一万円札とは、日本で使われているお金(日本銀行券)である。正式には一万円紙幣と呼ばれる。
戦後13年目、1958年(昭和33年)12月1日から発行されている。
概要
一万円札は俗に「万札」、「諭吉」「栄一」などと呼ばれ、この額は日本の最高額紙幣である。つまりこれより上の額の紙幣は日本国内には存在しない。
2024年から流通が始まった新一万冊では、表面には渋沢栄一が、裏面には東京駅が印刷されている。偽造防止のために「すき入れ」で渋沢栄一の肖像が描かれているのに加えて、3Dホログラムでも渋沢栄一の肖像が入っている。その他にも偽造防止の最新技術が多数盛り込まれている。
2023年まで発行されていた一万円札では、表面には福沢諭吉が、裏面には平等院の鳳凰像(鳥の絵)が印刷されていた。
また、表面の楕円形を明るい所で覗くと、うっすらと福沢諭吉が見えるのがわかる。それに加え、細長い線が三本入っているのも確認でき、これらは偽札対策のために施されたものである。
現行の一万円札には渋沢栄一が描かれているが、2023年以前の一万円札は福沢諭吉が、1984年以前の一万円札は聖徳太子が表面に印刷されていた。現在そのような一万円札は製造終了になっている。
帰宅難民になってしまった場合など、財布に入れておけばとりあえずは宿か食事には困らない。・・・とはいえ券売機の都合上一万円に対応していないケースもあるので千円札と一緒に持っておくと良いかもしれない。
束ねたもの
集めて束ねると「札束」になり、強力な武器になる。
札束風呂、札束で殴るゲーム、札束ビンタ、札束コラなど
割とそちらの関連項目が充実していたりする。(項目参照)
サイズ・重さ
大金・小道具として
富や高額として分かりやすいため、フィクション作品において
漫画・アニメ・映画・実写など撮影用の小道具としても用いられる場合も多い。
- 大金を仲間や周囲・町に還元しようと気前よくバラまく。
- 浪費や散財、税金の無駄遣いの比喩として沢山の万札が空中を舞っているシーン。
- 怪しげな男に万札を渡してよからぬ物を受け取る生々しいシーン。
- 札束がギッシリ詰まったアタッシュケース、ジュラルミンケース。
- 命乞いでお金を渡す、金で解決しようとばらまくシーン。(死亡フラグ)
- お金を提示され、欲求と躊躇いの狭間で迷う。
- 偽札を作ろうとする人間や組織 …最近は見られないかもしれない。
- 一万円札のお風呂に美女と入る広告。
…など、どこかで見たことがあるかもしれない。
役に立たないアイテム
某世紀末作品冒頭では
「こんなもの、今じゃケツを拭く紙にもなりゃしねってのによ!」と捨てられるなど
ポストアポカリプス(項目参照)な世界観ではただの紙切れに成り下がる。
よく見ると聖徳太子が描かれていたところに時代を感じる。
(連載が1983年開始で、福沢諭吉の描かれた一万円札は1984年から)
なお特殊な印刷技術が使われているため、実際にケツを拭く紙に適していない。
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https://twitter.com/nikuhito2117/status/1233646749597589506
余談・その他
- 表面と裏面の両方に「ニ」「ホ」「ン」と書かれているところがどこかにあるので、暇つぶしに探すのもよいだろう(本当に小さく、見つけるのに時間がかかるので注意)。
- 紙幣では一万円が最高額面だが、硬貨では一万円を超える額面のものが数種類存在する(十万円金貨や五万円金貨。いずれも記念貨幣)。
- 二千円札・五千円札と共に、自動販売機では対応していない場合がほとんど。
- 原価は20円程度。[1]
- 「どうだ明るくなったろう」でお馴染みの成金さんが燃やしているのは万札…ではなく百円札。
- 寿命が来て公式に裁断処分された一万円札(本物)を内部装飾にあしらうボールペンも発売されている。
- 物価の安い国だと1万円でも無敵&無双できるかもしれない。(治安は考慮しない)
関連項目
脚注
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