有とは
対義語は無。
人名
その他
漢字として
- 意味
- 持つ、所有する、保つ、ある、存在する、出現している、薦める、親しむ、(又と通じて)また、という意味がある。
- 〔説文解字・巻七〕には「宜しく有るべからざるなり」とあり、異変のある意味としている。
- 字形
- 又+肉の会意。又は右手の象形。肉を手で持つという字である(〔文源〕などの説)。甲骨文では又を有の意味で使っている。つまり又は有の初文。
- 〔説文解字〕は月に従う又声の形声とし、〔春秋左氏伝〕から「日月、之れを食する有り」を引用する。月食が異変という解釈である。
- 音訓
- 音読みはユウ(漢音)、ウ(呉音)、訓読みは、ある、もつ、たもつ、したしむ。名のりに、すみ・とお・とも・なお・なり・みち・ゆ、などがある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 部首
- 有は〔説文〕では部首である。ほかに㦽、龓が属する。
- 声符
- 有を声符とする漢字には、侑、洧、囿、姷、宥、郁、痏、䀁、絠、蛕、賄、䞥、鮪などがある。
- 語彙
- 有意・有為・有事・有識・有若・有職・有数・有象無象・有望・有無・有名・有力
異体字
- 𢇔は、〔字彙補〕に有と同じとある異体字。
有を含む項目
有機・生物数学有料・お金共有自然場所・国家 |
作品・書籍鉄道会社・機構・車両鉄道路線鉄道駅道路 |
行動・状態企業その他 |
関連項目
無 … 対義
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