ダイターン3とは、アニメ「無敵鋼人ダイターン3」のこと、またそこに出てくる巨大ロボットである。
ダイターン3(ロボット)
破嵐万丈搭乗の主役機。全長120m。人型のダイターン3、戦闘機型のダイファイター、戦車型のダイタンクの三形態に変形可能。万丈が「ダイターン、カムヒア」と呼ぶとどこからともなく現れる。
主要な武器はダイターンジャベリン、ダイターンファン、ビッグウェッブなど。必殺技はサンアタック。
スーパーロボット大戦におけるダイターン3
スーパーロボット大戦においては『第3次スーパーロボット大戦』から参戦しており、以降の参戦率はかなり高い。
参戦した作品では大抵スパロボ独自設定である『破乱財閥』を擁し、かなりの資産家として描かれており、主人公部隊もその恩恵に与る事が多い。金持ちなめんなよ。
これは、原作で火星から脱出する際に金塊を持ち出して大金持ちとなった設定をより誇張したものである。
上述の資金以外にも、身体能力の高さや豊富な知識、作品の枠を越えた人脈、ピンチにはここぞと駆け付けるヒーロー性など、オイシイ場面で活躍する事が多い。
別作品やスパロボオリジナルのボスキャラに対しても、主人公・或いはそれに準じるキャラであるかのような決め台詞を放ったりもするカリスマ兄貴。
ゲーム中でも強キャラである事が多く、万丈の能力の高さと精神コマンドの『魂』(スーパー系のパイロットで魂を習得する者はほとんどおらず非常に貴重)、ダイターン3自体の火力の高さが相まってボスキラーとして八面六臂の活躍を見せる。また『魂』以外の精神コマンドをレベル1で習得している作品もあり、この点も魅力である。サブパイロットはいないが全然問題ない。ダイターン3はHPや装甲も高く、シールドも持っているのでスーパー系の中でも頭一つ抜けて頑丈である。特に『IMPACT』はシールドが優遇されたゲームバランスであった為、驚異的な堅さを見せた。
反面、雑魚敵を倒すのに適した武器が少なく、特に長距離攻撃に制限や障害が多い。『加速』を修得出来る作品が少なく、元々の移動力も高くない為、敵地にいち早く切り込む事も難しい。ダイファイターに変形すれば移動力は上がるが、それも雀の涙程度であり、使える武器も貧弱になる。雑魚は他の仲間に任せ、ステージ終盤にボスを相手に力を奮うのが王道の使い方と言えるだろう。
スパロボオリジナルユニットであるグルンガストは戦闘機形態・戦車形態に変形するなど明らかにダイターン3を意識した設計になっている。この影響か、グルンガストのパイロットであるイルムガルト・カザハラがOGシリーズで万丈の役割を担っていたりする。
『スーパーロボット大戦A PORTABLE』『スーパーロボット大戦Z』では、『無敵超人ザンボット3』との夢の声付き合体攻撃をやってのけた。
Zでの『スペースコンビネーション』はサンアタックとムーンアタックの併せ技であり、トドメ演出はザンボット3と身体を合わせての『コンビーネーションクラッシュ』。それ何てユニゾンアタック? 『AP』の時点で既に万丈役の鈴置洋孝氏は鬼籍に入っていたが、生前に収録したがボツになっていたボイスが日の目をみることになった。なおその後の作品でもCVは鈴置氏のライブラリ出演が続けられており、代役は立てられていない。
参戦回数自体は多いが、その割に原作のストーリーが再現される事は少なめである。だが原作再現の場合、基本的に非常に固く厄介なドン・ザウサーがダイターン話のラスボスとして君臨する。『スーパーロボット大戦A』の時点でもかなりの強敵だったが、リメイクの『AP』では更に強力となり、HP18万で毎ターンHP回復持ち、底力Lv9も持つため避けて当ててくる。ぶっちゃけラスボスより強く、スパロボ歴代でも最強クラスの敵と名高い。
関連動画
アニメ「無敵鋼人ダイターン3」に関する動画は無敵鋼人ダイターン3の記事も参照。
関連商品
関連項目
- 無敵鋼人ダイターン3
- 破嵐万丈
- ロボットの一覧
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