戦艦タ級とは、艦これに登場する敵艦「深海棲艦」の1隻である。
概要
上はセーラー服、下はパンツのみというあざとい服装をしている。第4海域(西方海域)からプレイヤーの前に現れる。
大きなマントを羽織っており、立ち絵では裾からきれいな歯茎砲を出している微笑んだ絵で描かれているものの、深海棲艦特有の目元の燐光ため表情が分かりづらく、人型深海棲艦屈指の不気味さを感じさせる。
重巡以上の深海棲艦には当てはまることだが、flagship化したものはかなり高い確率でこちらの1隻以上を中大破させ、提督にトラウマを刻んでくる。更に、羅針盤に打ち勝っていい感じに進んできてもボス直前のマスに控えるフラタにボス突入を断念させられる例は後を絶たない。
また、愛情を注いだ艦とケッコンカッコカリを済ませ、いそいそと新婚旅行に出かけたリランカ島最初のマスでフラタの大歓迎を受け、母港へUターンさせられた経験を持つ提督も多くいるだろう。
しかし一方、鎮守府近海から高難度海域までどこにでも幅広く出現するル級、特定海域にしか登場しないものの圧倒的な戦闘力で提督達を恐怖させたレ級の間に挟まれ、どうもイマイチ影が薄い印象があるのが不憫。火力や装甲・耐久力をはじめ各ステータスがル級に若干劣るとはいえ、決して弱いわけではないのだが。
むしろ、ル級よりもステータスが下なのは表面上見えるステータスに過ぎず、命中や回避などはル級よりもタ級の方が上であるため、同じ戦艦でも確実に当て、こちらの砲撃は回避されなかなか有効打になりにくい、といった感じになる。したがって艦隊によっては一撃必殺が怖いル級よりも着実に当ててくるこちらの方が厄介、とする場合もある。
何せ道中やボス戦で出会った場合の大破事故率がル級以上に高い事を意味するのだから。
なおイロハ級の戦艦が混成で出ることはまずないため、第2期の通常海域ではタ級は早くて4-1か3-5以降でしか出現しないため、ル級に比べるとあまり見るケースはない。一方イベントではル級かタ級の割合はどちらかに傾くケースが多い。ただしタ級は改flagshipが現時点で実装されていないため、タ級が多いイベントでもル級改が出てくる場合が時折ある。
2014年5月23日から追加されたEX海域「沖ノ島沖(2-5)」では海域ボスを務めていて、ボスマスの戦艦タ級を4回撃破する事で海域クリアとなる。
ボスマスに登場する戦艦タ級は司令部レベルが99以下であればelite型となるが随伴に戦艦ル級eliteが2隻出てくるのでなかなかに手強く、ゲージを3回削って陥落目前となるとボスのタ級がflagship型にパワーアップする。さらに司令部レベルが100以上の提督の場合は最初から戦艦タ級flagshipが登場する上、ゲージ破壊が目前になると随伴の戦艦ル級eliteが1隻flagshipに変化する厳しい戦いとなる。
なお第2期では上述どおり2-5からリストラされたため、4-1か3-5で初めて出会うことになる。そして4-2ではボス旗艦としてflagshipが登場する。特に最強編成だと随伴にヲ級flagshipを従えているほか、2隻いるワ級もflagshipとなるため舐めてかかると非常に危険。逆に最弱編成だとワ級がノーマルと置物同然になる上、ヲ級もeliteになるので、めちゃくちゃ楽になったりする。
あのコケティッシュな駆逐艦に匹敵する下半身の無防備さと、ネクタイがそこはかとなく主張する上部装甲の厚さのコンビネーションから「敵艦隊のグラドル」の呼び声も増えてきた。セクシービーム(実弾)でメロメロどころか大惨事待ったなしだが。
鬼や姫クラスの方がもっとセクシーな服装をしている事も多いのだが、やはり(グラビア)アイドルたる所以は服装以上に登場頻度によるものなのだろう。
ちなみに、elite型でもflagship型でもないノーマル型の戦艦タ級は、イベント以外の通常海域では初登場の4-1でしか出現しないという何気にレアな存在でもある。
武装(ノーマル艦)
16inch砲はアイオワ級戦艦やネルソン級戦艦を筆頭に多くの連合国軍戦艦の主力艦砲として運用された。
「長門」「陸奥」も同口径の艦砲を装備している。
12.5inch砲は1876年に起工されたイギリス海軍の砲艦「アガメムノン」などが搭載する他、明治期の連合艦隊
防護巡洋艦「松島」などが32cm砲として装備していた。第二次世界大戦中にこの種の艦砲を採用した海軍はほとんど存在していない。
elite・flagshipになると16inch砲を三連装のものに換装し、対水上電探(レーダー)も装備している。
関連静画
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関連項目
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