を当てても一撃で倒せる。
エリア6「アクシスアークス」のステージ5の道中でも中ボスとして再び立ち塞がってくるが、この時のカービィは圧倒的な火力を誇るロボボアーマーに搭乗しているのであっという間に撃破することが出来る。
ストーリーモードをクリアすると解禁される隠しモード「メタナイトでゴー リターンズ」では強化版のRe:ホログラフ防衛システムズが登場。ホログラフを生み出すユニットが正八面体から四芒星型になり、生み出すホログラフも強化版になっている。Re版のボス説明文によるとこの防衛システムはカンパニーが独自に開発したのではなく他の星で発見した設計図を基にして復元した物らしい。星のカービィ64に登場したピクスと外見が類似していることから設計図を発見した星はホロビタスターである可能性もあるが詳細は明かされていない。
出現するホログラフ一覧
- ホロ・クラッコ
星のカービィシリーズではお馴染みのボスである「クラッコ」のホログラフ。機械で作られたニセモノに引き続き、模造品に再度ボスの座を奪われた本物のクラッコは憤ってそうである。攻撃手段は回転ビーム、体当たり、落雷、雨ふらし攻撃と従来のクラッコと完全に一致している。因みにホロ・クラッコが投下するワドルドゥは何故かホログラフではない通常のもの。強化版のRe:ホロ・クラッコは見た目がUSDXの「クラッコ リベンジ」のような姿になり、攻撃手段もそれに準じたものになっている。 - ホロ・ローパーズ
星のカービィWiiに登場した異空間に生息するモンスター「スフィアローパー」のホログラフ。2体のホログラフが生み出され攻撃はオリジナルの紫と赤の個体のものを再現しているが、赤い個体は炎を纏っての突進攻撃を使ってこなくなっている。強化版のRe:ホロ:ローパーズは見た目が「スフィアローパーEX」と同じく一つ目になり、紫の個体はカービィを引き寄せる小型ブラックホールの設置を行い、赤い個体は通常版ではオミットされていた炎を纏っての突進攻撃を使用するようになっている。Re版のボス説明文によるとこのモンスターのデータはカンパニーに所属する秘書スージーが入手した物らしいが、彼女が何時どこでデータを手に入れたのかは謎のままになっている。 - ホロ・アイスドラゴン
星のカービィ2に登場した冷気を操る竜「アイスドラゴン」のホログラフ。本物ではないとはいえ初の3Dデザインのアイスドラゴンでゲーム本編に登場するのも星のカービィ64以来なんと16年ぶりとなっている。星のカービィ2の挙動を忠実に再現した攻撃に加え、新たにアニメカービィに登場した際に披露した口から雪結晶のようなカッターを吐き出す攻撃も行ってくる。強化版のRe:ホロ・アイスドラゴンは背びれと腹部に菱形のような意匠が追加された姿になり、使用する技の攻撃範囲と移動速度が向上している。 - ホロ・ガラーガ
星のカービィ トリプルデラックスに登場したヘビの巨像「トグ・ロ・ガラーガ」のホログラフ。攻撃手段は基本的にオリジナルと同じだが一部の技には足場に電撃が残る効果が付加され、胴体を分離させて足場に降り注がせる大技「バラバラボディ」はしゃがんでの回避が出来なくなっている等の変更点もある。因みにこのホログラフが生み出される際、背景が変動して5本の柱が出現するという演出がある為かエリア6ではホログラフの中で唯一再登場できていない。強化版のRe:ホロ・ガラーガは見た目が「トグ・ロ・ガラーガDX」と同じ姿になり、全ての攻撃の物量と速度が強化され非常に攻撃がかわしづらくなっている。
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