宮(みや/きゅう)とは、以下のことを表す。
- 宮殿のこと
- 皇族のこと
- 五声の一つ
- 黄道十二宮のこと
- 宮 -Love in Palace- - 韓国のドラマ
- 株式会社宮 - かつて存在した栃木県宇都宮市に本社を置く外食チェーン。現在は株式会社アトムに合併。
人名
- 宮健一 - 日本の声優
- 宮繁之 - 日本のアニメーション監督
- 宮徹 - 日本の調教師
- 臧宮（? - 58年） - 後漢の武将
- 馬宮（? - ?） - 前漢後期から新にかけての政治家
- 陳宮（? - 198年） - 後漢末の武将
地名
「○○宮」という地名の通称として使われることが多い。
漢字として
- 意味
- 建物、部屋、王侯の住まう場所、宗廟、みたまや、宮殿にいる人、大きな家、かこい、去勢する刑、という意味がある。日本語では、神社、皇族、という意味がある。
- 〔説文解字・巻七〕に「室なり」とある。〔爾雅・釈宮〕に「宮を之れ室と謂ふ。室を之れ宮と謂ふ」とある。
- 字形
- 宀＋呂の会意。呂となっている部分は、部屋の平面図の象形（呂の字は背骨の象形でそれとは別由来）。簡体字の宫のほうが金文などに近い。〔説文〕は躳の省略を声符とする形声としている。
- 音訓
- 音読みはキュウ（漢音）、ク、クウ、グウ（呉音）。訓読みは、みや。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 部首
- 宮は、〔説文〕で部首である。ほかに營（営）が属する。
- 声符
- 宮を声符とする漢字には、𦵡、𣪯、𧎡などがある。
- 語彙
- 宮刑・宮司・宮室・宮女・宮中・宮廷・宮殿
関連項目
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