恐山(おそれざん、おそれやま、きょうやま)とは、日本の地名、姓である。
地名
姓
その他
概要
9世紀頃に天台宗の慈覚大師円仁が開基した、宇曽利山湖の湖畔にある恐山菩提寺は日本三大霊場の一つで、現在は曹洞宗の寺院となっている。
霊場内には温泉が湧くため共同浴場としての利用もなされている。
その景観から極楽浄土ともいわれ、死者を供養する地として信仰を集めてきた。
噴出する硫黄ガスの為に植物はほとんど育たず、岩石は化学分解されて黄白色に変色している。
パソコンやスマホ等も噴出する火山ガスのため三か月から半年で壊れてしまうという[1]。持ち込んだスマホが異常動作をしたとしても自然現象であって霊障ではない。
吹きあがる硫黄の音とその匂い、お供え物を目ざとく狙う頭上のカラスの大群、無数に回る風車など、あの世と繋がっているとも言われる天国と地獄のテーマパークのような場所。
少量だが砂金が採れる。地質調査により、世界的に見て最高品質の金の鉱脈があることが判明しているが、鉱脈が発見されたのは恐山一帯が国定公園に指定された後であるため、新規の鉱山開発は法律で禁止となっている。そもそも土壌に高濃度の砒素と硫化水素が含まれており、ここの地面を掘れば採掘者の生命に危険が及んでしまうので本格的な金の採掘はどのみち絶望視されている。
最盛期の夏場になると、合掌霊場アイスという、おどろおどろしい名前のアイスが菩提寺の正門前で売りに出される。ババヘラアイスと同系列なのか基本的に売り子はおばちゃん。
イタコがいるイメージが強いが、恐山にイタコは常駐していない。やってくるのは7月下旬の恐山大祭と10月の恐山秋詣りの期間中だけ。
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関連項目
脚注
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