小林亜星(1932年8月11日~2021年5月30日)とは、東京都出身の作曲家・俳優である。
概要
祖父は医師、父は役人という家庭で、慶応大学医学部に入学するも、すぐに経済学部に転入する。医者になりたく無かった事と音楽サークル活動に熱中した事で親に断りなく転部、卒業時に親の知るところとなり勘当される。 その後会社員になるが、すぐに辞め作曲家・服部正に師事をするようになる。当初は服部から「音楽大学出身者以外の弟子は取らない」と断られたが、自作曲を録音したカセットテープと連絡先を書いたメモを郵便受けに置いて帰った所、数日後に電話で入門を認められた。後に独立をし、CMソングを中心に作曲活動を始める。
一般に知られている名前の漢字表記は「亜星」であるが、本人は「亞星」と書くようである。母の尊敬する演出家の息子の名前をとって「亜星」と付けられた。
CMソングやテレビ主題歌にヒット曲、ロングランの曲が非常に多い。俗に・東の小林亜星、西のキダ・タローと言われる位に日本人の耳になじむメロディーを作曲していると言える。
また俳優としても活躍し、TBS系列で放送していた『寺内貫太郎一家』の主人公・寺内貫太郎での強烈なキャラクターははまり役となった。
特撮「太陽戦隊サンバルカン」ではバルパンサー・豹朝夫の父親役としてゲスト出演。
豹朝夫を演じた小林朝夫は亜星の実の息子。1度のみながらも親子共演が実現している。
代表作としては『日立・この木何の木』、『明治・チェルシー』、『新興産業・パッとサイデリア』等のCMソングも多いが、歌謡曲では都はるみの『北の宿から』、ダ・カーポの『野に咲く花のように』等がある。またアニメ&特撮ソングも多数作曲をしていて、ヒット作も多数ある。
主な作曲
- あなたとコンビニファミリーマート
- ターンAターン
- ちょっとうれしいカローラ
- にんげんっていいな
- 人間みな兄弟
- 日立の樹
- パッとサイデリア
- ひみつのアッコちゃん
- 地平を駈ける獅子を見た
- ワンサカ娘(レナウン娘)
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関連項目
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