ミニイカ娘とは、海生軟体動物の一種である。分類学上は軟体動物門頭足綱十腕形上目シンリャクイカ目イカムスメ科とされる。イカムスメと近縁種とされるが、体長130センチ~140センチ、体重は最大で100キロに達するイカムスメとは異なり、成体でも5センチ程度、タバコの箱程にしか成長しない。最近になり、クロミニイカムスメ属の新種も発見された。近年ペットとして高い人気がある。
概要(飼う上での注意事項)
- ミニイカ娘は小さくてもイカである。イカアレルギーの方は注意が必要。
- その容姿から誤解されがちだが玩具ではない。生き物として扱わなければならない。
- 極めて臆病な性格である。ケージを叩く、ケージ内にサメ・シャチ・マッコウクジラ・マグロやカジキ等の天敵を模した玩具を入れる等で怖がらせることは厳禁。
- イカの一種ながら泳げない。原則的に水にいれてはいけないが、定期的に海水に浸らないとストレスをためるので、その際は目玉おやじの要領でお椀に少量の食塩水をいれて水浴びさせるとよい。なお、泳ぐ能力を持たない彼女らがどのようにして主食と思われるエビを捕獲しているのかは謎である。
- 餌はエビ類を与える。エビであれば、小はオキアミやサクラエビから、大は伊勢海老やロブスターなど何でも平らげる。ただし、エビと見るや無制限に食べ続けるため、体調を崩したり最悪死ぬ恐れもあるため、与える量は飼い主側で厳密に管理しなければならない。ミニイカ娘は空腹になると「ゲソ! ゲソ!」と泣き出すが、心を鬼にして決まった時間以外に餌を与えてはならない。もし食べすぎでおなかを壊した場合は消化剤を飲ませるとよい。かつては正露丸などが使われていたが、現在はミニイカ娘専用に調合された「長月胃酸」がペットショップで入手できるので、それを飲ませるのがいいだろう。
- 最適な温度は人間とほぼ同じ。ただし常時ノースリーブであるため冷やし過ぎないように注意しなければならない。
- ミニイカ娘の寿命はおおよそ150年である。人間よりもよほど長生きする為、彼女らを飼う場合には親子3代以上に渡って面倒を見る覚悟が必要である。
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関連項目
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