屋敷幽霊とは、幽霊となった屋敷(建物)である。
幽霊が出る屋敷、ではない。
概要
「幽霊屋敷」は幽霊が出る屋敷だが、屋敷そのものが幽霊化したものを「屋敷幽霊」と呼ぶ。
荒木飛呂彦の短編漫画「デッドマンズQ」および、長編漫画「ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン」にて登場する。(現実世界での目撃談や体験談は不明)
後者は「物体の幽霊」を操るスタンド能力を持つ少年エンポリオ・アルニーニョが、刑務所内で「火事で焼失した音楽室の幽霊」に隠れ住みながら空条徐倫に協力する。
前者は生前は殺人鬼であり、死後は現世をさまよいながら安息の地を求める幽霊・吉良吉影が、(心の平穏のために引き受けている)仕事の途中で見つけた理想の場所。
大戦中の空襲で焼失した屋敷が幽霊となったもので、「生前」の調度品や生活用品をまるごと備えている。それらの品々も、もちろん幽霊である。
竹久夢二の絵画、江戸川乱歩や宮沢賢治、ダンテ、ヴィクトル・ユーゴーなどの書物、ナイフやフォークなどの品揃えは、幽霊ゆえに現世での生活に不便を感じている吉良吉影を狂喜させた。
仕事を依頼した尼僧によれば、九州に2件、徳島と和歌山にも1件ずつ、旅館や学校の幽霊が存在しているとのこと。
関連項目
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