レイファ・パドマ・クラインとは、逆転裁判6の登場人物である。
概要
当作の舞台であるクライン王国の王女。母は女王のガラン・シガタール・クライン、父は法務大臣のインガ・カルクール・クライン。性格は厳格でプライドが高くワガママと、ある意味テンプレ的なお姫様キャラ。
一人称は「ワラワ」、二人称が「ソチ」、語尾に「~じゃ」をつける等、古風かつ尊大な言葉遣いをする。その一方で、成歩堂らに裁判中に打ち負かされると顔を真っ赤にして怒り出したり、子供じみた捨て台詞を吐いたりするといった年相応の一面も見られる。
14歳という年端もいかない少女だが、霊媒の力を持つ「姫巫女」として、クライン王国の法曹界に絶大な影響力を持つ。
クライン大法廷では「御魂の託宣」と呼ばれる儀式を行い、法廷に用意された水鏡に被害者の「死の直前の記憶」を映し出すことで死者の言葉を代弁し、それを基に被告人に判決を下すのがクライン王国での法廷のシステムとなっている。
霊媒者としては修行中の身で霊媒そのものはまだできず、霊力は綾里真宵や春美に劣るようだ。クライン王国では霊媒ができるようになることで王の資格を得られるため、国民は彼女が早く一人前になることを望んでいる。
自身の導く「御魂の託宣」こそが絶対の真実と信じて疑わなかったが、成歩堂によって託宣のムジュンを指摘され破られたことにより次第に自信を喪失し、自らのあり方について疑問を抱くようになる。
後にクライン王国を揺るがす革命が起きようとする中、彼女も自分のなすべきことを見つけ出す自分自身の革命を起こし、真実に立ち向かおうとする。
御魂の託宣
始祖様の名の下に 《御魂の託宣》の儀式を執り行う!
みなのもの! 目を開き、耳を傾けよ!
今、奉納の舞をもって、被害者の御魂を呼び戻さん!
とくと見よ! 《水鏡》に映し出されし《最後の記憶》を!
レイファが行う「御魂の託宣」は上記の口上から始まり、「奉納の舞」と呼ばれる踊りを行うことで死者の魂を呼び戻す。霊媒の力を使うため、死者の顔と本名を知っている必要がある。
儀式が完了すると水鏡に被害者が目にした死の数秒前の光景が映し出され、更に視覚以外の感覚が文字となって浮かび上がる。
なお、あくまで死者の目線を辿るだけなので、被害者が見ていないものが映し出されることは当然ない。また、被害者がなんらかの知覚障害を患っている場合はその感覚が欠落した状態で映し出され、不完全な映像と化す。
この映像と、事件の資料を基にレイファが死者の感覚を読み解き、それにより被告人の有罪を確定させるのがクライン大法廷の裁判の流れである。
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関連項目
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