戦国魔神ゴーショーグンとは、1981年に放映された、葦プロ制作のロボットアニメである。
ストーリー概要
世界全体に根を張り、人類の支配をもくろむ秘密結社ドクーガはブンドル、ケルナグール、カットナルの三将軍を縦横無尽に操り工作活動を行わせる一方、科学者・真田博士が発見した謎のエネルギー体『ビムラー』の奪取をもくろんでいた。
これに対し、謎の男サバラスに率いられた北条真吾、キリー=ギャグレー、レミー=島田の私設部隊「グッドサンダーチーム」は、真田博士の遺児である真田ケン太を連れて、ビムラーを動力源とする巨大メカ「ゴーショーグン」と、ゴーショーグンの母艦「グッドサンダー基地」で戦いを挑む。
そして当初はグッドサンダー基地を瞬間移動させられる力を持つエネルギー(それゆえ軍事転用の価値がありドクーガが欲していた)と思われていたビムラーは「進化するエネルギー」であることが判明し、ビムラーの謎とケン太の行く末が物語の核となっていく。
制作背景等
本作は葦プロを語る上で重要な作品のうちの一つである。
前作「宇宙戦士バルディオス」において大部分の脚本を書いた首藤剛志が原作・構成を担当。さらには一部放映回の作画を担当し好評を博した人員を引き継いだ。ドクーガの幹部いわゆる「ドクーガ三将軍」と、グッドサンダーチームのキャラクターがマニアに受け、劇場版とOVAが作られるに至っている。
今作においては現場の厳しさから、止め絵主体の戦闘シーンが一部に見られ、その他数字の面も振るわず、前作同様放映数が短くなってしまった。しかし首藤が前作の反省を踏まえ「3話で風呂敷を畳めるように」準備を行っていたため大きな破綻は起こらなかった。
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関連項目
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